1月も多くの漫画を読みました。その中からおすすめの、面白かった漫画を紹介します。購入の参考になったら嬉しいです。
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ニセモノの錬金術師 1巻
『僕の妻は感情がない』の杉浦次郎原作、そして待望の単行本化。異世界転生した錬金術師パラケルススが奴隷として売られていた呪術師ノラとエルフを買い、異世界で頑張る話。
細かい設定と世界観が抜群の作品で、面白いチートスキル、かわいくて有能なノラさん、全てが大好物。ラフ版で全話無料公開してからの単行本化という新しい手法がどうなるのかも興味あります。
ハクメイとミコチ 12巻
年に一度のお楽しみ。美味しそうで楽しそうでかわいらしい世界を満喫させてくれる素晴らしい時間を味わって大満足です。
ミコチの食べ物に対する感覚はさすがだし、ハクメイのかわいい格好は貴重。また来年まで何度も読み返して何度も楽しむ予定。期待通りの作品をありがとう。
百合にはさまる男は死ねばいい!? 4巻
高校吹奏楽部を舞台にした同時多発百合物語。世代すらも超えて発生する百合の中から、ついに成就されるカップル誕生は嬉しいですね。コンクール本番も、家族の問題も色々あるけど、百合が全てを解決してくれるハズ。良い百合でした。
アルスラーン戦記 20巻
表紙にもなったけどみんな大嫌いなボダンの乱入の続きから。三勢力の戦いの中でのダリューンの強さにシビれる。大きな出来事が発覚した濃厚な1冊だった。アルスラーンの有能さを描きながらも過酷な運命を強いるのが辛い。頑張れアルスラーン。
どうやらボダンの退場は原作にはないオリジナルストーリーらしい。いろんな意味でこの先が楽しみになった。
竜送りのイサギ 1巻
斬った相手の記憶が見える流刑地の首打人イサギ。罪人で大将軍のタツナミとの出会いで人生が大きく変わる。類稀な剣の腕を持ち、流刑地しか知らないイサギが、島を出て旅をする物語。
シリアスで時々コミカルな、竜を巡るファンタジー。すでに面白い。
片田舎のおっさん剣聖になる 5巻
おっさんのカッコ良いシーンの連続でシビれる。政治の話に納得いかずに単身乗り込むおっさん、3人を相手にするおっさん、酒場の人と戦うおっさん、そして新武器を手にしたおっさん。おっさんの魅力全開で最高の一冊でした。
戦闘シーンを純粋に楽しめる漫画は個人的に貴重。
この復讐にギャルはいらない 3巻
根暗な殺し屋と明るくて優しいギャルの話。本編が進みながら暴走気味に連発する多ジャンルなギャグの嵐が最高。
コナンネタ連発とタケモトピアノのキレは抜群だし、市来崎さんのボスがメチャクチャ優しいけどズレてるのも好き。
追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 7巻
暴走が続くチー付与。久し振りにまともな話が続いたと思ったら終盤でいつもの勢いが出てきて笑った。エルシーの賢さがスゴいとか言いたいけど、真骨頂はこのふざけたノリだと思う。
舞妓さんちのまかないさん 25巻
急速に昔の関係に戻った百子姉さんとおかあさん、そしてすみれとキヨの話の1話目からスゴい好き。青森に帰った3人の話の中でも、健太が2人にハンバーグを作った話は今思い出すだけでもまた泣ける。すれ違い続ける片思いの構図は気になるけど、いつまでも3人が仲良くしていてほしい。
推しが武道館いってくれたら死ぬ 10巻
前巻ラストでのれお卒業のお知らせから、れお一色の1冊。少しずつ近付いていく卒業までの本人とメンバー、オタクの気持ちを描き切ってある。推しが武道館いってくれなかったまま卒業してしまったくまささんの悲しみが辛く切ない。
ここからは完結した作品の感想です。若干ネタバレしてます。
シメジシミュレーション 5巻(完)
『少女終末旅行』のつくみずが描く女の子たちのシュールな日常4コマは、どんどん予想外の展開を迎えて壮大な話になって完結。一言では伝え切れないスゴい作品になってしまった。かわいいキャラたちと独自の世界観が素晴らしかったです。
神客万来! 6巻(完)
神様たちをもてなすホテルの物語最終巻。姿を消した鬼と、焦ったいままなかなか進まないふたりの仲。ほのぼのした物語の最終話が明るく楽しいみちるのお別れ会だとは思ってなかったから意外でした。みちると瑞稀と鬼の関係もきっちり完結させた最後は泣ける。良い作品だった。
神さまがまちガえる 4巻(完)
バグまみれの世界の1話完結日常物語の最後は、正しくなってしまった世界を元通りのバグだらけのめちゃくちゃな世界に戻す話。今までの話も振り返りつつ、期待通りのハッピーエンドでとてもよかった。連載お疲れ様でした。
くまみこ 20巻(完)
最後は急に神様との戦いになる急展開だったけど、よしおと響が幸せになる終わり方には大満足です。今井くんは必要だったのかもよく分からないけど、読む人によっては大事だったのかな?連載お疲れ様でした。
たけのこが1月に読んだおすすめのマンガを紹介しました。
ラフ版で全話無料公開してから単行本化された『ニセモノの錬金術師』は期待通り素晴らしかったです。年に一度のご褒美だと思っている『ハクメイとミコチ』の世界観は最高でした。
『舞妓さんちのまかないさん』はここにきて勢いを増している気がするほど完成度が高いです。
完結作では『シメジシュミレーション』がさすがつくみず作品という存在感で、そのほかはハッピーエンドの作品が多かった印象です。
原作という言葉を使うのを躊躇する時期ではありますが『アルスラーン戦記』が原作と違う展開になったというのを良い方向で期待しています。
今月もたくさんの良い作品に出合えて楽しかったです。
2023年12月に読んだおすすめ漫画の感想はこちら
2024年2月に読んだおすすめ漫画はこちら
今まで読んだマンガの感想を、月別にまとめた記事を貼っておくので、よろしかったらご覧ください。