雑貨のおはなし

リネン入門、キッチンクロス。

きのこです。

リネンが好きです。

もとはといえば、
タオル地がどこかに引っかかって、
ぴーーーってなるのとか、
使っていくと、なんとなーく、
ガサついてくる感じが気になって、
解決策を探すうちに、
リネンがいいんじゃないかって思いまして。

最初に買ったリネンアイテムは、
王道のキッチンクロスです。

初めて使ったときには、
相当な衝撃を受けました。

すん、と吸い込まれていく水滴、
出てこない糸くず。

もうこれで、心を鷲掴みにされたきのこは、
そこからひたすらリネンのアイテムを買い足していくことに。

リネンに関するざっくりした感想を述べると、
お金を出せば、外れない。

雑貨屋さんとかで売ってる安いリネンは、
全部ではないけど、使い勝手が悪いものも多い。

ゴアついたり、糸くずがけっこう出たり、
乾きが悪かったりすることがある。

そうなるともう、リネンとは、ですよ。

じゃあ、いくらの買えばいいのよって話ですけども、
わたしが最初に基準にしたのは、
fog linen workのお値段です。

1枚1,300円弱。

ふわーっとした基準です。
キッチンクロスで1,300円ぐらいだからー、
バスタオルだったら、その5倍ぐらい?
シーツだったら……みたいな感じ。

これと比べて極端に安いものは、
質が悪いかもしれない、と想像するライン。

安くはないんです。たしかに。
でも見て、ほら、おしゃれ。
柄ものはもちろんだけど、無地のおしゃれなことったら。
もうこれさえあれば、だいたい、おしゃれな生活。

現実的なはなしをすると、
わたしはリネンは半永久的に使えると信じてる。
信じてるだけで、そういうわけにもいかないんだけど、
実際のところ、
いま10年使ってるうちのリネンたちは、
まったく引退の「い」の気配すらないです。
あと10年経っても、同じことを言ってるかもしれない。
それぐらい、劣化のスピードがゆるやか。

使いやすい状態が長く続いて、
その間、そのアイテムのことを無駄に考えなくてもいい、
これはとても快適です。
あとは、そんなわけで、入れ替えがないから、
ストックを持たなくなりました。
平べったいから、収納スペースも小さくて済むし、
省スペースには効果バツグンでした。

リネン大好き。
リネン普及委員に勝手に就任して早10年。
なかなか成果があがらないきのこですけども、
これからも活動は続けていく所存です。