映画・ドラマのおはなし

余韻を楽しめる、おすすめ映画3作品。

きのこです。

今日から3連休。
今日、明日は張り切って夜更かししていく所存です。

飲み物を用意して、
のんびり楽しむなら、映画の気分。

エアコンの効いた部屋で、
夏の騒々しさを忘れて、
「見終わった後の余韻が楽しめる」映画を、
AmazonPrimeVideoから、
何作品か選んでみるよ。

ヒアアフター
2011年 2時間9分
監督 クリント・イーストウッド
出演 マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、ジェイ・モーア

「世界を感動に包む、<希望>と<再生>の物語」

映画のキャッチフレーズだけ聞くと、
お涙頂戴な映画っぽいけど、
実際には、淡々と進んでいく作品。
マット・デイモンの演技が
ぐいぐいと感情を刺激してきて、
見ている人自身の記憶とか体験とか、
そういうものを呼び起こしてくる。

エンディングに号泣!
というタイプの映画じゃなくて、
ふわっとした小さな希望が感じられる、
大人向けの映画。

オープニング、津波の被害を受けるシーンがあって、
公開が中断したり、ソフト化まで時間がかかったりで、
なかなか話題にならなかった作品なんだけど、
とてもいい作品だから、
じわじわっと、余韻を楽しんでほしい。

ラブ・アクチュアリー
2004年 2時間14分
監督 リチャード・カーティス
出演 ヒュー・グラント、コリン・ファース、
ビル・ナイ、トーマス・サングスター

「love actually is all around」

どこにでも溢れている愛。
クリスマスに向かう5週間、
10あまりの愛の物語が、
ゆっくりとしたペースで、
ほのかに絡まりながら進む作品。
見る人によって、
見るタイミングによって、
きっと印象に残るエピソードが違う。

どのエピソードが気に入ったとしても、
見終わったときには、
じわっと、優しい気持ちになれる作品。

いつかの未来、
かけっぱなしにしてたテレビで、
この映画が始まったら、
作業を中断して見ちゃうだろうし、
その時には、どのエピソードが印象に残るのかなぁって、
自分のことながら、ちょっと楽しみに思う。

あとは、
これでもかっていう豪華なイギリス俳優が、
2時間、画面にぎっしり詰まってて、
お酒を飲みながら、
それをぼんやり眺めるだけでも、
いい夜になりそう。

ジーサンズ はじめての強盗
2017年 1時間36分
監督 ザック・ブラフ
出演 モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン

「老後の資金がない……銀行強盗しかない。」

いい具合によぼよぼした、
ステキなじーちゃんたちが、
でこぼこしながら、
銀行強盗をするお話。

かるーいテンポのコメディで、
お話が軽いからこそ、
じーちゃんたちのステキさ大洪水。

時間もややコンパクトだから、
途中で眠くなっちゃうかもなぁ、
って感じのテンションでも大丈夫。

盛り上がりもほどほど、
はらはらもほどほど、
エンディングもほどほど、
じーちゃんたちがひたすらステキ。

ふわーっと、
楽しかった気持ちが長引く、
ゆるめのいい映画。

なんかもう、疲れちゃって、
でもすぐに寝るのはくやしい、
そんな気分の夜にいいんじゃないかなぁ。

よい連休を。