ペンタゴという対戦型ゲームを紹介します。
五目並べの変形型のこのゲーム。
3×3の盤面が4つついていて、
全部で6×6マスで黒と白に分かれ、
順番に玉を置きます。
普通の五目並べと違うのは、
玉を置いたら盤面を1つ90度回転させます。
これだけで局面が一気に変わる。
それを考えながら、
縦、横、斜めで5つ並べたら勝ち。
シンプルなルールだけど、
やってみると意外と難しい。
子供相手でも、慣れないと負ける。
そんなゲームです。
なかなか分かり辛いと思うので、
今回はきのこさんと対決した様子を解説しつつ、
説明していきたいと思います。
先攻、黒、きのこ氏。
後攻、白、たけのこ。
まずはお互い様子見です。
右上の盤面にふたつずつ置いて、
空の盤面を回しています。
右上の盤面、3つ並ぶのはお互い阻止した。
その後、隣の盤面に戦局が移動しました。
分かるでしょうか。
黒のきのこ氏がこっそりリーチ。
ここで大事なのが、石を置いたら回せる事。
ただ左下の盤面の左に置いてもダメなんです。
その後、どの盤面をどう回すかが大事。
たけのこは左下の左に置き、
右上の盤面を時計回りに90度回して回避しました。
その時には一言、
「危なかったー、リーチだったね」
なんてさりげない一言で油断を誘います。
すでにたけのこは勝利の予感と期待でふくらみ、
きのこ氏の一手は左上の右。
そして空の盤面を回しました。
これで勝ちは決まりです。
たけのこの勝利の一手。
左上の上に置き、
そのまま左上を時計回りに90度回転。
これで5つ並びました。
右下が全く使われないまま終わってしまいましたが、
普段はもっと時間がかかります。
盤面が回転することにより、
戦局が一気に変わるのが面白いし怖い。
勝利目前だったのが、
気付いたら負けていた。
そんな事が頻繁に起きます。
世界各国でゲーム大賞受賞の、
スウェーデン生まれの一発逆転ゲーム。
箱に書いてあるその言葉も分かる気がします。
シンプルだけど奥が深い、
大人の方が少し有利なはず。
対象年齢は8歳以上の対戦型ボードゲーム。
PENTAGOを紹介してみました。