きのこです。
夏が終わったことも、
冬が終わったことも、
お外に出ないはずの、
室内で暮らしている緑さんたちが教えてくれます。
まだ暑いなぁ、
まだ寒いなぁ、
と思っていても、
うす緑の新葉や新芽が出てきたり、
それぞれの体が一回り大きくなったり。
植物は、最低気温で季節を知る、
と、聞いたことがあります。
わたしたちが寝ている、
もっとも深い夜に、
緑さんたちは季節を知るわけですね。
我が家の緑さんたちが言うには、
今年の秋は、
9月4日に、始まりました。
(きのこ宅限定)
今秋、もっとも盛り上がっているのは、
こちらのサボさん。
だいぶ前に、
100均で売れ残っていたのを救出。
すでに名札もなくなっていて、
おなまえ不詳のサボさん。
本格的な夏が始まる直前、
7月のある日、
バランスを崩して転倒、
急遽胴切り手術を受けました。
多肉植物、サボテンの一族の多くは、
体調不良や負傷、育ちすぎなどの場合、
大胆カットで対処できます。
傷や痛んだ部分を取り除き、
乾燥させることで、他の部分は生き残り、
また、切り口付近から、
新芽が出ます。
切るのは勇気がいりますが、
びっくりするほど、
元気いっぱいに、
もりもりもりもり出てくる、
かわいい新芽さんに会えると思えば。
小さい多肉さんなら、
園芸用のハサミなどでぱちん、とカット。
柱サボテンさんや大きな多肉さんなら、
カッターや包丁などで。
カットした部分から、
かぶれる可能性のある樹液が出る種類もあるので、
それには触らないように。
カットに使った刃物は、
キレイに洗って乾かしましょうね。
適した季節は、
ほとんどが、春か秋で、
真夏や真冬は向きません。
今回は事故のため、
真夏に差し掛かるタイミングで、
やむなく胴切りとなったため、
術後の経過を見守っていたのですが、
秋が始まると、
とたんにこんぺいとう様の、
かわいいお子さんたちが爆誕。
その数、13ほど。
順調に成長中。
上が9月11日、下が今日(9月16日)。
ほんの5日で見てわかるほど成長してます。
さて、胴切りされた、
上の部分。
こちらはこちらで切り口を乾燥させた状態で、
秋を迎えました。
そろそろ新しいおうちを、
と思っているんですけども、
ちょっといいサイズの鉢がない。
いい鉢ないかなぁ。
楽天でいい鉢みつけたんだけど、
軒並み売り切れてて、
残念だったなぁ。
それであちこち見て回ってるうちに、
鉢を探してたはずが、
おしゃれ園芸用品を続々発見して、
鉢は見つかってないのに、
ほしいものは増えている、
そんな状態です。
とくに、こんなの欲しいですよ。
欲しいに決まってます。
はっ!
鉢……鉢を探さなければ……。