マンガのおはなし

【2020年】12月に読んだ、おすすめマンガ

たけのこです。
12月も面白いマンガをたくさん読みました。
まとめて一気に感想と紹介をしたいと思います。

12月発売の作品を中心に書きますが、
多少の前後や、急に古い作品も出たりしますが、
そのあたりはご了承ください。

はたらくすすむ 2巻

週6でピンサロで真面目にはたらくすすむ。
その影響でお店の雰囲気も良くなって、
周りにも伝わり始めた様子。
10話ですすむが電車の中で女の子に席を譲るエピソードが好きだったなー。巡り巡って色々な人が幸せになる良い話だった。
やっぱり面白い。

雨の日も神様と相撲を 2巻

相撲好きな両親を事故で亡くした文季。
引き取られた親戚の村は相撲好きなカエルの神様を信仰する不思議な村。
相撲歴10年だけど体が小さくて「弱い」文季が、
村の権力者の娘に頼み事をされ、
カエルの神様に相撲を教えながら殺人事件を解決する。
そんな嘘のような本当のファンタジーミステリー作品。

冷静な文季の分析(相撲と殺人事件)と、
怪力ツンデレの真夏とカエル様のギャップが読んでいて楽しい。
次巻で完結なのは寂しいけど楽しみにしてる。

仄見える少年 1巻

主人公は、やる気のない霊媒師・伊織。
危険を察知する少女・理久に取り憑いている、
「霊怪」を調べることになるのだが……。

とんでもない能力の姉に逆らえない伊織が、
正義感の強い理久と嫌々ながら霊怪を退治する。
とにかく次の話が読みたい。

アンデッドアンラック 4巻

11人目の否定者を仲間に加えて、
黙示録からの新しい課題をこなして、
さあ、世界の平和をみんなで守るぞ!

そんな話だと思って読んでたのに展開が急過ぎてビックリ。
まだ全員の能力も分かってない序盤のハズなのに、
グイグイ進む物語が面白すぎる。
これは素晴らしい。

怪獣8号 1巻

怪獣が突然発生する世界。
怪獣発生率が世界屈指の日本が舞台。
防衛隊員を目指していた、
怪獣専門清掃業のおっさん日比野カフカ。

突然カフカが怪獣化して怪獣8号と呼ばれるようになってしまう。
幼馴染、ツンデレっぽいライバル、ギャグ、
ジャンプヒーローの要素は整った。

かしましめし 2巻

3人で一緒に暮らし始めて楽しい生活が続く。
仕事の愚痴、人間関係、同級生との再会、
共有し合ったり聞かないようにしたり。
絶妙な距離感だけど長く続かないのかなー。

「性行為って社会参加のつもりでやってる」
ナカムラの言葉が振り切ってて印象的だった。

あなたはブンちゃんの恋 1巻

主人公のブンちゃんの片想い相手の三舟さん、
それを見守るシモジ(人形)の三角関係なのかな?

ブンちゃんの切ない片想いと、
その気持ちを忘れたいために繰り出す奇行。
徐々に増えていく変人たち。
言葉にするのが難しい、とにかくおすすめ。

峠鬼 2巻

旅を続ける妙たちは都に到着。
ここで妙とお別れする小角と善だけど、
どうやらなにかがおかしくなっていて……。

小角の過去と目的が分かったと思ったら過去と未来、
夢と現実が混ざり合う。
さらにSF色を増してきて面白い。

巻末の読み切りも面白かったし大満足。

テンジュの国 3巻

医者見習いのカン・シバと婚約者ラティ。
ふたりの間に少しだけ進展がありそうな中での競馬祭り編。

チベットの一妻多夫制の話は興味深いし、
カン・シバのお父さんの話していた、
「医者だから財産があるんじゃなくて、
他人に使える財産が多少あるから医者になる」
印象的な言葉で、納得した。

塀の中の美容室

女子刑務所の中にある、一般人向けの美容室で美容師をする小松原葉留。
なんの罪でここにいるのか。
なぜ美容師をしているのか。
どんなお客さんが来るのか。
取材を通じて分かる事や、実際に髪を切ってもらって分かった事。
色々な話が心に沁みる良い作品でした。

ちょっとだけ変な世界でアルバイト

メデューサや雪女や魔女。
ちょっと変わった人達が暮らす世界で、
色々なアルバイトをする主人公の短編集。

ふしぎな世界だけど怖いわけではないし、
悪い人も出てこない。
ほのぼのした話で面白かった。

続編は出ないのかな?

片喰と黄金 2巻

ブッチャーと愉快な仲間達(ギャング団)に捕まったアメリア達。
早くカリフォルニアで黄金を手に入れたいのに、
こんな所でグズグズしてるわけにはいきません。

暗く辛い話をユーモアを交えながら明るく、
サクサクと話を進める描き方が素晴らしい。
アメリアが最高。

Burn_The_Witch 1巻

BLEACHの次の連載。
ロンドンの裏側の街リバース・ロンドンが舞台。
ドラゴンと魔女が出てくるファンタジー。

これだけ揃えば読むしかないし、
これで興味がなければ読まない方が良い。
そして読んで正解だったしこれからにも期待。

おすしちゃんかわいい。

ライドンキング 5巻

ダンジョン内で無理矢理3組に分けられてしまったメンバー達。
それぞれがボス戦を迎えた後、衝撃の事実が!
いつまでも大統領無双だと単調だからかな?
今回は他のメンバーの成長がメインだった気がする。

アルスラーン戦記 14巻

ペシャワール城前でアルスラーン軍を挑発するトゥラーン軍との戦い。
今回は天才画家(軍師)の活躍の番が来た。
そして城を脱出したアンドラゴラスは1冊丸ごと出番なし。
次巻でアルスラーンと再開するのかな?
どう考えても悪い展開しか考えられない

マロニエ王国の七人の騎士 3巻

夜の長い国の眠くない編が終わって、生き物の国の獣使い編に。
おとぎ話というかファンタジーというか、
絵も物語も素敵で読んでて楽しい。

話が複雑に絡み合うから何度も読み返すのは必須だけど苦にならない。
「先に言って」は良いシーンで感動した。

BADON 1巻

前科持ちの4人のおっさん。
首都バードンで高級タバコ店を始めて人生をやり直す。
犯罪は犯さないけど完全には手を切れない。

個性派揃いのちょい悪オヤジ達が渋くてカッコ良いし、
絵も雰囲気も好みで面白かった。
これは大満足で続き買います。

君は放課後インソムニア 5巻

撮影旅行に出発。
イサキの姉も同行するの?
と思ったらイイ味出すしちょっと泣かせるしでもう大変。

それぞれの抱える事情を、自分から話せる特別な人と、
特別な時間を同じ場所で過ごしている描写が素敵で好きで震える。
聖地巡りしたくなる。

夏目アラタの結婚 1巻

児童相談所勤務の夏目アラタが、
担当の児童から頼まれて父親を殺した犯人・品川真珠と会う事に。
今の時点ではラブストーリーではなくサスペンス。
どんな物語、どんな結末になるのか想像もできないけど、
不穏で楽しみが満載。
面白いから早く追い付きたい。

THISコミュニケーション 1巻

地球に突然現れて人間を滅亡させたイペリット。
生き残りの主人公デルウハ。
長野県の山中で見つけた研究所の研究員と、
ドーピングされた少女6人を見つけて、
軍事経験者のデルウハが”効率良く”生き残るために指揮を取る。

生き返る、一時間前の記憶がない。
少女たちの特性を活かして非道な選択をどんどんする。
最高にブラックな職場の話。

時間の歩き方 全4巻

少し古い、タイムスリップSF物語。
ドアを開けるとタイムスリップしてしまう少女と、
未来から時間旅行してきた未来人との話。

過去を変える事は基本的に出来ないし、
変えようとしても時間の自浄作用で戻されてしまう。
時間という実体のないものが意思を持つ設定も素晴らしかった。

タイムスリップ物は元々好きで色々読んだけど、
ホールド、ダブルホールドという考え方は斬新だった。

恋愛方向に行かずにSF物語として完結させたのは非常に好感が持てる。
少ない登場人物でキッチリまとめるあたりも良い。
オススメ作品です。

葬送のフリーレン 3巻

待望の新巻!と言いたいのですが、実は待ってませんでした。
というよりもう出るの?早くない?が正直な感想。

魔族を欺くフランメの教え。
エルフという種族の宿命と願い。
勇者の剣とヒンメル。
戦士の誕生日。
新戦力の勧誘。

全てのエピソードが簡潔なのにウルっとする。
笑いも涙も常に混える素晴らしい内容。

こんなに面白くて、サクサク物語が進むのに読み応えがあるマンガを、
このペースで描けるのは驚きだし、感動だし、感謝です。

ここは今から倫理です 5巻

第二部スタート。
新しい生徒たちと新学期が始まる。

それぞれの抱える問題を倫理的な考えから解決したり、
解決しなかったり、
思ったのと違う展開になったりで相変わらず面白い。

「言葉の乱れは語彙の無さ」
「言葉には感情を強く刺激する機能がある」

説得力のあるセリフだった。

少年のアビス 1巻

田舎町の高校生、何もない街、辛い毎日。
何の目的も目標もない生活で出会った女性に持ちかけられた話。
幼馴染みにも言われた、自分の人生だという言葉。
その中で選んだ選択は…。

こんなトコで次巻に続くなんて酷い。
続きが気になって仕方ない。

カナカナ 1巻

あまりに長い間放っておかれて忘れかけていた西森ワールド。
期待して読んでみたけど素晴らしいじゃないですか。

お茶にごすのまーくんみたいに、
見た目は怖くて強いけど心は優しい主人公。
人の心が読める女の子。
そしてツッコミ役もそろって完璧な布陣。
これからも続きが読めるなんて幸せ。

愛しの国玉 2巻

今回は国玉が大学に行ったり、
友達に紹介されたり、デートしたりの日常生活。
怪しい隣人たちとも絡みがあって国玉の存在が周知されていく。

国玉が嫉妬してる顔が全力で嫌そうで、それもかわいい。
予告を見る限り3巻では一波乱あるのかな?楽しみ。

センチメントの季節 全8巻

榎本ナリコさんの少年少女の性をテーマにした懐かしい作品。
援助交際をする少女の単話が多い前半4巻と、
1冊10話で複数の登場人物の物語の後半4巻。

時代は感じるが古臭くはなく、記憶よりもエロかった。
作品の中でも時代と作風が変化していくのが読んでて面白い。

続編の「センチメントの行方」が気になります。

GIANTKILLING 57巻

控え組で完勝してムードも良くなり、
残り4試合を全勝したいETUは椿以外は順調。

その椿の話での窪田、タツミ、
そして応援団スカルズの対応には涙がちょちょ切れますよ。
やっぱりこの作品はタツミと椿とETUの話だと再認識。
これからが楽しみ。

紛争でしたら八田まで 4巻

インド編が終わってアイスランド編へ。
インドに根付くカースト制度由来の、
差別と宗教と近隣国との問題の複雑さ。
日本では知れない事を垣間見る事ができた気がする。

アイスランドはサッカーの事以外は全く分からない、
未知の国なだけに新鮮で面白い。
よく調べてあるなーと毎回感心する。
そして食べ物が美味しそう。

フラジャイル 19巻

悪い人がたくさん出てくるこの作品だけど、
今回の医事紛争編は本当に嫌な人ばかりが出てきた。

ストレスの溜まる展開だったけど、
この19巻で完結してくれたので安心して20巻の発売を待てる。
岸先生の真摯な姿勢には何度読んでも感心、感動する。
これは良い作品だし、おすすめ。

きみを死なせないための物語 2巻まで

宇宙に浮かぶ都市コクーンでの、
ネオテニイと呼ばれる長寿で成長が遅く高い能力を持つ子供?達の物語。
設定が秀逸で、恋愛は猥雑でセクハラで不道徳な世界。

ダフネー症の研究を続けるアラタ。
アラタと第二パートナー契約を結んだターラ。
そしてシーザーとルイも。

天上人、リストイン、第三パートナーなどの新しい言葉や問題。
だいぶ世界観が分かってきた。
良い作品を見つけられて嬉しい。

 

とんがり帽子のアトリエ 8巻

衝撃的なキーフリーの行動の7巻から平和でお祭り気分で始まる8巻。
ココとタータが人助けのために協力しながら新しい挑戦。
といえば前向きなんだけど、所々に不穏な空気が漂っている。

そしてその不穏がMAXの状態で9巻に続く。
先の展開が怖すぎる…。

往生際の意味を知れ 3巻

日和とのキスで終わった2巻。
その影響で距離を置かれギスギスしたふたり。
そして思ったよりも早い母との直接対決。

怒涛の展開で大変な状況なんだけど、
4巻の予告を見るともっとぐちゃぐちゃになりそう。
ラスボスの日和の母は相当手強そう。
そして最後のシーンの日和はカッコよかった。

世界の終わりに柴犬と 3巻

終末世界で大好きなご主人と、
散歩を楽しむ柴犬ハルさんのほのぼのストーリー。
相変わらずおバカでカワイイ犬たちの話が面白い。

そして最後に描き下ろしでぶち込んできた
「夏の終わりで待つ君と」が涙腺を刺激し過ぎて泣ける。

SPY×FAMILY 6巻

ロイドにベタ惚れのフィオナ、危機感を持つヨルさん。
そして相変わらずマイペースでかわいいアーニャ。
色々話題が逸れながらも少し物語が進みそうな気配。

安定の面白さとキャラの濃さで毎回楽しい。
それにしてもヨルさん強いな。

わるいあね 1巻

姉弟の恋の話。
7年前に弟を誘拐して事故を起こした姉、
事故の前半年の記憶があやふやな弟。
忘れようとしたけど忘れられない想い。

弟の双子の妹、恋人、両親。
多くない登場人物と謎に包まれた不穏な雰囲気が先を期待させてくれる。
偶然見つけたけど面白い。

リボーンの棋士 2巻まで

若い将棋の天才が勝ち続ける話ではない。
年齢制限までにプロになれなかった主人公が、
諦めようとしていた将棋をもう一度やり始める物語。

趣味と仕事の違い、真剣さと楽しさの違いを描きつつ、
引き込まれる面白さがある。続きも読みたい。

 

今月はかなり多くなってしまいました。
この中でのイチオシは「葬送のフリーレン」ですね。
「ここは今から倫理です」「君は放課後インソムニア」
このあたりも面白かったです。

「あなたはブンちゃんの恋」「THISコミュニケーション」
このふたつは衝撃でした。
読む人を選びそうですが、オススメしたいです。

以上、たけのこのおすすめでした。
漫画選びの参考になれば嬉しいです。

最後に、今まで読んだマンガの感想を、
月別にまとめた記事を貼っておくので、
よろしかったらご覧ください。

ABOUT ME
たけのこ
マンガとゲームとサッカーと美味しいものが大好きです。 マンガの感想と紹介をまとめたページはこちらをご覧ください。