7月も多くの漫画を読みました。その中からおすすめの、面白かった漫画を紹介します。購入の参考になったら嬉しいです。
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ギャル弁 ー歌舞伎町の幽霊ー 3巻
とんでもない所で終わった、最悪の結末の1冊丸ごとソープ嬢救出編。歌舞伎町に戻ってきてしまった凛を助けたいれいな。れいなとは違う形で凛を助けている真下。 どちらも自分が正しいと思う2人の衝突は、どちらも望んでいない結果になってしまうのがツラい。
庄屋の出番が少なかった今回は、真下との出会いや幽霊の存在確認が大事だったのかな?似た過去を持つ2人の弁護士がこの後どう絡むのか、柏木と庄屋の絡み方も気になる。闇だらけで救いが少ない、歌舞伎町は怖い所ですね。
宇宙兄弟 44巻
アクシデントの発生でとにかく胸が苦しいし、涙が込み上げてくる。あの状況でとっさにヒビトを助けるムッタにシビれる。不安しかない状況で必死に最善策を考える仲間たちとヒビトに全てを託す。
国を越え、言語を超えてムッタとヒビトの帰還を願う人達の思いが熱い。楽になりたい。笑っていたい。笑顔が見たい。
フラジャイル 28巻
超不機嫌な岸先生のせいで混沌とした病理の学校。そこで出てきた懐かしの症例問題と、宮崎先生との話は泣いた。そして技術を研ぎ澄まし努力を続けてきた森井くんに熊の手が伸びる。誇りと信念を持つ円の過去でも泣き、森井くんとの別れも予感させる。
初期から続く3人体制。岸先生と宮崎先生が主人公、それを森井くんが支えている物語のつもりだったから頭が追い付かない。ただ、それぞれが前向きな考えで選んだとても良い決断なのは分かってる。分かってるからこそ混乱してる。そりゃあ岸先生だって荒れるし、こんなの涙枯れちゃいますよ。
君のためのカーテンコール 2巻
大きな才能を認められ、周囲の目が変わった演劇部に新入部員の莉々。珊瑚に憧れお姫様になりたい莉々を加えて文化祭での舞台に挑む。1巻を読んで予想との違いに気付いたこの作品の「君」は、桜とつばめの事だけでもないのか。なにこれ面白い。
ラーメン赤猫 8巻
猫が働くラーメン屋さんは今日も大繁盛、アニメもとても良い。毎巻、描き下ろしたっぷりで作者さんには本当に感謝。常連さんは優しくて良い人たち、隣人は熱心なファン。接客一番でこれからも頑張ってほしい。
カラアゲは別腹byサブちゃん
あくまでクジャクの話です。 2巻
先生の事が大好きな阿加埜が生物学の知識で他人を煽りまくり、結果的に先生の役に立つコメディ。ヤンキーの浅良に対する煽りは最高だったし、他人に対して異常に辛辣なのも大好き。先生しかフォローしてない阿加埜のアカウントが超怖い。
個性が爆発したような阿加埜のキャラが大好き。さらなる躍動に期待したい。
ふかふかダンジョン攻略記~俺の異世界転生冒険譚~ 14巻
白面金毛と勇者セイの熱い対決の間に判明した勇者セイの秘密と、人間と魔物共通のネームドのヤバさに震える展開、しかも相手はネームド2体。そしてジャンにも見せ場を作りながらアロの深掘り。
性描写の多さで好き嫌いは分かれる作品だけど濃厚な内容が面白い。熱い。
青野くんに触りたいから死にたい 12巻
まさかの青野帰還から始まった恐ろしくて切ない恋物語。重く苦しい話が続いた後、セックスを禁じられたふたりが公園でダンスする見開きは思わず泣いた。優里の頑張りがとにかくスゴい。どんな形でもハッピーエンドしかありえない作品だと思ってる。お願いします。
陰キャギャルでもイキがりたい! 2巻
かわいいけどコミュ症で陰キャなギャルたちが四方八方に毒を吐く。クラブDJをdisり、極悪スラングを連発して、散々毒を吐いたあとに「これって私の感想ですよね?」と気付くのは楽し過ぎる。なによりいつも楽しそうなふたりがかわいい。
凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 4巻
大金を稼ぐために隣国で魔獣を狩る!楽しみにしていた大暴れの後は心理戦や政治的駆け引き、そして次巻が楽しみな引き。この流れをテンポ良く高いクオリティで描くこの作品は本当に面白い。
リノキスの狂った愛の重さも健在で大好き。おすすめ。
魔女と傭兵 2巻
人助けの影響で厄介ごとに巻き込まれ続ける魔女シアーシャと傭兵ジグ。糞野郎の追い払い方は最高だった。世間知らずなシアーシャに対するジグの傭兵経験で培った言葉は深く、シアーシャの反応はかわいい。
魔力がないジグはこのまま冒険者にはならないのかな?あえて冒険者コンビにしない理由が出てくるのかもしれない。
ガールクラッシュ 8巻
書籍化されていない事だけが欠点のアイドルを目指す少女たちの熱血青春物語。3社合同オーディションに向けた月末評価は期待以上の内容。天花もミンチェも見せ場たっぷりだったけど今回はやっぱりスアだったな。とても良い結末で次巻が楽しみ。
日本三國 5巻
新章に突入して4年経過。投獄されていた三角青輝の禁が解かれ、経ちゃんさんの参謀として初陣に出発。憎き平殿器に仕え泰平の世を目指す。迫力の絵と勢いでテンションを上げてくれる。
大きな目的も大事だけど、敵討にも期待してる。あのデブを許すはずがない。あのデブを許すな。
ここからは完結した作品の感想です。若干ネタバレしてます。
ゴリラーマン40 5巻(完)
ファミリー編は2巻で完結してしまったけど楽しかった。一族を敵に回しながら戦った草野球、姪の活躍を誇るゴリラーマン、恋のフラグをへし折っていくストーリー、これぞ『ゴリラーマン』で大満足です。
また続編が出るのかな?だとしたら楽しみ。
嘘の子供 4巻(完)
優しい嘘から始まり、嘘の子供制度を使ってついに嘘じゃない本当の家族になった3人。「人間になるんじゃない、すいかになる」の言葉はとても良かったし、カラスとした唐揚げの話は笑った。良い終わり方の良い作品でした。そしてしっぽがスゴいかわいい。
Lv1魔王とワンルーム勇者 11巻(完)
勇者一行と魔王の10年ぶりの再戦。力の全てを出し切った壮絶な戦いという名の、マックスと魔王のイチャイチャコミュニケーション。ひとつの謎は残したままの最高の結末でした。まさに大団円。
スサノオくん 3巻(完)
京都を舞台にした、神様や霊など不思議なものが視える少年の物語は完結。最終話の4ページ見開きの絵は素晴らしかったし、お稲荷さんの話もとても好きでした。
一旦完結で、noteで自主連載を開始してるので、続きはこちらで!
グッドモーニングレオン 3巻(完)
猫とおじさんの生活を堪能できる素敵な漫画もこの3巻で完結。猫の面倒を見てるのか、猫が面倒を見てるのか分からないままこれからも日常は続いていく。ジャックのかわいさも、レオンのダメな部分も全部が愛おしくなる最終巻でした。
たけのこが7月に読んだおすすめのマンガを紹介しました。
『ギャル弁』は面白くて大好きなのに連載が終了してしまいました。次巻というか4巻と5巻が同時発売で第一部完のようで残念です。長期連載に入っている『宇宙兄弟』『フラジャイル』はここまで来てまだ泣かせる。安定のドキドキ具合が体に悪くて最高ですね。
終わりが近い『青野くんに触りたいから死にたい』は切なさが毎回爆発して大変で、『あくまでクジャクの話です。』『陰キャギャルでもイキがりたい!』の暴言の数々は大好物です。
ちなみに『ラーメン赤猫』は毎回ランクインが確定してます。
今月もたくさんの良い作品に出合えて楽しかったです。
2024年6月に読んだおすすめ漫画の感想はこちら
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今まで読んだマンガの感想を、月別にまとめた記事を貼っておくので、よろしかったらご覧ください。