12月も多くの漫画を読みました。その中からおすすめの、面白かった漫画を紹介します。購入の参考になったら嬉しいです。
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葬送のフリーレン 12巻
過去に戻ってしまったフリーレンがヒンメル達ともう一度旅をしながら現代に戻ろうとする胸熱な展開。フリーレンの変化を感じるヒンメル達と、みんなの事を思い出しながら戦うフリーレンは思わず泣けてくるほど好き。死闘が一瞬で終わってるのは最高。
そしてラストは多くの人が歓喜したであろうワンシーン。早く続きが読みたい。
新しいきみへ 6巻（完）
面白かった！とにかくまずは面白かったと言いたい！ 無限に繰り返す2014年の中でバトンを繋ぎ続け、新しいきみへ全てを託す。キャラも大好きで最後まで素晴らしかった。
先生との出会いはなくなってしまったけど、全員が無事で終わるハッピーエンド。関係者が一度に映っていた一コマも良かった。前作に続いてとても良い作品で作者さんに感謝です。次回作にも期待してます！
ダンジョン飯 14巻（完）
まさに、これぞ大団円！素晴らしい結末とその後についての描き下ろし10ページ。最後の最後まで大満足の作品でした。最初から一貫した、魔物を食べるとういう悪食。ついには火竜と一体化した妹の身体まで食べる悪食ぶりは凄いの一言。一番の望みの魔物に会う事は叶わなくなってしまったけど、それが一番の望みなのがライオスらしくて本当に良かった。
次回作に期待するのはもちろんですけど、まずは1巻からしっかり読み直したいです。本当にお疲れ様でした。そしてありがとう。
ギャルがシルバニアファミリーを溺愛したら。#ギャルバニア 2巻
かわいくて尊くて推せる。ギャルと普通の女子高生を中心に広がるシルバニアファミリーを通じた物語。シルバニアのおかげで友達はできるし、モラハラも治るし、恋人もできる。シルバニアへの愛に溢れた素晴らしい話は2巻も最高でした。シルバニアファミリー……買っちゃう？
ラーメン赤猫 6巻
面倒見の良いサブちゃん、新しいお隣さん、新メニューにビアガーデンと楽しさいっぱいのラーメン赤猫。熱中症の話は赤猫の優しさが詰まってましたね。今回も各話間の話がとても良いし、番外編も収録されてて最高でした。
そしてアニメ化本当におめでとうございます！インディーズから始まり、正式連載獲得、単行本発売からのまさにサクセスストーリー。これからも強火で推します！
女神の疵痕 1巻
シギサワカヤが描くド屑小説家とその担当編集の物語。大ファンだったけど会ってみたら本人は最悪。やりたかった仕事、会いたかった相手のハズが思ってたのと違う。謎と魅力と才能に溢れたド屑。ホリの存在と初恋の疵痕、この先の気持ちの行方が気になる。
ちょっとネタバレするけど、あとがき読んだら主人公の坂田新は『初恋ディストピア』の一臣の妹！？そういえば実家は歯医者だった！てことはあれは小春？この設定、大好き。
ファミレス行こ。 上巻
和山やま最新作は『カラオケ行こ！』の続編。大学生になってファミレスでバイトする聡実くんと狂児さんの交友と、その周りの意外と狭い付き合いの話。
空気感はそのままで少しテイストが違う和山やまの世界が楽しめる、何度も読めるスルメみたいな話。なんというか、最高です。
ダイヤモンドの功罪 4巻
エグい話が安定して続く野球漫画。世界大会で優勝しても喜ばないチームメイト。自分のために色々考えてくれるけど自分の意見は聞いてくれない周囲の人たち。才能に恵まれて、努力もできて、野球は好きだけど致命的に人と争う事に向いてないメンタル。
こんな小学生がいたら確かに周りが狂うだろうと思わせる、妙なリアリティ。久し振りにランドセル姿の綾瀬川を見た時の違和感で、逆にこの物語がフィクションだと安心した。
じゃあ、あんたが作ってみろよ 1巻
好きな料理は筑前煮。完璧な彼女にプロポーズして完璧な人生を歩むはずがフラれた、価値観が古くて頭が固い男がまずは自分で筑前煮を作ってみる。料理から始まる価値観のアップデート物語。 見守ってくれる優しいけど辛辣な後輩たちが良い。
自分はこうならないように気を付けようと、こういう作品を見ると毎回思う。 幼い頃からモテてきた人ほどこうなりやすい気がするけど、全くモテない人もこういう人いそう。という事はみんなこうなる危険があるって事でしょう。価値観だけじゃなく、アップデートは大事。
ねむようこ作『こっち向いてよ、向井くん』に似たテイストの作品で好きです。
スーパースターを唄って。 2巻
雪人とメイジの、桜を含めた過去編。ドン底の環境で育ちながらも出会った2人と桜の絆と思いが突き刺さる熱い話で、気付いたら読み終わっていた。反社との切れないしがらみから雪人は抜け出せるのか、メイジのプロデュースがとにかく楽しみ。
鍋に弾丸を受けながら 4巻
台南式海鮮粥がとにかく食べてみたい。ひたすら美味しいスープってどんな味なんだろう？地元のラーメンは本当に好きな店は全部閉店しちゃって、もう食べられないから幻の味になってる。そんな事を思いながら楽しく読んだ。ホラー要素までぶち込んできてさらに楽しめる。お腹が空く漫画。
ハイスコアガールDASH 5巻
漲る小春が最高にカッコ良い5巻は晶の母との激しいバトルから。めんどくさいおばさんとの濃厚なやり取りを終え、せつなくも楽しく美しい過去編から再び現代へ。
小春を主人公にした良さがどんどん出てきて盛り上がる。小春好きにはたまらない展開。本当に良い続編になってきた。
ショーハショーテン！ 6巻
笑-1甲子園が開幕。嫌がらせを受けたりの裏事情も気になるけど、トップバッターのガラスの靴が割れたの漫才が単純に面白い。コンビの深掘りも良かったんだけど、これまさか全組やらないよね？と心配になる濃密さ。素晴らしかったです。
今年のМ-1でトップバッターが優勝したのを目の当たりにして、現実が漫画に追いついたのは感慨深かったです。
ここからは完結した作品の感想です。若干ネタバレしてます。
JKハルは異世界で娼婦になった 7巻（完）
前巻でほぼ完結した物語の後日譚をシスターのキヨリが語る形の最終巻。ハルのその後も、チバもスモーブも出てきます。目的を達成したわけでもなく、そもそも目的もない。魔王はきっとあの人だけど、対決もしないし対面すらしない。ただ少しだけ、この世界の女の子の意識を変えられたと思う。この物語の終わり方は素晴らしかった。
隣のお姉さんが好き 4巻（完）
最高だ〜。これは最高でした。 たーくんの成長はもちろん良いんだけど、不器用さとおバカな部分のかわいさが残っているのが大好き。ここにきての心愛さんの変化はドキドキしたし、結末もおまけもスゴいよかった。正直言って付き合う事になるとは思ってなかったから本当にびっくり。
るるひかる 3巻（完）
もっと読んでいたかった作品だったので残念ですけど、しっかりと終わらせてくれてありがとうございます。記憶伝承士としての仕事に出会い、多くの記憶伝承士に出会い、素晴らしい師匠に出会えたるるの物語は本当に面白かったです。最後のるるのタキシード姿は最高でした。
エイティーンエイティ 4巻（完）
80歳のおばあちゃんが18歳に若返るハートフルコメディ。少し早めに完結した感じだけど、第2の人生を全力で楽しんだ事が伝わる最終話はとても良かった。
欲を言えばもう少し読みたかったけど、非常に満足できる作品でした。お疲れ様でした。
たけのこが12月に読んだおすすめのマンガを紹介しました。
『あたらしい君へ』『ダンジョン飯』の完結が印象深かったですけど、『JKハルは異世界で娼婦になった』『隣のお姉さんが好き』の完結も非常に良かったです。
アニメの勢いそのままに『葬送のフリーレン』もここでヒンメル登場はさすがでしたね。
岡野く仔大好きなたけのことしては『ギャルバニア』も外せませんし、『ラーメン赤猫』はいつでも最高です。
急激に盛り上がってきた『ハイスコアガールDASH』の今後に期待してます。
今月もたくさんの良い作品に出合えて楽しかったです。
2024年1月に読んだおすすめ漫画の感想はこちら
2023年11月に読んだおすすめ漫画の感想はこちら
今まで読んだマンガの感想を、月別にまとめた記事を貼っておくので、よろしかったらご覧ください。
