マンガのおはなし

【2021年】1月に読んだ、おすすめマンガ

1月も面白いマンガをたくさん読みましたので、感想とおすすめの紹介したいと思います。1月発売の作品を中心に書きますが、多少の前後があったり、急に古い作品も出たりしますが、そのあたりはご了承ください。

普段はTwitter(@takenoco_comic)でkindleのセール情報、新刊の発売情報、日々の読んだマンガの感想を呟いています。お気軽にフォローしてください。

毎日更新しているkindleのおすすめセール情報かこちらからご覧になれます。




マッシュル 4巻

今回も筋肉とシュークリームで全てを解決するマッシュル。
相変わらず辛辣なツッコミで相手を凹ませる所も好き。
「なんかアナタ、自分のこと深い人間だと思ってそうですね。」
こんなの言われたら恥ずかし過ぎる!

チェンソーマン 10巻

読者を阿鼻叫喚させた9巻に続き、
さらにドン底に叩き落とす展開。
アキを殺してしまい落ち込むデンジにマキマが衝撃の行動。
次巻の最終巻は楽しみなのか、楽しみにしてもいいのか。
とにかく待ってる。

はたらくすすむ 3巻

2巻終わりのりほの告白の続きから始まる。
すすむに息子もいたのは知らなかった。
嬢それぞれの事情、引き抜きなどの禁止行為、
この仕事は色々大変そう。
次巻予告の世界観の休業が気になるから4巻を早く読みたい。

八百森のエリー 5巻まで

農家と小売を繋ぐ仲卸の大事さを教えてくれるマンガ。
農協や仲卸は手数料を中抜きする悪いやつら、
そんな先入観があるけど必ずしもそうではなさそう。
なんでも良い面と悪い面がある。
それを知っておくのは大事だと思う。
このマンガは勉強になる。

ゆるキャンΔ 11巻

バイクと電車の合同静岡キャンプ。
ここは機関車トーマスが走る所かな?
景色も良さそうだし、いつか行ってみたいな。
いつ読んでもキャンプに行きたくなるし、
外でご飯も食べたくなるけど、
インドア派なので行く事は多分ない。
今回もほのぼの楽しかったです。

Thisコミュニケーション 2巻

不死身で怪力の少女たち「ハントレス」と、
指揮官デルウハが外敵と戦う物語なんだけど、
デルウハが必死でやっているのは、
ハントレス達を自分に懐柔する工作がメイン。
「死ぬ直前1時間の記憶を無くす」
ハントレスの特性を活かした手法はブラックで面白い。

BEASTARS 22巻完結

肉食獣と草食獣の物語はこれで一旦終わりです。
長いようで短い、とても濃密な時間を過ごさせてもらった。
本当に大好きな作品で、
まだまだ描いて欲しい事がたくさんある。

だけど一番言いたいのは感謝。
素晴らしい作品をありがとうございました。

進撃の巨人 33巻

始まった地鳴らし。
エレンを止めようとするアルミンとミカサ達。
最終決戦がついに始まった。

結末は次巻の最終巻。
その最終巻は5月か6月に発売!
(フワッとしててイマイチ締まらない)

メタモルフォーゼの縁側 5巻完結

終わり方が好きで、すぐに2回目を読んでしまった。
優しい物語のおかげで仲良くなった優しいふたり。
とても素敵で読んでいて幸せだった。

サイン会の完ぺきな日を過ごせたうららさんの一言が印象的だった。
良い作品を描いてくださってありがとうございました。

最果てのソルテ 1巻

『惑星のさみだれ』水上悟志さんの新作はSF魔法アドベンチャー。
二週目の旅の妖精、死にたがり、物知り。
この4人パーティーで魔界を目指す。
期待通りの面白さで先が楽しみなマンガがまた1冊増えました。

SHY 1巻

世界各国にヒーローがいて、
日本のヒーローは恥ずかしがり屋の少女シャイ。
身体的な能力は高いけど、精神的な部分が弱くて、
助けきれなかった人の事で悩んだりする、
シャイの成長物語の様子。
女性ヒーローの話は新鮮で面白い。

可愛そうにね元気くん 2巻まで

好きな女の子の凌辱マンガを描くド変態。
変態の弱みを握ってペットにしようとする人気美少女。
シスコンを拗らせまくってそうな美少年。
鈍臭い巨乳少女。

それぞれの思惑が分からなくて先が気になるけど、
他人に薦めて良いのか分からない。
それでもあえてオススメしたい。

アルマ 1巻

素晴らしい第1話で始まった。
これで終わりの読み切りだとしてもお金払う価値がある。
内容はヒトとキカイの終末SF物語。
絵がキレイで読みやすくて続きが気になる。

大ダーク 2巻

宇宙船の中で快適に過ごせるようにお買い物。
そこで一=ダメ丸と出会う。
それだけの話なんだけど世界観と描写が独特過ぎてやっぱり面白い。

まさか「みぼすぱん」が、
「みぼ」「す」「ぱん」
この3種類からできてるとは思わなかったな。

戦国妖狐 4巻まで

少し古い作品。
闇(かたわら)と呼ばれる妖のようなものと、
人間、その間の存在が送る戦国ファンタジー。
水上悟志さんの作品なので読んでみたけど、
正直言って3巻までは我慢の展開。
3巻から盛り上がってきたから続きが楽しみ。
この人の作品、やっぱり好き。

チ。―地球の運動について― 2集

1集でラファウが地動説を守った10年後。
その意思を引き継ぐ人が現れる。
火星の観測記録で分かる事、分からない事、惑星の名前の由来。

一生快適な自己否定に留まるか、
全てを捨てて自己肯定に賭けて出るか、
どちらを選ぶも自由だ。

勉強にもなるし、何より熱い。

マロニエ王国の七人の騎士 4巻

生き物の国を訪れた獣使い。
みんな動物にされた生き物の国の人達を、
人間に戻すためにサトゥルノを探す。

この世界観はなんなんだろう?
本当に素敵で素晴らしい。
シロネンなんて鳥だけどカワイイし、
ずーっと読んでいたい。

レミドラシソ

メタモルフォーゼの縁側の作者、鶴谷香央理さんの短編集。
吹奏楽部の白井くん、おおきな台所、ル・ネの3本とおまけ。
相変わらずの優しい空気で、読み終わった余韻が心地いい。
次回作が楽しみ。

スーパーベイビー 3巻

期待通りの最高の内容でお送りした3巻。
同棲に向けた物件探しから始まり、
友達に色々手伝ってもらったり、
何から何まで2人とも楽しそう。

どっちかが凹むと、
もう片方が超ポジティブ思考で簡単に乗り越えちゃう。
読んでて楽しいし嬉しい。本当に好き。

ハクメイとミコチ 9巻

1年ぶりに読めるのが嬉しくて、
読んだらやっぱり面白くて、本当に大満足。

細かくて綺麗な絵も平和で淡々とした日常も素敵で素晴らしい。
ミコチの料理が食べたいし、この世界で暮らしてみたい。
もしかして次も一年後なのかな?それだけが心配。

峠鬼 3巻

少しずつ過去が明らかになりながら、
旅はゴールに近付いてきた。
八百万の神々や仙人の話をしながら、
SFも混ぜて話が成り立つのが不思議。
世界観も絵の雰囲気も好きだし、
この先も本当に楽しみな作品。

よふかしのうた 6巻

決心したマヒル、謎だらけのキク。
ていうかそもそも謎だらけの吸血鬼。
過去の記憶と吸血鬼の弱点。
そして明らかになるナズナちゃんの実年齢!

今回も楽しくシリアスに盛り沢山で面白かった。
そしてこの終わり方は次の話が気になって仕方ない。

キングダム 60巻

横山光輝の三国志に追い付いた60巻。
趙との戦いは終わり、楚との戦いに移る。
呂不韋と政の絡みは面白かったし良かったなー。
あとは戦がもう少し短くなって欲しいかな。
このままだといつまで経っても終わらなそうだよ…。

adabana 徒花 中巻

何があったのか、誰が悪いのか、誰が犯人なのか。
徐々に真相が明らかになり始めるけど結末の予想がつかない。
重くて救いがなさそうなんだけど、一気に読んでしまう。
人の悪意は怖い。次の最終巻を待ってます。

アルテ 14巻

怒涛の展開からフィレンツェを脱出。
そして最終巻だと勝手に思い込んでいたら全然違ってました。
今回は泣かせにきましたね、これは。
惜別と再会の約束、母の覚悟。
終わらなくて良かった、面白かった。

ブランクスペース 1巻

おバカで優しいショウコのキャラが良い。
スイの能力も面白いし、これからの展開が楽しみ。
犬ができる展開も楽しそうだったな。
絵の雰囲気と空気感が好みだったし、買ってよかった。
大満足です。

JJM女子柔道部物語 10巻

全道大会の決勝が始まる。
カムイ南の快進撃と決勝の結果は所々で泣ける。
メンバーが多い分、試合シーンを短くしてるから、
進行が早いのは助かるけど、
キャラがしっかりしてるから内容も濃い。
小林まこと味がもっと出てくると更に面白い。

ブルーピリオド 9巻

藝大祭を予想以上に楽しんだ八虎。
夏休み、後期と時間が進みながらの本編。
今回も濃い内容と熱い考えのぶつけ合いが面白い。
努力も才能。
面白い考え方だし、色んな考え方があるなー。

北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 2巻まで

極寒の北欧の地を治める貴族のリツ。
元軍人のジークリンデに一目惚れして一年間のお試し婚。
厳しい雪国でトナカイを狩ったり、
冬を越す準備をしたりの描写や、
2人の距離が少しずつ近くなっていくのは見ていて楽しい。
続きも気になる。

マイ・ブロークン・マリコ

親友のマリコが自殺した。
マリコのクソ親父に遺骨なんか渡さん!
そんなシイノの衝撃的で衝動的な行動。

勢いと熱量が素晴らしくて、
美しい思い出と嫌な思い出と現実の落差が容赦ない。
最後まで面白く読ませてもらいました。

対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~ 1巻

お嬢様学校に入学した庶民が、
校内一のお嬢様と校則で禁止されている格ゲーで対戦。
お嬢様がゲームに勝ちたくて熱くなったりするのは見ていて面白い。
これからの展開はどうするのか気になる。

歌屑 伊藤悠初期短編集

『皇国の守護者』『シュトヘル』『オオカミライズ』
自分が伊藤悠さんの作品を好きなのを再確認する短編集だった。
実直、人外、熱量が好きなんだと自分では思ってるから、
それらが好き、伊藤悠さんが好きな人には特にオススメしたい。

ロスト・ラッド・ロンドン 1、2巻

「人生なんて、たったひとつの出来事で変わっちまうもんだ。」
という意味深な言葉で始まるサスペンス物語。
ロンドン市長殺害の容疑者のアルと刑事のエリスが真犯人を探す。

独特の絵の雰囲気と構図、会話のテンポがかなり好き。
何気ない会話や、相手の呼び方、偏見に対する認識の相違、
色んな意味が込められているのを感じる。
良い作品に出会えたなーと思うし、色んな人におすすめしたい。

ソマリと森の神様 2巻まで

人間のソマリとゴーレムの父。
人間と異形の戦争でほぼ絶滅した人間。
人間である事を隠しつつ人間を探す旅での、
出会いや危険な出来事。
人間と異形との間に何があったのかが徐々に分かってきた。
優しい雰囲気の絵と世界がこれからどうなるか楽しみ。

スポットライト 1巻

ミスコンのカメラマンをやる事になった根暗な斎藤くん。
隠れて好きな人の写真を撮り続ける生活から、
変わろうとする内容なんだけど、
斎藤くんに対する周りの言葉がキツい。
正論だからキツい。
そして自分の価値観を揺るがされる。
うーん、面白い!

カラーレス 1巻

太陽フレアの影響で地球上から色素がなくなった世界。
人も色も今とは違うものになってしまった世界で、
色を研究して色を使って色を探す物語なのかな?
設定や世界観が素晴らしいし、
この作画は連載時や単行本ではどうなってるんだろう?
かなり面白いです。

自転車屋さんの高橋くん 1巻

八方美人で断れないアラサーの主人公と、
元ヤン?で自転車屋の高橋くんのまったりした恋の話になりそうな話。
見た目と違って良い人だけど、
見た目通りにキレやすくてズバズバモノを言う高橋くん、
良いキャラだなー。続きも読もう。

スインギンドラゴンタイガーブギ 1巻

戦後の日本で姉のために人探しをしているトラ。
ジャズバンドに加入して米軍相手に歌を披露する。
時代背景と絵の雰囲気が合ってて良い感じ。
ジャズ漫画を読むと、
ジャズにもう少し詳しくなると色々楽しそうだなと思う。

友達として大好き 1巻

自由奔放なギャルが真面目な生徒会長に告白するけど、
校則違反だから断られて友達になろうとする話。
下ネタから入るけどそれほどエロ過ぎず、
噛み合わないけど続く会話は面白くて、
少しずつ変わっていく2人がなんだか好きになる。
先が非常に楽しみです。

ニジとクロ 1巻

白黒はっきりしないと気が済まないクロエが、
ニジイロテンゴクオウムのニジを拾って飼うことに。
母とクロとニジの3人の日常物語。

正直言って期待してなかったけど、超好き。
とにかくニジがかわいい。
とりあえずもう一回読む。これは超オススメです!

ヤンキー君と白杖ガール 1巻

ヤンキーの黒川と、
弱視で白杖を使って日常生活をしているユキコ。
ふたりのラブコメ4コマ。

弱視についてかなり分かりやすく描いてあって、
そういう風に見えるのか、そうすればいいのか、
など勉強にもなるし面白い。
登場人物が優しい人ばかりなのは最高。

モディリアーニにお願い 1巻

東北にあるバカでも入れる美大の一年生。
3人しかいない男子生徒が仲良く楽しく厳しく過ごす話。
淡々と進みながら時に胸が熱くなったり、笑えたり。
読んで良かった、続きも読みたい。

血の轍 10巻

過去を思い出して未来に向かう誠一。
やっと平和が訪れそうな雰囲気を漂わせつつ、
そう簡単に幸せにはさせないのが押見修造。
やっぱりこのマンガは素晴らしい。

おとなになっても 2巻

大人の百合不倫マンガというとイメージが少し違う。
ドロっとしてるけどあっさり読めてしまう。
描き方、読ませ方が上手いのかな?
今回は色々な人に色々バレて色々大変。
夫婦の問題からもう一回り大きな問題になりつつ、
次巻は盛り上がりそう。面白い

珈琲いかがでしょう 1巻

少し古い漫画ですが、
移動珈琲屋さんが丁寧に、誠実に、
心を込めて淹れる美味しい珈琲。
色んな人の悩みが解決したり、
救われたりする話で面白い。
そう思っていたら最後に急に空気が変わった。
これからどうなるのか楽しみ。

フリクションガール 1巻

ボルダリングをする女子高生のマンガ。
熱血感はほとんどなくて、程良くゆるく話が進んでいく。
都会はボルダリングができる施設があって素直に羨ましい。
やってみたいなーと思う。

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今月のおすすめは何と言っても、
『スーパーベイビー』『ハクメイとミコチ』
このふたつは外せません。

最終回を迎えた『BEASTARS』
『メタモルフォーゼの縁側』も素晴らしかった。

新連載では『スポットライト』『最果てのソルテ』
『ブランクスペース』『ロスト・ラッド・ロンドン』
この辺はぜひ読んで欲しいです。

1月に読んだマンガの感想でした。
何かの参考になれば嬉しいです。

最後に、今まで読んだマンガの感想を、
月別にまとめた記事を貼っておくので、
よろしかったらご覧ください。

ABOUT ME
たけのこ
マンガとゲームとサッカーと美味しいものが大好きです。 マンガの感想と紹介をまとめたページはこちらをご覧ください。