文房具のおはなし

紙ずきさん必読『暮らしの図鑑 紙もの』

コツコツ、少しずつ、小さな字で書いている、ログノート周りについての取材を受け、『暮らしの図鑑 紙もの』に掲載していただきました。
発売日を前に、見本誌をいただいて、興奮しながら書いています。

ノウトの高木さんが監修する『暮らしの図鑑 文房具』に続く第二弾です。




紙やらシールやらを使ってノートにコラージュした隙間に、小さい字でギッチギチにログを書き込んでいくスタイルを買われ、声をかけていただいた模様。出来上がった本を見ると、すごーーーくかわいくおしゃれに写真を撮っていただいて、話もスッキリ分かりやすい形に仕上がって、なんかもう、全然自分のことじゃないみたい。プロはすごい。

紙ものの本、といっても、これは見てもらわないと魅力が伝わらない。

事前に告知されていた内容はそのものなんだけど、お名前をよくお見かけするあんな方やこんな方のおはなしはもちろん興味深いし(紙の神様、津田淳子さんもいる)、みんなが気になっているだろう、あの商品この商品、あのメーカーさんクリエイターさん、本当にいま、紙ずきが求めている情報がぎゅぎゅっとまとまってるわけですよ。
で、WEBサイトのURLとか、SNSのアカウントなんかの基本情報もしっかりあって、本としてまとまってるっていいなぁ、と思う1冊です。

暮らしの図鑑 紙もの
翔泳社

インターネットがあるから、欲しい情報なんて検索すればなんでも手に入るじゃん、と思うでしょ?
何か具体的な「これ」について知りたいときにはインターネットはとても力になってくれるけど、ふわーっとなんとなく、このへんのことが知りたいなぁってことを調べるのは難しいんですよ。

そこにきて、知識のある人が関わって作られる書籍は、縦横深さ、いろんなところまで行って情報をしっかりと収集してくれて、質の高い情報を取捨選択してくれて、正誤のチェックもしてくれて、それを200ページぐらいの大きな塊にしてくれて、売ってくれてる。ほんの1,800円(税別)で。これだけの情報を自分で得て整理する手間を考えたら……ほんの1,800円(税別)。

監修の高木さんはこの本を「紙沼の入り口」と言っていたけど、全然無知ではない、ちょっとした愛好家、ぐらいのきのこも、夢中で読んじゃうぐらいの情報量。まぁ、自力で触れられる情報なんて微々たるものだからね。

もちろん、紙もの入門者さんにとっては、めくるページめくるページ、全部マーカーしたくなるくらいのものですよ。

自分が載ってるから、とか、別にしても、紙ものが好きな人には、ぜひとも読んでもらいたい本です。

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きのこ
デコ手帳で楽しんだり、コラージュをしたり、自作の手帳用素材を作ったりしています。