新しい漫画を探すのは時間も手間もかかりますよね。1巻が発売されたばかりの作品の中からおすすめの作品を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
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2024年4月の新作情報はこちらから
しれっとすげぇこと言ってるギャル。―私立パラの丸高校の日常― 1巻
誰もが異能力を持つ世界の高校を舞台にした青春コメディ。トロッコ問題解決しちゃったり、しれっとスゴい事を言いながら過ごすギャルたちの会話とスゴい異能力の無駄遣いがかなり面白い。あざまる水産、ま？が？とかギャル語も好き。
バカ女26時 1巻
タイトルのイメージとは少し違う女ふたりの逃避行物語。
同窓会で再会した性格が合わないふたりの話から始まり、DV夫の殺害が発覚してベトナムに脱出。謎多きアツコと、アツコに頼りながらもマイペースで行動するユリ。性格も価値観も違うバカ女たちが面白い。
オルクセン王国史～野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか～ 1巻
エルフの国で白エルフに突如攻め込まれ、虐殺されたダークエルフ達。彼女達が逃げ込み、助けられたのは野蛮で食欲と性欲にまみれた存在とされるオークの国。120年前の戦争以降、大きく変わったオークの国で新たな王に忠誠を捧げるダークエルフの族長。
優しく慕われながら勤勉で賢く行動が早い。このスゴい手腕のオークの王は異世界転生？というレベル。非常に楽しみなファンタジーが始まった。
どくだみの花咲くころ 1巻
クラスで浮いてる変わった信楽くんの事が気になって仕方ない、優等生で裕福な家の清水。観察して、水をぶっかけて、熱く語って気味悪がられながら少し仲良くなる。ヘンテコな2人が過ごす奇妙な小学校生活はなんだか不思議な空気でクセになる。
銀のくに 1巻
新潟県の片田舎にある小さな町。祖父母と両親と暮らす家に、初めて会った従兄妹たちが訪れ一緒に暮らす事に。不安や戸惑いを隠せない主人公が、同じ様に不安を感じ戸惑う従兄妹たちに気付き徐々に打ち解けていく。にしても強烈なのぶち込みすぎ！もう少し距離感考えて！
ひねくれ騎士とふわふわ姫様 古城暮らしと小さなおうち 1巻
薄汚れた古城に1人で住む姫様と結婚するように命じられた騎士。妖精が見えるふたりが、妖精のために小さな家を作り、お礼をもらい、妖精たちと仲良く暮らす優しくて温かい物語になりそう。姫が作るかわいくて小さい素敵な家がとても良い。
平成敗残兵すみれちゃん 1巻
31歳元アイドル無職、酒パチヤニ大好きなすみれちゃん。高一の従弟プロデュースで同人グラドルで天下取りに挑戦！見た目とカラダは素晴らしいすみれちゃんのエロさと、従弟の意外なプロデュース能力、いきなり出禁のイベント、期待以上に面白い。
目の前の神様 1巻
最近流行りの将棋漫画。プロ棋士デビュー戦で大失敗。連敗して落ち込んで、自分を見失った末に辿り着いた初勝利。そして思い出した将棋が好きで一番を目指す事。優しい姉弟子と変人師匠、ザリガニ肩に乗せてる変な手を打つ主人公。真面目でおバカでとても好きです。
いとこのこ 1巻
夏休みに田舎の叔父の家で過ごす中学2年生の望くん。やけに距離の近い従妹に懐かれて、イジられ、たまにドキッとする毎日。 好きとか好きじゃないとか、小中学生らしい感情でお送りする楽しい青春の一コマがとても愛おしくて尊くて、元気いっぱいで良い。
グリーングリーングリーンズ 1巻
久し振りにゴルフ漫画を読んだ気がする。 要領が良いけど本気になるのを嫌い、将来に夢を持たない主人公。同級生ヒロインの渡米という進路と彼女の美しいゴルフのスイングに興味を持ち、ゴルフにのめり込んでいく。
身体能力や運動神経には恵まれてそうな主人公だけど、努力と繰り返しで学ぶスイングに大苦戦。それでもひたすら打ち続け、少しずつ、そして一気に才能が開花し始める1巻は少年漫画らしくて良かったです。ヒロイン王賀撫子のキャラも結構好き。
ゴールデンマン 1巻
『亜人ちゃんは語りたい』のペトス最新作はヒーロー物語。ネオヨークを守るゴールデンマンが失踪。現場に残された怪力で記憶喪失の男をゴールデンマンとして戦わせる。彼は一体誰なのか、大きな謎を抱えつつ進む、笑いとシリアスのバランスが良い作品。
魔導具師ダリヤはうつむかない ～王立高等学院編～ 1巻
『魔導具師ダリヤはうつむかない』のスピンオフ、タイトル通りの王立高等学院編。新しくできた友人や、楽しみにしていた魔導具科の授業を満喫。学生らしい嫉妬や嫌がらせが本編とは違った辛さで嫌な感じ。展開は早いですね。
魔女の花屋さん 1巻
魔女になるために田舎から出てきた少女アリー。花屋さんをしてる変わった魔女のヨシノに弟子入りして、人を幸せにできる魔女を目指す。花と魔法で街の人たちと繋がり、少しずつ笑顔を増やしていくファンタジー。エルフ、ドワーフ、魔女、色々出てきます！
累々戦記 1巻
累と呼ばれる人の心の影に集まる負の感情。人の心身を乗っ取った累を剥がし滅する剥離師の涅森と、規則を重んじる風紀委員の朝風。2人が協力して累と戦う物語。ジャンプらしいバディ妖退治もの。そしてどんどん友達が増えていきそうな予感。
いじめ撲滅プログラム
ピエール手塚作画のいじめをテーマにした1巻完結物語。ロボットとAIを利用して強制的にいじめをなくすシステムを試験的に導入した学校が舞台。いじめがテーマの作品なのでもちろん胸糞多めです。でも考えさせられる部分も多い作品でした。
4月に発売された新作漫画の感想をまとめました。
『しれっとすげぇこと言ってるギャル。』が面白かったですね。会話のやり取りがとても好きでハマりました。
タイトルのイメージと全く違う『バカ女26時』、小学生の変わった友情物語『どくだみの花咲くころ』、期待のファンタジー『オルクセン王国史』など、良い作品が多かったです。
『ひねくれ騎士とふわふわ姫様』の優しい空気も、『平成敗残兵すみれちゃん』の酷い空気も大好きです。
新作漫画を読んでいて感じるのは、漫画は常に進化していて、どんどん面白い作品が出てきますね。
みなさんの楽しい漫画生活の役に立てたら嬉しいです。
最後に、今まで読んだマンガの感想を、月別にまとめた記事を貼っておくので、よろしかったらご覧ください。
