新しい漫画を探すのは時間も手間もかかりますよね。10月に1巻が発売されたばかりの作品の中からおすすめの作品を紹介しますので、参考にしてみて下さい。各作品の画像はAmazonへのリンクになっているので、気になる作品はそちらからどうぞ。
コワい話はキくだけで。 1巻
他人から聞いた怖い話を1つずつ1話完結の漫画にした形のホラー漫画。ホラー好きな人には特におすすめしたい。
後を引く怖さで余韻も楽しめて、読み終わるとゾクっとする各話が素晴らしい。ちょっとでもホラーが苦手な人は読まない方が良いです。
平和の国の島崎へ 1巻
幼い頃にテロ組織に拉致され戦闘工作員になり、30年後に組織から脱出して日本に帰国した島崎。 平和な国で暮らす彼を襲うトラブルや追手、戦場で身に付けた特異な能力と警察のマークや重い過去、戦場に復帰するまでのカウントダウンが緊張感を与える。
そんな中でも平和を求め、妙に鋭い味覚で美味しいコーヒーや料理を作り、身近な人を助ける島崎の姿を見ると、このカウントダウン後に平和の国で静かに暮らしていてほしいと願わずにいられない。
リトルホーン~異世界勇者と村娘~ 1巻
異世界転生した勇者たちがチート能力で魔王を倒した世界。勇者に憧れる田舎の村娘ルカとリトルが勇者に救われ、運命が激変する物語。 想像と違う展開で始まるバトル物で、ルカ大好きなリトルの言動が面白い。異世界転生で授かるチート能力ありきの話です。
アトワイトゲーム 1巻
『さよなら私のクラマー』新川直司の最新作。マフィアと竜と空から落ちてきた少女が絡んだファンタジー。主人公のマルコは剣も上手く頭も切れて策を練り、少女は弾丸を剣で受け止める変わり者。追手を振り切りながら逃げる、期待のバトルアクション。
争いを好まずどこの派閥にも属さないマルコと、空から落ちてきたアトワイトとのやり取りが面白い。追手の剣の達人も含めていかにも新川直司作品キャラで良い。異端者というのは異能力者なのかな?楽しみな作品。
星のラブドール 1巻
性的な知識が全くない小学5年生のはるひと。捨てられたAIラブドールと出会い接する中で色々な事が気になり、知ろうとするけど大人は教えてくれない。 純粋な少年の真っ直ぐな好奇心がエロ要素と全く噛み合わないのが素晴らしい。
オナホから始まるのが最高な作品。
魔王と勇者の戦いの裏で 1巻
RPGゲームの世界に転生して貴族の息子として生活するヴェルナーが、最初のイベントで死んでしまう運命を変えるために奮闘する物語。
迫力があってキレイな絵で一気に読んでしまった。勇者の親友というポジションをどう活かすのか、続きが楽しみ。
ベイビーブルーパー 1巻
映画監督になるために映画を撮りたい映画部部長と、ホラー映画以外に興味がない新入部員のハンナを中心に繰り広げる噛み合わない青春映画コメディ。 ハンナが色々かわいくてハイテンションで素晴らしい。ホラー映画の基本を知ってるとさらに楽しい。
大雪海のカイナ 1巻
『人形の国』の弐瓶勉が原作の、これから始まる同名アニメのコミカライズ。大樹を繋ぐ天幕の上の世界に住むカイナと、絶滅したと思われていた天幕の中の雪海に住むリリハが出会い、始まる物語。 雪の国のナウシカという雰囲気で、これからに期待の作品。
はっきり言って今の時点では評価が難しいけど、弐瓶勉原作なので面白くなるはず。面白くなって欲しい。 大きな虫と卵の描写が苦手な人は読まない方が良いと思う。
日向さん、星野です。 1巻
『ヤンキー君と白杖ガール』のうおやま最新作は男子高校生・星野と引きこもりの少女・日向のドア越しの会話から始まる物語。少しずつの会話で相手の事を理解しようとしたり、空回ったり、勘違いしたりが面白くてかわいらしい。今作も期待できそう。
霧尾ファンクラブ 1巻
女子高生の2人組。いつも2人で大好きな霧尾くんの話をして、学ランを奪い合ったり、夢に出てきた話をしたり盛り上がっている。おバカな2人の片思いラブコメと思ってたら最後に意外な展開。これはどうなるんだ?霧尾くんの顔が出てこないのも気になる。
雨宮さん 1巻
『日常』のあらゐけいいち最新作は、ちょっと変わった色んなものが好きな雨宮さんの日常コメディー。 その「好き」は分かるけど、好き過ぎちゃってるのが面白い。クラスメイトも変わった人たちばかりみたいだけど、これから少しずつ交流していくのかな。楽しみ。
レトロポリス・スクラッチ 1巻
『デッドマン・ワンダーランド』のコンビ最新作。逃げる事が得意な主人公が引っ越し先の京都で迷い込んだ鏡面世界での異能力バトル。
まだ謎だらけだし、ヒロインっぽい女の子はキレイだけど怪しくて、続きが気になる良い終わり方だったと思う。
カレーマン 1巻
食品メーカーに勤めるカレー好きの主人公が新しいレトルトカレーの開発を任され、その最中に出会ったカレーに狂った老舗中華料理店の息子に連れられて色んな店に行く物語。
色んなカレーが出てきて、特に薬膳カレーが美味しそうだった。神保町に行ってみたい。
12月に発売された新作漫画の感想をまとめました。個人的には『コワい話はキくだけで。』がイチオシですけど、ホラーが苦手な人は寝れなくなるのでやめておきましょう。『リトルホーン』のサイコパスな急展開は絵とのギャップもあってよかったですし、オナホから始まる『星のラブドール』は最高ですね。新川直司最新作『アトワイトゲーム』も楽しみなスタートでした。
11月の新作情報はこちらにまとめてあるのでよかったら見てみて下さい。
最後に、今まで読んだマンガの感想を、月別にまとめた記事を貼っておくので、よろしかったらご覧ください。