7月も面白いマンガをたくさん読みましたので、感想とおすすめの紹介したいと思います。7月発売の作品を中心におすすめ順に書きますが、多少の前後があったり、急に古い作品も出たりしますが、そのあたりはご了承ください。
普段はTwitter(@takenoco_comic)でkindleのセール情報、新刊の発売情報、日々の読んだマンガの感想を呟いています。お気軽にフォローしてください。
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友達として大好き 3巻完結
思ってたより早い完結だったけど大満足。突然現れた陽キャや、兄との問題、そして卒業など1冊丸ごと面白かった。いつも明るいサナコがみんなを明るくしてくれる、最後まで明るく前向きで大好きな作品でした。
この作品は最初は下ネタ全開っぽい雰囲気で始まりますけど、明るいけど友達がいないサナコが真面目な生徒会長と友達になるために頑張る、笑って泣ける良い話ばかりで何度も読み返せる作品なので多くの人に読んで欲しいです。
僕の心のヤバイやつ 5巻
少しずつ山田に対する態度を気にしていく市川と、ぐいぐい来る山田が相変わらず最高。山田のお父さんは良いキャラで、いつの間にか山田グループと普通に話してる市川が面白い。おねいとの会話のシーンは今までで一番真剣だった気がする。山田との未来を考え始めた市川のこの先が気になる。最高過ぎる。闇の者の設定がまだ生きていたのは笑った。
金曜日はアトリエで 3巻
ご飯を美味しそうに食べるヌードモデル環と画家の先生の噛み合わない話は相変わらず。今回はふたりの魅力の再確認だったけど、特に環の魅力が大爆発だった。少しずつ成長する環の魅力にみんなが虜になるのが楽しい。先生の浮世離れ感も好き。面白い。
葬送のフリーレン 5巻
1次試験のパーティー戦。一気に登場人物が増えて把握が大変だけど、クセモノだらけで面白い。今まで通りサクサク終わるのかと思ったら、時間をかけてるのは大事な要素なのかな?真剣な試験と普段のオンオフがやっぱり好きだし、次巻予告も楽しみで良い。魔法使いのパーティー同士の戦いはあまり見る機会がないから新鮮で、少しずつ出てくるフリーレンの過去の話も、ヒンメルの勇者としての振る舞いやフリーレン達とのやりとりも、淡々としながらジーンとしたりホロリとしたりで素晴らしい。
カナカナ 2巻
心が読める悩める少女・佳奈花と、心が読まれても問題がない悩みのない元ヤン・マサの爆笑生活2巻。今回はツンデレやザリガニ、はじめてのおつかいで大爆笑。朝からでも、落ち込んだ時でも、いつでも楽しく読める西森博之ワールド全開で最高でした。超おすすめ。
adabana 徒花 下巻
ついに完結する三部作。殺人事件の真相、美月の狙い、真犯人の正体、裁判の行方。全てが決着する物語の結末は、どう考えても悲しくなるとしか思えない。これでよかったのかな?とも思うけど、たぶんよかったんだろう。重く切ない物語でした
かげきしょうじょ 11巻
さらさが暴走して大変になった授業。そして次の授業はまた違った課題を突き付けられる。内容が演技メインになってきて、色々と意味深なセリフはあるし、これから何が起きるか分からなくてドキドキする。そして毎回番外編が良い。今回も面白かった、むしろ今回は最高だったかもしれない。ズッ推しです!
メイドインアビス 10巻
成れ果て村編完結。ファプタの目的を阻止するレグ、目覚めたナナチ、ワズキャンの狙い、ヴエコの思い。長くて重い話だったし、謎は解けないままだけど、この先に色々繋がる布石みたいな話だった気もする。さあ、探検の続きが始まるぞー!
よふかしのうた 8巻
ナズナちゃんの初めての友達の話がメイン。その前にコウに彼女ができたり元カノができたりも楽しかったけど、メインの話も面白い。結末が次巻に持ち越しなのが苦しい。飄々として独特なキャラだらけで、メリハリの付け方も好みで、相変わらずオススメ。ところで先輩って探偵さん?
逃げ上手の若君 1巻
待ちに待った松井優征最新作。鎌倉幕府の後継者のハズが謀反で全てを失った少年。逃げる事に関しては超人的な能力を活かして英雄を目指す。歴史物と思って読むよりも楽しく読む方が良いと思うし面白い。絵も笑いも安定の松井優征ワールドで先が楽しみ。
グッバイ・ハロー・ワールド
近い未来や遠い未来を描いたSF短編集。どの話も色々な設定で楽しめる良い1冊でした。いつもとめくる方向が逆で、最初は読み難かったけどすぐに慣れた。紙はどうなってるのかな?次は連載物も読んでみたい。オススメです!
アンデッドアンラック 7巻
オータムを倒した。次はサマーが相手だけどその前にジュイス、ビリー、そしてシェンの過去に少し触れる。それぞれのキャラを掘り下げながら、戦い、解決に向かう流れが面白すぎる。アンノウンにこの先更なる救いはあるのかな?この作品は展開が早いのに中身が詰まってるから頭が追いつかない。何度か読み返してるけど、また読み返さないとダメだ。スゴいマンガだと思う。
転生したらスライムだった件 18巻
クレイマンとの全面対決。領土に攻め込むベニマル達と、直接対決するリムル。ミリムの様子と考えが気になるけど、この戦いの落とし所はどこになるのかな?なんにしてもクレイマンには早くいなくなって欲しい。
もういっぽん 13巻
2年生になって最初の大会インターハイ。1年生の前で良いところを見せようと頑張るけど相手は優勝候補。このマンガはスポーツ漫画にしては珍しく普通に負ける。でも負けて学んで強くなるのが見ていて楽しいし、テンポも良くて面白い。アニメ化おめでとう!
潮が舞い子が舞い 6巻
今日もみんな楽しそうに喋り倒している。バーグマンの出番が多めでかわいかったし、個人的には氷室さんが好きだったな。恋愛要素がだいぶ出てきたけど、特に進展させるわけでもなく話が続いていくのも読んでて楽しい。そして水木のコミュ力がスゴい。面白いなー。
七つ屋志のぶの宝石匣 14巻
真面目な話とくだけた話がほどよく出てきて面白かった。本筋はだいぶ核心に迫ってきた感じだし、志のぶとアキの関係も程良い気がする。倉田屋にはダメな人がたくさん集まって来るけど、みんなそれなりに悪くない人になっていくのが良いし、好き。
ミステリと言う勿れ 9巻
双子編クライマックス。最近の整の推理は一段と大雑把というか強引で、わりと外れているのが気になる。子どもがテーマの話が続くけど、あまり暗い話にして欲しくないと思いつつ、そうはいかない作品だよなとも思ってる。月九ドラマ期待してます。
仄見える少年 4巻完結
結構好きだったので、ここでの打ち切りは悲しいけど仕方ない。とはいえこの最終巻は上手くまとめてあるし、番外編と特別読切は面白かったので大満足です。 最後までしっかりと描き切ってくれた作者さん達、ありがとうございました。お疲れ様でした。
舞妓さんちのまかないさん 17巻
新年を迎えて京都に戻り、また頑張り始める3人。この17巻はずっと話が続いていて、みんなの優しさがみんなの良い事に繋がっていて、やっぱりこのマンガは好きだと思える良い1冊だった。今日も一日頑張ろうと思う。
傘寿まり子 16巻完結
遂に最終回を迎えた。欠陥住宅とバラバラになった家族、新しく出来た仲間と新しい家族をどうやってまとめるかが気になってたけど、満足の結末で安心したし面白かったです。最終話の前にあとがきがあって、ここで終わり?とちょっと焦った。
たぬきときつねと里暮らし 1巻
ブラック企業を退職して田舎の祖母の家の近くでのんびり過ごす無職の主人公。山で出会った子供たちがたぬきときつねで、なんだか懐かれて毎日過ごすようになる日常物語。人間に対する浅い知識と、野生が抜けないふたりが可愛いくて好き。
刷ったもんだ 4巻
超繁忙期には色々トラブルが発生するもんだけど、職種によって全然違うから新鮮だった。新キャラの新橋さんは良いキャラだし、相変わらず個性的な人が多いのは読んでで楽しい。気になっていた過去の事についに踏み込んで、続きが楽しみ。
とんがり帽子のアトリエ 9巻
魔法使いのお祭りの前夜祭に参加するココたち。魔法が使えない王城での貴族と魔法使いの会談、人気の魔法器、違反魔法器、そして悪い魔法使い。誰もが魔法使いになれれば良いのにと、やっぱり思うけどなー。きな臭い話ばかりの9巻でした。
ヴィンランド・サガ 25巻
ヴィンランドに向けて出発した。トルフィンにはこれから苦労と苦難が待ち受けてるのは分かってるけど平和に過ごして欲しい。原住民と戦争をする展開は避けて欲しいけど、トルフィンの強さを知って欲しい気もする矛盾した複雑な気持ち。
天国大魔境 6巻
ロビンと再会したキルコ。ロビンは大体想像していた感じを更に上回る人物だった。後半の学園編はこちらも大事件発生で大混乱。ヒルコ……ヒルコって言いました?そろそろ二つの世界が交わるのか?まだまだ謎だらけです。
JJM女子柔道部物語 11巻
全道大会が終わり、いよいよ全国大会。初めての東京ではしゃぐメンバー。実在の人達を小ネタに挟みながら3年生に進級する。この物語は実話をもとにしてるから、小林まこと色が少し物足りないんだけど、この先どうなるのかな?
夢で見たあの子のために 8巻
いよいよクライマックスが見えてきた気がする。色々な事が繋がって「あの子」はあの子の事かな?という流れ。明るく前向きに物語が進み出した。戦いはこれからだ!という感じで、やっと盛り上がってきた。
水溜まりに浮かぶ島 4巻
タイトルの由来になる出来事が分かり、なんとも悲しい気分になる4巻。入れ替わった2人と入れ替わりに気付いた人、入れ替わりに気付かずに追いかける人。だいぶ進展があった、次の巻あたりで色々と判明してくるかな?
キングダム 62巻
蚩尤の話はもう終わって欲しかったから、これでよかったと思う。もう少し無駄な死者とか窮地を作り過ぎないでスムーズに進むといいな。面白いし好きな作品だから期待してます。
果ての星通信 5巻完結
突然見知らぬ星に飛ばされたマルコが星作りの仕事をしながら恋人の待つ地球に帰る物語もついに最終回。悲しいような嬉しいような複雑な気持ち。このマンガは好きな要素が詰まりまくってて、切ない話も多いけど、かわいい素敵な登場人物がたくさん出てきて、本当に面白かった。宇宙、宇宙人、SFが好きな人は読むべき作品。超オススメです。
モディリアーニにお願い 3巻
読めば読むほど好きになる3人。読んでも読んでも良い話が出てくる。千葉が気付いた良くない安心、藤本の苦悩とカニの絵、もっくんのお父さんの話も良かった。そして巻末のおまけが最高だったから、みんな最後までしっかり読みましょうね!
ドキュンサーガ 2巻
2巻は過去の魔族側視点の話になる。人間のDQNが主人公だと思ってたら違かったし、話の内容も想像と全く違う。なにこれ、超面白い。人間と魔族の熾烈な争い、魔族側の苦悩、人間の強烈な悪意は読んでいて苦しい。だけど、この先を読みたくて仕方がない。
焼いてるふたり 3巻
10日間の有給で一緒に夏休み。ハグの先に関係を進めたいけど、なかなか勇気が出ない健太。そんな時でも相変わらず料理は美味しそうで、焼きそばの作り方はちょっと参考にしてみたいと思ったし、ホットサンドは手軽で良いよね。そして気になる終わり方で4巻が待ち遠しい。
恋は光 3巻
宿木さんの本音の告白から悩み、別れ、そして悩む西条。東雲さんは喜んだりバイトしたり宿木さんに上手く使われたりしながらも楽しそう。変人だらけの四角関係の様子だけど、北代の立ち位置とこれからの振る舞い次第ではどんな波乱になるのか。光の正体も気になるし面白い。
ハコヅメ 7巻、8巻
少しずつ買ってます。留置所付きの仕事は大変そうだし、女性警察官が必要な時は別の大変さがあるし、みなさんメンタルやられないようにして下さいと思う。個性的なキャラばかりで毎回楽しいし、やっぱり好き。
そろそろ飽きてくるかと思っても毎回面白くて笑ってしまう。覚醒剤の怖い話がおしっこの話になるし、川合の恋バナや、カナがくノ一捜査官になった経緯なんかも含めて笑わせてもらった。ドラマも評判いいみたいだし、やっぱり好き。だいぶ遅れてるけどじっくり読みながら追いつきまーす。
BADON 3巻、4巻
バードンでの初めての年越しから、タットラーの若社長が大麻入りの煙草を入手する話まで。友情や信頼、決意など大人のカッコ良さを思う存分楽しんで大満足の1冊。リリーともご近所さんとも上手くいってるし、組織との関係だけが不安材料かな?バードンは逃げない、カッコ良い。
4巻ではリリーが事件に巻き込まれる。冷静でいられるはずもないアパートの住人たちと、リリーに迫る危険にハラハラしてドキドキして1冊丸ごと冷汗。いくつかの意外な事実が判明する濃厚な1冊。ヤッカラの人間の絆の強さが素晴らしい。
僕の妻は感情がない 1巻、2巻
仕事が忙しくて買った中古の家事ロボット・ミーナちゃんに酔ってプロポーズしたタクマ。表情と感情がないロボットなんだけど、なんとなく気持ちが伝わるし、ロボットだから色々と意思疎通に問題があったりするのが可愛くて面白い。最近は良いラブコメにたくさん出会ってる。
2巻では出かけた先でスーパーミーナと出会い、ミーナちゃんに友達ができた。スーパーミーナのご主人のおかげでミーナちゃんが初めてのアップデートをする事になったんだけど、どんな風になるのかな?代替機のミーナちゃんも変に優秀ですごいな。
東独にいた 3巻、4巻
フレンダー奪還計画の続きから。戦局に大きな影響と変化を与える事になり、今までと違う対立構造が生まれた。そしてユキロウとアナの関係が決まるこの3巻の最終話は素晴らしかった。ある意味、分かっている結末だけど、この作品の結末がどうなるのかが楽しみ。
3巻では反政府組織に対して攻勢に出るドーピング軍団をノードープだけどスペシャリストの連携で迎え撃つ激しい戦いが迫力満点。個人的には違う顔のエピソードが超怖くて好み。フレンダーの「扇動者であって先導者ではない」というセリフも好き。駆け引きがスゴい。
北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 3巻
リツの祖父が突然の結婚と相手のジークの事が気になって訪ねて来る。おもてなしにもジークにも満足してアドバイスをくれるお祖父さんはいい人で安心した。今回も美味しそうな北欧の食べ物と、豊かな自然の美しさが良かったけど、やっぱり最後のシーンが格別。いつまでも幸せでいて欲しい。
ヤンキー君と白杖ガール 3巻
黒川がユキコの友達の空と青野と初対面。見える人と見えない人、お互いの壁を感じながらも徐々に打ち解けていくのがやっぱり良い。空に起きてる問題を解決しつつ、その周りの問題も解決する展開は素晴らしいし、ジェラるユキコもかわいい。そして青野が良いキャラ過ぎる。
七つ屋志のぶの宝石匣 12巻、13巻
アキと菖蒲、志のぶと西がそれぞれバチバチしてる間に話は進み、北上家の家宝の石を持っている人物が遂に明らかに!盛り上がってきながらもサイドストーリー的に日常の話を入れてくるのがこのマンガの良い所。質屋は社会です。
甲府市が宝石の街とは知らなかった。楽しい小旅行で新しい情報を入手できて、黒幕さんたちにも新しい動きが出てきた様子。アキと志のぶも少し和解したような、複雑化したような雰囲気で盛り上がってる。ちょっとずつダメな人が多くて笑えて楽しいし、やっぱり面白いな。
あした死ぬには 2巻
40代女性の身体と気持ちの変化を描いたこの作品。同級生だった3人がそれぞれの立場で年齢との向き合い方に悪戦苦闘する姿が生々しい。疲れが取れない、眠りが短い、同僚に苛つくなどなど盛りだくさん。そんな中、大きな決断が迫ってきているのかな?
ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア 1巻
友達もいない、ぼっちの博士とドSのロボット少女が終末間近の世界で過ごす、絶望的で幸せな日々を描いた4コマ。『葬送のフリーレン』の山田鐘人さんらしいシュールな笑いが好きだし、所々に出してくる切なさが良い。
ぽんこつポン子 5巻
夏休みを満喫するゆうなとポン子が楽しそうで良い。やっぱり子供は自由に遊ぶのが夏休みの醍醐味だよね。流しそうめん、恋バナ、そして吉岡夫妻の馴れ初めとドラクエ。怖い母に連れ戻されそうなゆうなが気になるから6巻が読みたい。
WINDBREAKER 1巻
町を守る不良達が集まる風鈴高校に入学するケンカの強い孤独な主人公。町を守る部分を知らなかったから色々と噛み合わなかったけど、少しずつ仲間や味方の良さが分かってくるのかな?久し振りにヤンキー漫画を読んだ気がするけど面白かったです。
ふることふひと 3巻
「ふひと」の名前の持つ意味が分かり、それでも自分らしく生きる決意をした史。不穏な空気を感じながらも古事記の編纂を続けている中、最後に出てきた「ふること」の言葉でこの先の展開が全く分からなくなった。こんなの想像してなかったぞ?早く続きを!
こっち向いてよ向井くん 1巻
男女の恋愛観のズレを描いたねむようこ最新作。女性を守ってあげたいと思う向井くん、そんな事思われたくない女性。振られて10年経って気付いた認識の違い、男の勘違い。面白かったなー。 もちろん守られたい女性もいるだろうけどね。
傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 3巻、4巻
マリー・アントワネットの結婚に絡んだ陰謀と嫌がらせの話。恥をかかすために細工されたドレスを秘密裏に直すように依頼されたベルタンの活躍。それにしてもさすがは中世ヨーロッパ、しかもフランス。醜い権力争いが激しくてまともな人は殆どいない。怖い……。
4巻はマリー・アントワネットが魔窟ヴェルサイユ宮殿でタチの悪い奴らに唆されて始まった「挨拶戦争」がメイン。誰が主役か分からなくなりそうな勢いだったけど、ベルタンの方もしっかり進展あり。ゴチャゴチャの人間関係の中、次巻予告は更に混沌としてるなー。
モブ子の恋 4巻
告白を決意する入江君。思ったより早い展開で、脇役同士の恋物語が結末を迎える。好きな人と一緒にいられる日の服を選ぶ信子がかわいらしくてスゴいよかった。入江君の不器用だけど真面目で紳士で真摯な所もすごく良い。面白かった。
ねこと私とドイッチュラント 3巻
冬を越えて春を迎えるベルリン。モロッコに旅に出たり、サマータイムが始まったり、白アスパラガスの時期がきたり。白アスパラガスがそんなに食べられてるとは知らなかったし、超美味そう。いつか本場の物を食べてみたい。次巻のベルリン街歩きが楽しみ!
ラグナクリムゾン 2巻
現世でクリムゾンと手を組み、共闘する事になったラグナ。第三位階、風獄竜と戦うために狩竜人をけしかけるクリムゾン。同時に王都では大変な事件が起きていて大忙し。クリムゾンはまだまだ謎だらけだけど、基本は優れた頭脳の軍師役なのかな?
キンとケン 2巻完結
紀元前後の中国皇帝の劉欣と部下の董賢。謀略でどんどん立場が悪くなるふたりがあまりに悲しい。国の事を考えてる人達が悲しい運命を辿るのが読んでいて辛い。可愛らしい絵で油断した。せめて最後は救いがあって欲しい。
繕い裁つ人 全6巻
祖母の後を引き継いで、直接会った人を相手に仕事をしてきた市江と、それを見守ってきた藤井。服にまつわる思い出、コンプレックス、時代や流行を含めての人との繋がりが面白いし良い。欲のなかった市江が少しずつ頑張り始め、藤井の異動、市江の心境の大きな変化、色々な事が詰まった最終話は少し余韻を残す良い終わり方だったと思う。こんな服をいつか仕立ててもらいたいなー。
わるいあね 3巻完結
所々にあった違和感が7年前の真実と一緒に明かされ、物語は完結する。家族間の愛に関しての答えのひとつがこの結末だと思う。多くの国で近親者への性的な気持ちは絶対的な悪という認識みたいだけど、これって今後もそうなのかな?ジェンダーや差別の問題と同じように時代と共に変化していく考え方なのかな?とか考えたりしてみた。
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7月は完結した『友達として大好き』が、
最後までしっかりと面白かったですね。
そして『果ての星通信』の完結。
少し読むのが遅くなりましたが、
SF好きには文句なしにオススメです。
1巻完結の『グッバイ・ハロー・ワールド』は、
紙で買い直すか悩むほど良かったですし、
新連載の『逃げ上手の若君』はさすがの一言。
『僕の心のヤバイやつ』『カナカナ』
『金曜日はアトリエで』は、
読んでいると笑いながら癒されます。
たけのこが7月に読んだ、
おすすめのマンガを紹介しました。
参考にして頂ければ嬉しいです。
最後に、今まで読んだマンガの感想を、
月別にまとめた記事を貼っておくので、
よろしかったらご覧ください。