2月も多くの漫画を読みました。その中からおすすめの、面白かった漫画を紹介します。購入の参考になったら嬉しいです。
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Landreaall 40巻
「サー・ジャックに回転を！？」からのサー・ジャックコールで爆笑して、ティ・ティの騎士としての思いと行動、言葉に自分でも驚くほど泣いた。王やディア、教官の使い方も交渉の切り札の登場も全てが素晴らしい。
40巻まできて最高の1冊を読めるなんて感謝しかない。読んでない人は40冊読みましょう！
違国日記 10巻
朝と槙生の話が近い過去と遠い過去を織り交ぜながら進む。槙生の本を見た時の姉や、自分には何もないと感じる朝へのカンちゃんと社会科の先生の言葉が印象深い。今のタイミングで千世に話しかけられるのは朝の長所で、とても素晴らしい物だと思う。
「朝 高校3年 春」に戻ってきたのは思わず唸ってしまった。素晴らしい展開で、最終章の予感がする。
ハコヅメ～交番女子の逆襲～ 23巻（完）
ハコヅメが読める嬉しさと、終わってしまう悲しさが同時に襲ってくる1冊丸ごと使った長編。素晴らしい終わり方に涙が滲む。描き下ろしは最高だし、巻末の新連載の情報も嬉しい。最高の作品をありがとう！第二部の開始を待ってます！お疲れ様でした！
自転車屋さんの高橋くん 6巻
少しずつ思った事を伝え合えるようになってきたふたりがとても愛おしく感じる。キミちゃんの結婚式はスピーチもそれ以外の部分も最高で文句なし。東京でのまさかの両親の出会いと、続きが気になるラストは少し不安だけどあとがきで少しホッとする。決めつけるのって無意識だからタチが悪いし難しい。
ラーメン赤猫 3巻
猫が経営して猫が働くラーメン赤猫。たまにハラハラさせられながら、時々泣かされる、そんな話が今回もたっぷり堪能できます。
ハナちゃんの呼び方の話はさりげなさ過ぎて確認してしまったし、佐々木さんと店長の名前の話も面白かった。今までより泣ける話が大盛りでお届けされた気がする。最高です。
黄泉のツガイ 3巻
一度死んだというアサの話から。「解」「封」の力の秘密とそれを狙う組織。目まぐるしい展開、メリハリの付け方、少し分かってもまた増える謎、全てに引き込まれるのはさすが荒川弘。
兄さまゾッコンのアサはかわいいし、デラさんもさらに魅力的に。ユルの決意も最高でした。
ふたりエスケープ 4巻（完）
顔の良い無職の先輩と漫画家の後輩の現実逃避ふたり暮らし、ついに完結してしまいました。
悲しい、まだ読みたい、そんな人には朗報。同人誌やSNSで今後もふたりを追いかけてくれるそうです！ありがとうございます！ ひとまず、お疲れ様でした。
セクシー田中さん 6巻
メイクを大失敗した田中さんから始まり、笙野のお母さんの話も朱里の話も面白くて感動して素晴らしかった！ 自分に自信のない人や、やりたい事が分からない人たちが少しずつできる事を積み重ねていこうとする姿がとても素敵でした。もっと多くの人に読んでほしい作品です。
海が走るエンドロール 4巻
表紙のテイストが変わり過ぎてまず驚いて、最後まで読んでまた驚く。驚きいっぱいの映画撮影漫画。
失敗と反省をする海と、優しく見守りながら活力をもらい相談にも乗るうみ子。soraもだいぶ馴染んできた。良い雰囲気だっただけに続きが気になる。
自分に足りない部分を反省した海が、アドバイスをくれたり、協力してくれた人達を思い出して素直に謝罪する姿は素晴らしかった。。言いたくない事を無理して言おうとしている海に気付いて母が止めてくれたシーンもよかったですね。
銀河のカーテンコール 3巻（完）
「はじまりは銀河」を中心に、謎と拗れた人間関係が収束してフィナーレに向かう最終巻。 眞とお誠さん、理一、万里、柊、そして藤之江遥の繋がりと歳の離れたふたりの絶妙な関係が素晴らしかった。そして美しい終わり方に大満足です。
星屑家族 上下巻
子どもを持つには資格が必要になった世界。親になりたい人達の審査をする扶養審査官のヒカリと訳あり夫婦の話。 夫婦の問題、ヒカリの問題を上下巻の10話で『マーブルビターチョコレート』の幌山あきが描いた良い作品で大満足です。
虐待や育児放棄を防ぐための仕組みが、いつの間にか人として正しい事を証明する手段として使われるようになってしまった皮肉。現代社会にも通じる、外的要因ではなくその人個人を見る大切さ。色々な事が詰め込んであって、切なさと感動で胸がいっぱいです。そして終わり方が大好き。
猫と紳士のティールーム 1巻
人見知りの紳士が愛猫と一緒に営む紅茶専門店。訪れる人に合わせた紅茶とお菓子を提供して、紅茶の話だけ饒舌に語る。
美味しそうな紅茶とお菓子のマリアージュ、お茶を入れる仕草や素敵なティーカップとお店の雰囲気。紳士は見た目は美しくて少し怖そうだけど極度の人見知りなだけで、紅茶の事を聞かれると我を忘れるほど語り出すのが可愛らしいし、接客する度に猫のキームンくんを吸って癒されるのも良い。
こんなティールームが近所にあったら絶対に通う。そして太る。
亜人ちゃんは語りたい 11巻（完）
まだまだずーっとみんなの日常を見ていたかったけどついに完結してしまいました。
タイトル回収も良かったんだけど、最終巻全体の雰囲気と、1話のラストと重なるひかりのセリフが最高で思わず泣きました。良い作品をありがとうございました。
白山と三田さん 5巻
ラジオの話が素晴らしい！笑いをたっぷり入れて、それぞれの良さを活かしながら最高の結末に向かう素敵な話でした。
民子グッズの話の時もそうだけど、白山が普通に三田さんの彼氏としてみんなに認知されているのがふとした時に嬉しく感じる。良い作品。
この子知りませんか？ 2巻
田舎町から逃げ出した良平。不穏だった1巻から少しずつ真相が分かってきた2巻。24年前の出来事、良平と千秋の出会い、やりたかった事、そして千秋の正体と過去の話に続く。
ホラー的な怖さとオカルト要素、良平の心理や依存が合わさって非常に面白い。
たけのこが2月に読んだおすすめのマンガを紹介しました。
今月は『Landreaall』が素晴らしかったです！3回読んで3回とも泣きました。40巻まで発売中の大作ファンタジーですが、今からでも読む価値は十分にあります。おすすめです。
最終回を迎えた『ハコヅメ』『ふたりエスケープ』『銀河のカーテンコール』『亜人ちゃんは語りたい』はどれもいい終わり方でした。特に『ハコヅメ』は最後まで素晴らしかったので、第二部をいつまでも期待して待ってます。
『自転車屋さんの高橋くん』はパン子のスピーチは最高だし、ラーメンと猫のマリアージュ『ラーメン赤猫』はいつだって最高ですよね！
Twitterなどで『セクシー田中さん』の感想をあまり見かけませんけど、非常におすすめの作品なので読んでいない人は試してみてほしいと思います。
最後に、今まで読んだマンガの感想を、月別にまとめた記事を貼っておくので、よろしかったらご覧ください。
