マンガのおはなし

【2021年】2月に読んだ、おすすめマンガ

2月も面白いマンガをたくさん読みましたので、感想とおすすめの紹介したいと思います。2月発売の作品を中心におすすめ順に書きますが、多少の前後があったり、急に古い作品も出たりしますが、そのあたりはご了承ください。

普段はTwitter(@takenoco_comic)でkindleのセール情報、新刊の発売情報、日々の読んだマンガの感想を呟いています。お気軽にフォローしてください。

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よつばと 15巻

待ちに待った最新巻。
発売が決まって届くまでも長かったなー。
で、肝心の内容なんだけどなんですかこれ。
最高なんですが?
なんなら一生読んでいたい。
そしてランドセルの話は泣きます。
とりあえずもう一回読む。
そして14巻も読む。
1巻から読んじゃうかも。

私の息子が異世界転生したっぽい

事故で息子を亡くした母の話。
異世界転生という言葉のイメージで読まないのは勿体ないし、
99円で売るのも勿体ないと思うほどの良作。
異世界転生ものを読んだ事がある人だとさらに楽しめるけど、
読んだ事なくても大体分かる。おすすめ。

2021年7月現在、kindleで取り扱いが無くなっています。

友達として大好き 2巻

最初の頃の下ネタ全開感がなくなってきた。
おかげで色んな人におすすめできるようになった気がして、
個人的には大歓迎です。
イヤな人も出てくるけど、ほとんどの人が優しい。
特に中心の2人が優しいのが読んでて楽しくて、
うっかり涙が出た。面白いです!
1巻で挫折した人、チャレンジしてみて!

僕の心のヤバイやつ 4巻

クリスマスイヴの渋谷。
もう、今まで以上に読んでて胸が苦しくなる。
山田のかわいさと市川の変化も良いんだけど、
今回のMVPはおねえにあげたい。
1日を過ごす元気をもらえる。
このマンガはやっぱり面白い。

違国日記 7巻

そもそも人と人とは違うのに、
違い方で一括りにしても意味がない。
その括りが呪縛で、
そこから解き放たれる、
土俵から降りる、
それがなりたい自分になるって事な気がする。
読むのも考えをまとめるのも時間がかかる。
でも大事にしたい、大好きなマンガ。

アスペル・カノジョ 10巻

朝から読んでも大丈夫だったかもしれない。
そう思えるほど久し振りに明るい兆しのある話が多かった。
ただ、大きな不安要素がひとつあるのが気になる。
どんなに僅かでも良いから幸せな結末を期待して、
あと1冊か2冊を楽しみたい。
色んな人に、色んな人がいる事を知って欲しい。

うみそらかぜに花 1巻

文化祭の準備から始まる青春物語。
表紙の絵が既に魅力的。
勢いのある絵と会話、
楽しそうな登場人物たち。
アミとカナメの関係も気になるし、
先が楽しみな作品が増えました。
面白いです、おすすめ。

推しの子 3巻

恋愛リアリティショーに出演するアクアがメイン。
裏事情やそれぞれの思惑が入り混じる中、
最近一番怖いネットでの炎上。
今どきの芸能関係者は本当に大変だなと、つくづく思う。
はー、それにしても面白い。
そして続きが早く読みたい!

ダンジョンの中のひと 1巻

父に鍛えられたシーフの少女が、
ダンジョン踏破を目指し単独で攻略中、
深層で出会った管理人にスカウトされる。
ダンジョンRPGやウィザードリィ、
ダンジョン系マンガが好きな人は楽しめると思う。
正直言ってめちゃくちゃ好き。
面白いしおすすめだからみんな読んで。

大奥 19巻完結

最終回に向けての濃密な幕末の描写が凄まじい。
そんな最終巻だった。
そして今まで何度も泣いた物語の最後は静かに泣ける、
そんな素晴らしい結末だったと思う。
全てを綺麗に美しくまとめ上げたよしながふみさん、
本当にありがとうございました。
これは読み返し必須な名作。

かげきしょうじょ!!シーズンゼロ 上下巻

『かげきしょうじょ!』の前日譚で、
さらさと愛がまだ仲良くなってない頃の話。
たった2巻の間に色々なものが詰まっててすでに面白い。
キモオタさんと呼ばれるのは可哀想だけど笑ってしまうし、
やっぱりさらさの明るさが好き。
これは前日譚というより始まりです。
最初にこっちを読みましょう。

かげきしょうじょ!! 10巻まで

歌劇団のトップを目指す少女たちの物語。
一気に10巻まで読んだけど、
特別な環境、若い女の子たちの心情、
それそれの決意など、本当に面白い。
遅れて読み出したけど追い付いてよかった。

仄見える少年 2巻

伊織の因縁の相手が登場し、
理久の修行も開始して物語が進み始める。
戦闘シーンは短めでテンポ良く進むし、
なにしろ絵が綺麗で読みやすい。
どちらかが相手を守るよりお互いが戦い、
お互いを守り合う流れは好き。
続きにも期待します。

左利きのエレン 15巻

社内人事で色々あった後、エレンがダーツしてた。

MIX 17巻

あだち充先生、デビュー50周年おめでとうございます。
さあ、いよいよ役者が揃った。
ここからが一番の盛り上がり。
あの夏に果たせなかった、
西村親子との対決。
どんな結末でも泣くと思う。
楽しみだけど辛い。

異剣戦記ヴェルンディオ 1巻

『Helck』の七尾ナオキさんの新作。
聖剣、魔剣と呼れる「異剣」を使って、
傭兵の主人公が活躍する話ではなく、
酒場を経営して生き延びようとする意外なスタート。
相変わらず各キャラが良くて面白い。
先の展開が全く読めないけど期待してしまう。

マロニエ王国の七人の騎士 5巻

獣使い編完結。
多くの謎が明かされつつ、
新しい謎を残して次は食べ物が豊富な国、
ハラペコ編に突入する。
眠くない編に続いて獣使い編も面白かった。
獣使いの成長や変化も嬉しいし、
動物たちもかわいかったし、大満足。
この作品は本当に好き。

ダンジョン飯 10巻

いよいよ最終決戦?の前に迷宮のウサギとの死闘。
そして迎える狂乱の魔術師シスルとの戦い。
色々な経緯が分かってきて、
いよいよ終わりが見えてきた。
カレー美味しそう。

ノラガミ 23巻

雪音の過去がどんどん明らかになっていく。
夜トと兆麻、雪音と父、お互いを阻止する戦いと、
ひよりと野良、七福神たちの動きが同時進行で絡み合う。
辛い展開が続くけど、明るい結末になんとか期待したい。

九龍ジェネリックロマンス 4巻

少し疑問が解決すると新しい疑問が出てきたり、
伏線だったり、ひっくり返ったりで頭の中が大忙し。
まだまだ分からないまま物語は進むだろうし、
気楽に雰囲気と流れを楽しめばいいんだろう。
それにしても登場人物が少ない。
その少ない登場人物がキャラが濃いし、
前回まで嫌いだったのに好きになったりする。

マージナル・オペレーション 16巻完結

誰よりも戦争に強く、
多くの子供達に戦闘訓練を積ませて戦地に送り込み続け、
戦争の無い世界を求め続けた優しい男の物語が完結した。
原作は続きも外伝もあるみたいだけど、
まずはお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
面白いし、良い作品だった。

宇宙兄弟 39巻

いつだってムッタとヒビトは涙腺を刺激してくるし、
いつだって笑わせてくれる。
今回も相変わらず面白いし、
ジーンとくる話もありで大満足。
それにしてもロシアのゲン担ぎはどこまで本当なのか、
それとも全部本当なの?気になる。
そして兄弟の再会が楽しみ過ぎる。
兄を助けに月に還ろう!

メダリスト 2巻

いのりさんを溺愛する姉がいい感じ。
初めての大会、新しい出会い、新しい覚悟、
立て続けに経験を積むふたり。
相変わらずの司の熱さが見ていて面白いし、
物語の熱さも本当に好き。
やっぱり面白いし好きだなー。
巻末の4コマも面白かったです。

あんじゅう 1巻

キチッとした先輩とだらしない後輩。
女同士のルームシェア二人暮らしの日常を、
まったりと描いた作品。特に何も起きない。
それが面白い。
誰かと暮らすのって、
実際に暮らしてみないと分からない事がたくさんあるし、
本当に相性なんだよなー。
仲が良いのとは別の問題だと思う。

ゴールデンゴールド 8巻

自分の力の限界を悟ったのか、
助けを求めに来たフクノカミと協力して、
島と祖母を助けようとする琉花が大きな決断を下す。
切なさの残る展開も良かったし、
どうまとめるのか分からなかった今後が、
一気に楽しくなった気がする。
この展開は面白かった。

猫が西向きゃ 3巻完結

広田、ちまちゃん、しゃちょーがそれぞれ楽しそう。
だからこれで終わりで良いんだと思う。
『蟲師』とは少し違って、
超能力でもない、超常現象フロー。
面白い作品だったし、次の作品も楽しみにしてます

コーヒームーン 2巻まで

黒い雨が降る暗い世界のある日の出来事。
誕生日の少女ピエタの日常が今日も始まる物語。
雰囲気も絵も物悲しくて少し暗いんだけど、
話としては日常コメディ。
謎は解けないままだけど、やるべき事は分かってくる。
不穏な空気とキレイな絵がアンバランスで、
ピエタが時々見せる顔が怖い。
一旦最終巻らしい3巻でどうまとめるのか注目。

アオアシ 23巻

優勝をかけた青森との最終戦。
お互いの戦略がぶつかり合うしびれる展開。
とはいえ今はお互いのキーマンに大きな動きはない。
どう考えても24巻はスゴい事になりそうだから期待が高まる。
GKが目立つ展開は初めてかな?
現代サッカーでは必須になってきた、
GKの足元の技術が注目されるのも、
このマンガらしくて好き。

パッカ 4巻

夏合宿スタート。
切なさと甘酸っぱさが暴走してとんでもない気持ち。
シズクはかわいいし、さっちゃんの想いも、
シズクとケイの距離も全てにドキドキする。
そして次の5巻が最終巻。
もう終わっちゃうのは寂しいけど、
最後まで期待して発売を待ちます。

BLUEGIANTEXPLORER 2巻

新しい街に新しい出会い、もちろん別れもあり。
その街の雰囲気は好きだけど自分のスタイルは崩さない。
ダイのやり方がどこまで通用して、
そしてどこでつまづくのか、
新しいバンドメンバーは?
まだ始まったばかりだけど楽しみ。
大と女性の絡みは珍しいな。

片喰と黄金 3巻

ボルチモアに到着したアメリアとコナー。
死んだダラ(偽者)の親戚に援助をしてもらおうとする。
明らかになるアメリアの特技と祖父との過去。
そしてコナーの過去も少しずつ。
かわいいだけではない、
アメリアの強さと常に前向きなのが読んでいて楽しい。

少年のアビス 2巻

絶望のドン底の主人公が、
憧れのアイドルに出会ってキャッキャうふふ。
そんな話だと思った頃がありましたね。
気付いたら更なる深み、
もっと暗い闇をたくさん見せてくる。
そんな町の話。
これからどうなるの?続きを読まずにいられない。

ほしとんで 1巻

大好きな作品『たったひとつのことしか知らない』の作者、
本田さんの描く俳句マンガ。
珍しい題材を面白く、
そして真剣に扱っていて勉強にもなる。
これからも楽しみだし、続き買います。
おすすめです。

ちーちゃんはちょっと足りない

スゴいな、これは。
タイトルと表紙のイメージで読むと痛い目にあう。
ネタばれすると勿体無いから読んで欲しいけど、
ネタばれしても楽しめるから読んで欲しい。
後味の悪さの素晴らしさ、鬱マンガ好きは必読。

ニジとクロ 3巻完結

大好きなこの作品も最終巻。
そこまで最高の形のハッピーエンドにしなくても……。
そう思うほどの最後だけど、
とにかくニジがかわいいからOK。
個人的にはカタコトのニジが一番好き。
短い作品だったけど、何度も読み返します!

果ての星通信 1巻

大学を卒業して彼女との旅行の準備中、
突然知らない場所にワープしたマルコが、
果ての星で異星人と10年間任務をこなす。
そんな急展開SF物語。
設定と世界観、
そして何より第1話が素晴らしかった。
この先も面白そうです。

珈琲いかがでしょう 3巻完結

移動販売の珈琲屋さんで色々な人の悩みを聞いたり、
解決したりする青山さん。
そんなのんびりほっこりした日々に暗雲が立ち込めだし、
1巻を読み始めた時からは想像がつかない内容で、
理想的な結末の良い作品。
美味しい珈琲が飲みたくなるし、
色々な飲み方も試したくなる。
なんでこのマンガを読みながら珈琲を飲んでないんだろう?
今さら気付いた。
2週目は珈琲を飲みながら読む。

リストランテ・パラディーゾ

老眼鏡の紳士だけが働いているリストランテ。
紳士たち目当てに来る女性客でお店は大繁盛。
オーナーの奥さんの娘のニコレッタがこの店に来て、
恋をして、そんなお話。
もう雰囲気が最高で、登場人物が素敵で、何回も読めそう。
スピンオフ風の外伝が楽しみ。

ストロボライト

故・青山景さんの作品。
小説、映画、大学、恋愛、全部詰まった青春物語。
過去を振り返りながら自分の事を見ているような、
他人が自分の事を見ているような独特の描き方でお送りする、
映画のような作品。
作者が何を思って描いたのか、
今となっては聞けないのが少し残念。

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今月のおすすめは何と言っても、
3年ぶりの新作『よつばと!』
『私の息子が異世界転生したっぽい』
1巻完結ですが良作でした。

『友達として大好き』は一気に面白くなったし、
『僕の心のヤバイやつ』『違国日記』は、
安定しつつさらに面白く。

『かげきしょうじょ!!』は大当たり。
セールで買ったらハマりました。

最終回を迎えた『大奥』
『マージナル・オペレーション』
どちらも終わり方が素晴らしかったし、
新連載も豊作『うみそらかぜに花』
『ダンジョンの中のひと』
『異剣戦記ヴェルンディオ』
この辺はぜひ読んで欲しいです。

たけのこが2月に読んだ、
おすすめのマンガを紹介しました。
参考にして頂ければ嬉しいです。

最後に、今まで読んだマンガの感想を、
月別にまとめた記事を貼っておくので、
よろしかったらご覧ください。

ABOUT ME
たけのこ
マンガとゲームとサッカーと美味しいものが大好きです。 マンガの感想と紹介をまとめたページはこちらをご覧ください。