……なんか手元が見えづらい?
あれから何年経ったのかしら。
最初は目がちょっと乾いてるだけかなとか、
手元でゲームしすぎたかなとか、
寝不足かなとか、
「かな」「かな」と思っていたら、
そのまま何年か経っちゃって、
気が付いたら、
「手元は見えづらいです(きっぱり)」
になってました。
書いたり切ったり貼ったり、
数えたり刺したりの作業が多いので、
さすがにちょっと不便になって、
メガネ屋さんで、リーディンググラスを試すも、
クラクラするだけで、効果はイマイチ。
仕方なく、店員さんに声をかけて、
きのこ専用、老眼鏡を作りました。
作業は格段に快適になりました。
わーい。
でもね、
まだあるのよ、
ちょっと不便なことね。
具体的に述べるなら、
「万年筆のペン先に噛んだ繊維が見えない」
「指先に刺さったとおぼしきなにかが見えない」
これ。
目からの距離や角度を変えたりすれば、
なんとかやれないこともないけど、
まぁ、不便なこと不便なこと。
……ハズキルーペ……?
ハズキルーペなの?
でもちょっと踏み切れない。
だってまだ読んだりするときに、
拡大は必要ないし。
ルーペ?
ルーペか。
そうか、必要なのはルーペだったんだ。
万年筆と、ピンセットを持ちながら、
フリーハンドで使えるのが絶対条件。
いろいろあるけど、
ちょっと高いかな、
ライトはいらないかな、
首がくねくねするやつかぁ……
かさばるなぁ……
と思っていたところに発見したこれ、
購入しました。
直径50mmの倍率は2.7倍。
なにしろ、
繊維をしっかり捕捉したかったから、
倍率は一番高いやつ。
みーえーるー。
繊維ばっちり見えるし、
予想外のところにも繊維絡みついてたー!
なんなら繊維と一緒に、
古いインクの塊みたいなのも取れたー!
大満足。
これはいいぞ。
使い終わったら、こう。
たたんでしまえる。
たすかるー。