マンガのおはなし

【2021年】8月に読んだマンガの感想まとめ。

8月も面白いマンガをたくさん読みましたので、感想とおすすめの紹介したいと思います。8月発売の作品を中心におすすめ順に書きますが、多少の前後があったり、急に古い作品も出たりしますが、そのあたりはご了承ください。

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推しの子 5巻

2.5次元舞台編。TVと舞台の違い、原作者と脚本家の違い、昔からよく聞く問題と昔と違う実情を絡めつつ盛り上げてからのラストでドーン!スゴい。こんなの早く続きが読みたくてしょうがないってもんです。漫画家の大変さはリアルな心の叫びのような気がする。本当に面白過ぎて震える。

フールナイト 2巻

1巻に引き続いて頼み事を解決していくのかと思いきや急展開。謎の敵、ウザい味方の登場で危険度が跳ね上がる。世界観はそのままでかなり面白い。所々に切なくて泣けるシーンを挟むのも上手い。2年を甘く見てたという言葉が深くて重いな。期待以上だった。

東独にいた 5巻

フォン・マイザーに狙いを絞ったフライハイト。裏で動くKGBとCIA。暗殺者違う顔とドーピング軍団MSGの戦いが始まる。緊張感や衝撃的な演出が上手くて引き込まれるし、言葉の使い方も好きだから非常に面白い。終わり方も素晴らしくて、また次巻が楽しみ。

ドキュンサーガ 3巻

シェルターの中で力が衰えていく不安の中、仲間達の考え方も対立していく。そして迎えた地上への帰還、人間との対峙、想像とは違う展開に新たな問題。ここにきてようやく1巻への繋がりが見えてきた。本当に面白いダークファンタジー。おすすめです!

セクシー田中さん 4巻

自分らしく生きるけど自信のない田中さん。田中派の朱里。変化が見える笙野。満を辞して登場の三好の元カノ?還暦レジェンドダンサー、そしてキス。みんなが少しずつ良い空気になってきて楽しいし面白い。それだけに最後の展開が不安で気になる。

そのへんのアクタ 2巻

シュールでほのぼのした雰囲気をそのままに、今回は前隊長の桐生の事を芥が気になり色々な人にたらい回しにされながら聞き込みを始める。少しずつ人間らしくなってきたけど、大きくキャラは変わらない芥が良い。さらに面白くなったと思う。

アオのハコ 1巻

バドミントン部の猪俣大喜がバスケ部の1つ上の先輩に恋をして、インターハイを目指す王道青春ラブストーリー。三角関係の予兆や、焦ったさも感じさせて始まりとしては素晴らしいと思うし、間違いなく続きを買います。青春はどこかに売ってませんか?

Thisコミュニケーション 4巻

デルウハの首が飛んで始まる4巻。そんな中、大群のイベリットに紛れて最強の敵が現れて大苦戦。そして最後に衝撃の展開が待っていて、鳥肌というかなんとも言えない感情に。論理的で合理的なデルウハらしいエピソードだらけで今回も良かったな。

地図にない場所 2巻

琥珀を独り占めしたい、ダメな自分を知られたくない悠人。そんな事には全く気付かずに自然に優しく悠人に接する琥珀。琥珀との触れ合いでネガティヴ思考が好転すると良いな。大人と子供がお互いに補いながら成長していく物語になるのかな?楽しみな作品。

ボーダレスネーム 1巻

漫画家になる夢を諦めて「上手くやる」をポリシーに広告代理店で働く主人公が、もう一度漫画を描いてみる。広告と漫画、伝える事を題材にしていて面白い。夢は大事、努力は裏切らない、仲間と共に動き出す、そんな素敵な事が詰まった漫画らしい作品。

スノウボールアース 1巻

人見知りの少年と喋る巨大ロボットが宇宙怪獣を倒して10年ぶりに戻ったら地球が凍ってた。生き残った人類を探して友達を作る事ができるのか? SF、ロボット、怪獣、期待が膨らむ内容で先が楽しな作品でオススメです!

アルテ 15巻

母と再会したアルテが緊張しながらも打ち解け、理解し合い別れる。そして長く大変な旅も終わりカスティリャに到着。宮廷画家になったアルテの今後が新たに始まるのかな?相変わらずの差別的な社会に負けずに頑張るアルテに期待。

ダンダダン 1巻

幽霊派の女子高生と宇宙人派の男子高校生が繰り広げるオカルト怪奇バトルラブコメディ?色々ごちゃ混ぜで勢いがスゴい。先が読めないからどんどん読んじゃう。幽霊方面に行くのか、宇宙人方面なのか、それともラブコメ路線なのか続きが楽しみ。

虎鶫 2巻

レオーネとドゥドゥが困っているつぐみを助けて、行動を共にするようになる。つぐみの可愛らしさと美しさ、強さが綺麗に描かれていて、絵の迫力も素晴らしい。それとドゥドゥの憎めないバカさが良い。新兵器の正体予想は違ってると恥ずかしいから言わないでおこう。

きみを死なせないための物語 9巻

完結した物語の前日譚をメインにした、後日譚も含む番外編。コクーンに移る直前の話とアラタの弟、そしてジラフの話。少し切なくて、少し優しい話が読めて嬉しい。 これでもう終わり?まだある?まだあるでしょ?まだあるって言ってくれー。

勇気あるものより散れ 1巻

『GUNSLINGER GIRL』の相田裕最新作は明治時代の物語。死に場所を求める春安が不死の少女に出会い、不死の母を殺すための眷属として従う。不死の一族の悲惨な運命と、それに関わる者達の業、重い話にこの絵柄。期待通りの面白さで満足です。

金の糸 1巻

押見修造、絶賛!と聞いたら買わずにはいられませんよね。美少女留学生が自分の家にまさかのホームステイ。手に入れた金の糸のお陰で青春を手に入れられそうな主人公だけど、怪しい雰囲気が漂う嘘まみれの物語。面白いし続きが楽しみ。これはいい不穏さです。

Lv1魔王とワンルーム勇者 5巻

魔王のわがままに付き合いスーパー銭湯に行く勇者。魔界の魔物たちが目覚め始めて新展開になり始めた。パフォメットの羊姿が可愛くて良い。押し入れに住んでる貞子はどう絡んでくるのか毎回注目してるけど、これどうなるんだろう?

マッシュル 7巻

カルパッチョとの戦いを制し、マカロンとの直接対決に挑むマッシュ。テニスをしたり鬼ごっこをしたり大忙し。最後の展開は予想してなかったけど、この先どうなる? マカロンの名言「エビフライはタルタルを美味しく食べるために存在してる」は深いなー。

トリリオンゲーム 2巻

人タラシの天才とPCオタクのコンビのサクセスストーリー。ハッカー大会の後は仲間を集めて新事業。ダイナミックでスピーディな展開が面白いし、先が読めない。古き良き流れを現代の話に落とし込んだ先が楽しみな作品。

病める惑星より愛をこめて 1巻

『ほしとんで』の本田さん最新作。自殺が日常茶飯事の惑星の人々に提供された、強烈な癒し効果のあるもふもふと、その惑星の人たちのヒューマンドラマ。オムニバス形式で、今までと少し違う空気を今までと同じ独特の言葉で描いていて面白い。

僕が死ぬだけの百物語 1巻

久しぶりに買った正統派のホラー漫画。主人公の男の子が1日に1話ずつ怪談を話してくれる様子なんだけど、怪談以外の部分も不穏な空気で良い。最後にどうなるのか期待してる。「喧嘩」がスゴい好き。

ほしとんで 5巻完結

ついに終わってしまった俳句マンガ。最後は連句にみんなで挑戦。ルールも内容もかなり複雑で難しかった。まだまだ続けられる気もするけど、俳句を考えるのは大変だろうし、この辺で終わるのが良かったのかな?お疲れ様でした。ありがとうございました。

太陽と月の鋼 3巻

触れた金属を曲げてしまう鋼之助の元に現れた未来が見える盲目の巫女。そして襲い掛かる追っ手との激しい戦い。通力を駆使した単なるバトル物にはならないと思うし、美しくて迫力ある絵を楽しみながら、この先にも期待します。

ビューティフル・エブリデイ 3巻完結

色々な事を少しずつ解決しながら最終話まで進む流れが完結を感じさせる。深堀し過ぎず、大事な所はしっかり描いて、読後感も良かった。あとがきを読んで色々納得したし、今後の誰かの再登場にも期待します。ありがとうございました。

逃げ上手の若君 2巻

逃げるのに興奮を覚えるド変態ではなくて逃げ上手の時行。貞宗に弓勝負を仕掛けられたり、仲間を増やそうとしたりの2巻。眼球伝導で耳打ちを筆頭に敵方のキャラの気持ち悪さは素晴らしい。作者らしい展開と現実感の無さがマンガらしくて面白いし好き。

杖と剣のウィストリア 2巻

魔法を使えない戦士のウィルが魔法学院の頂点を目指す物語。エリートと揉め、魔導大祭で勝負をする事になった。落ちこぼれのウィルが自分だけの特殊な能力で勝ち上がる物語だけど、他の作品にない新しい面白い展開に期待してます。

もういっぽん 14巻

2年生になって初めての大会。成長を確かめながら次は金鷲旗という所でまさかのアクシデント。結構あっさり大会が終わるし、負ける事も多いマンガなんだけど、勝った時や日常の話の中での感動が抜群で、今回も素晴らしかった。大満足。

クマ撃ちの女 6巻

ワンが覚醒してクマを追いかけ出す。意識高い系の狩りガールみたいな女の子が出てきてどうなるかと思ったけど、悪い子では無さそう。そして無理矢理連れて行かれた巻狩りでは嫌なおっさんに絡まれる。たぶん喋り方がイラッとするからだろう。でも面白い。

AIの遺電子 BlueAge 2巻

第一部から数年経って、その間にAIに対する考え方や色々な価値観が変わってきている流れにしっかり対応していて感心する。ヒトそれぞれ、ヒューマノイドそれぞれの幸せを考える単話が胸にくる。ミイラの話がよかったなー。最後の話の続きが気になる。

18エイティーン 2巻

レオに振り回される景一がなんだか楽しそうに暮らし始め、妹も友達と楽しく暮らしているのに諸悪の根源ダメ親父がまさかの行動に出る。変な人しか出てこないマンガだけど、その中でもこの親父は断トツでスゴい。他人事でマンガじゃなかったら泣くな……。

アオアシ 25巻

やっと、ついに、ようやく。待ちに待った展開がやってくる25巻。福田さんの求めていた理想像が完成した気がするシビれる終わり方。早く26巻を下さい。巻末にスピンオフ作品の1話が収録してあります。アシトの兄の話か……もう買いましたけどね。

アオアシブラザーフット 1巻

『アオアシ』の主人公アシトの兄・瞬を主人公にした作者本人によるスピンオフ。喘息で諦めた夢をもう一度、地元のJ2クラブユースで追いかける。「レフティーモンスター」系だと楽しいな。まだ1巻だから様子見といった感じだし、今後に期待します。

おののけくわいだん部 1巻

押切蓮介が描く怪談物語。コメディタッチで淡々と進む物語が押切作品らしい。夏だからなのか、最近ホラー漫画が多く出てる気がして良い。世の中にはこんなに多くの怪談部があって、全国大会まであるなんて知らなかった。

左ききのエレン 17巻

あかりがメイン。そしてドMのあかりの弟が光一に接触したり、みんな光一が気になってしょうがないみたいだけど、光一出てくると面白くないんだよなー。そうは言っても主人公だから仕方ないし、面白くなるのを期待します。

龍帥の翼 20巻

戦に負け、謀で勝利し、なんとしてでも劉邦を勝たせたい張良。毎回最大の危機を迎えるけど何とか持ち堪える。そろそろ大きな反撃が始まる頃だろうし、張良の体力も限界だし、クライマックスも近づいてくるかな?結末は分かってるけど、楽しみにしている。

修羅の紋 3巻

異世界転生して魔法が使えなくてもメチャクチャ強いムツさん。今回も色々と強い相手に勝ちながら話が進んでいくんだけど、これ新しい展開がそろそろ来るよね?次の試練の内容が気になるし、楽しいといいな。

対ありでした 3巻

泣くほど嫌いな勉強をしないと大会に出られないピンチの後の話。途中から武丸が出てきて『特攻の拓』が始まったのは面白かったけど、これいつまでやるのかな?と不安でもある。クセの強い新キャラがどう絡んでくるかな?

ちはやふる 47巻

太一が来た!名人、クイーン戦は第4戦。キョコタン最後の読手の試合を落とせない周防名人。太一が見ている前で負けられない千早と新。そして詩暢に異変が?いよいよクライマックスに突入して目が離せない。どんな結末が待っているんだろう。

不滅のあなたへ 16巻

成長がなく、他人の気持ちがわからないというか、そもそも人間の気持ちが分からないフシが空回りし続ける現代編。無理やり生き返らせた仲間たちを放置したまま自分の正義を貫いてノッカーを全滅させたいみたいだけど……これ、ちゃんとまとまるのかな?

思えば遠くにオブスクラ 上下巻

火事で家が無くなったフリーカメラマンが突然ドイツに移住する。ドイツ語も分からない中でのベルリン生活に苦戦しながらも楽しみ始める様子が良い。食べ物は美味しそうだし、何よりビールが美味しそう。寒いのは苦手だけど、ヨーロッパの冬は味わってみたいと思っていて、特にクリスマスから年明けなんて楽しそうだし美味しそう。本当はまだまだ続きも読みたい、面白くてオススメの作品です。

宙に参る 1巻

夫を亡くした妻がAIを搭載したロボットの息子と一緒に義母に会いに宇宙旅行をするSF物語。ガッツリSFで少し難しいけど緩い空気と絵柄、個性的なキャラ、斬新な設定で面白い。音声でハッキングする呪文を使える飄々とした怪しげな主婦と、それを手に入れたい人達の争いが始まるのかな?所々に出てくる言葉やプログラミング、計算能力など、今後に影響しそうな要素満載だから覚えておこう。SF好きにはオススメですね。

自転車屋さんの高橋くん 2巻

1巻を読んでからタイミングを逃してなかなか買えてなかった2巻はとても良かったです。もっと早く買えば良かったと無駄な後悔をするほど良かった。パン子の変化と成長、高橋くんの優しさで泣ける。いつも自然体な高橋くんが最高だな。

こういうのがいい 1巻

ノーモア彼女、グッバイ彼氏で価値観の合う男女2人が付き合うでもなく、身体だけでもない、自由な関係を楽しむ話。ここまでじゃなくていい、というのが正直な感想だけど、こういうのもいいと思う。無理はし過ぎないのが大事。気楽は最高。

転がる姉弟 1巻

父の再婚で小学生の弟ができる女子高生のみなと。ちょっと想像と違う弟との新しい生活に戸惑いながらも慣れていく日常を描いたほのぼの作品。バカそうで実際バカな弟が妙に可愛いし、お母さんの遺影が素敵。新しい友達や新しい生活を楽しめるといいなと思う。

ロジックツリー 上巻

8人兄弟の大瀬良家の5番目の螢と家族の話をメインに、いろんな嘘や自分を誤魔化す事の意味を考える物語なのか、家族それぞれの面白い話と成長の物語なのか、今の時点ではハッキリ分からないけど面白い。この面白さを言葉にする能力がないのが悔しい。

菌と鉄 1巻

キノコに支配された世界。男女は別々に隔離されて、脳にキノコを寄生させて全員洗脳教育。洗脳が効いてない、字の読めない主人公が反勢力派の女の子と出会い、物語が動き出す。世界観が好きだし、キノコが最強なのも興味深い。期待します。

ひとつ気になるのがキノコが最強って部分だな。たけのこの出番はいつ来るのかな?

ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア 2巻完結

孤独な博士と突っ込みが厳しいロボットの明るく楽しい絶望的な生活も最終回。切なさを漂わせながらも明るく前向きなロボと楽しく暮らす博士が幸せそうでよかった。『葬送のフリーレン』とは全然違った面白さでした。

ぽんこつポン子 6巻

長くて楽しい夏休みも終わろうとしていて、ゆうなが帰ってしまう。涙の別れとロボットなのに寂しいポン子。そしてまた2人の静かだけど騒がしい生活が戻ってくる。面白いのに涙も急に混ぜてくるから困るんだよなー。湯けむり温泉殺人事件は次巻に続く!

モディリアーニにお願い 4巻

バカでも入れる美大のおバカな千葉が教育実習に。大人になることについて千葉なりに考える。もっくんは相変わらずの天才なんだけど、等身大に接してくれる千葉と藤本に感謝しつつのシフォンケーキは泣ける。藤本も頑張ったし、次はついに最終巻。

ヨルとネル

研究所から逃げ出したふたりのこびと、ヨルとネルが海を目指す。楽しくて、不安な逃亡生活を『銀河の死なない子供たちへ』の施川ユウキさんが描いた4コマ。淡々と終着に向かう物語が楽しく、そしてせつなくて、とても良かった。

冒険者になりたいと都に出ていった娘がSランクになってた 3巻

久し振りの父との再会を大いに楽しむアンジェ。父の強さや器の大きさを再確認する仲間たち。あちこちで自分の事を誇張されてるのは確かに辛いだろうし、勘違いしっ放しの人もたくさんいて赤鬼さんも大変そう。

はめつのおうこく 2巻

衝撃の事実を知った後の衝撃の展開で終わった1巻の続き。今回も衝撃の事実が次々に判明していく。人間にも魔女にも思惑があって、アドニスの目的が何になるのかが次巻で定まってくるのかな?相変わらず人の生き死にが激しい。

きみのご冥福なんていのらない 1巻

好きな人が突然死んでしまい、ゾンビになって生き返る。動力源は胸のドキドキ?な感じのラブコメ。素直になれない主人公と嘘つきで本音が分かり難いゾンビの関係がかわいらしい。この先が楽しみ。

変と乱

高校生活残り3ヶ月で親友に対して起こした謀反。その謀反に協力した新しい期間限定の友達。みんながみんなおかしい中で、誰が一番おかしいのか気付いた時には引き返せなくて……。追い詰められ方とイカれ具合が怖くて面白かった。作者の別の作品も読んでみたい。

ウマ娘シンデレラグレイ 2巻

4巻が出たのは知ってますけどまだ2巻です。大好きなオグリキャップが主人公なので読んでます。今回は笠松編クライマックス。むしろこれからが本番なので、この先が楽しみ。ウマ娘というコンテンツ自体が上手くできてるなーと感心する。

おやすみカラスまた来てね。2巻

お花屋さんと徐々に距離が近付いてきた頃に裏の顔が見えてドン引きする。裏の顔とまでは思わないけど、メールの誤爆は致命的だなーと思う。今回一番大事なのは最後の話。泣ける。とにかく泣けるし善もいい仕事する。早く追いつきたい。

凪のお暇 3巻~6巻

ただひたすら目の前にいる人に誠実で、モーゼで、メンヘラ製造機のお隣のゴンさんに骨抜きにされていく凪。用法容量を凪が守れるはずもない。元カレ、お隣、母親と、周りが猛毒だらけでお暇どころじゃないなこりゃ……。

猛毒ゴンの呪縛からなんとか逃れようともがく凪。凪の呪縛に苦しむ元カレ。自らも呪縛に囚われるゴン。呪縛だらけでお送りする猛毒だらけの話だけど、土鍋茶碗蒸しが美味しそうだった。大きいスプーンでお腹いっぱい食べてみたいな。

新しいバイトを始めて、新しい人間関係が始まり、新しい悩みに直面する凪。そしてまた新たに気付く自分のおかしな部分。初めての女子会、慎二の影響、ゴンの変化、油断できないけどだいぶ良い雰囲気になってきた気がする。新キャラの女の子がどう絡むかな?

転職活動を始めてまたひとつ気付いた凪が迎えるタイトルマッチ。対戦相手は母。セコンドに付くのは……?お暇をもらって周りの人達に恵まれた凪に、周りの人達が影響され始めて好循環が起こりそうだけど、なかなか上手くいかないのがもどかしいけど現実的だな。

ただ離婚してないだけ 全5巻

結婚7年目、不倫相手の17歳を妊娠させてしまった夫。覚悟が必要と言われて読み始めたけど、少し足りてなかったかもと思うほどの怒涛の展開で。ツッコミどころはたくさんあるけど勢いがスゴいから引き込まれる。ただ夫がクズなだけ説もある。

1巻と2巻を過ぎてからどんどん面白くなってきて、最後はもう終わってしまうという気持ち。4巻で完結した物語を、もしも夫婦が殺人を犯さなかったらどうなっていたかを1巻完結で描いた5巻は、個人的には蛇足だったと思う。

空挺ドラゴンズ 3巻

小型龍の群れを追いかけ中に船からタキタが落ちる。奇跡的に生き残ったタキタのそばには龍の赤ちゃん。赤ちゃんを群れに返し、船に戻りたいタキタ。また新しい出会いと別れがあり、龍の赤ちゃんがかわいい。いつかは大型龍に挑むのかな?

ランウェイで笑って 5、6巻

育人の一次予選の結果が分かった後、遠にスカウトされる。千雪は売り込みで苦戦中に心に出会い、心のマネージャーに凹まされる。それぞれの正義で話をする登場人物全員が歪んでいて、嫌な人だらけのマンガだけど読んじゃうんだよなー。なんとも言えない面白さがある。

ついに完結したけどまだ6巻を読んでます。お金がない育人を揺さぶる汚い大人と若い人。夢を諦めさせたい人と夢を諦めたくない人の攻防の結果、意外な形で芸華祭に挑む事になる。それにしても育人は金無さすぎ。労基か役所に相談した方が良いと思う。

ラグナクリムゾン 3巻

9巻が出たのは知ってますけどまだ3巻だから仕方ない。ラスボスに突撃しようと計画を練るクリムゾンと下僕たち。全部ぶち壊して突撃するラグナ。未来で何があったのか、目覚めたレオは?時間操作は強すぎじゃない?色んな不安と疑問が面白くて楽しみ。

ハコヅメ 9巻

18巻まで半分まできた。ポンコツもモジャモジャもゴリラも色んな仕事で大変そうだけど、真面目なフリして笑いをぶち込んでくるのが相変わらず面白い。一気に読みたいけどチビチビ読んでいずれ追い付く予定。人気あって当然ですね。

スインギンドラゴンタイガーブギ 2巻

専属契約を勝ち取って危ない立場になるバンドとトラ。スーパーピアニストの登場と、福井からの迎え、軍人の運命など盛りだくさん。記憶喪失の件は一旦置いておく感じかな?電報の内容が気になる。 これも追い付きたい作品。

赤白つるばみ 上巻

声の色が見える老女キノ、「白い」兄の大蛇丸、「赤白つるばみ」の弟の由良ノ介、そして隣に住むヒルコ。独特で穏やかな日常を楠本まきが美しく描いた作品。自然体な登場人物と世界観が素晴らしい。もっと褒めたい。

カラーレス 3巻

智慧の身体に秘められた技術を狙う教団と、復讐に燃えるフセムがアヴィディア達を襲う。今回は黄色をたくさん使っていたけど、この先どんな色がどんな力を持って出てくるんだろう?世界観と色の使い方が好きな作品だから、もう少し展開が早いといいな。

オオカミライズ 2巻

ケン、イサク、アキラの過去が少しずつ分かる。死ななかったエミはこれからどうなる?謎は多いままだけど話は進んでいる。難しい。何度も読み返しながら進むべきだな。面白い気がする。まだそんな感じ。

グレイプニル 5巻

ヤバい奴らとの戦い。今まで足りなかった覚悟をする修一と、冴えるクレアの戦略。意外な形での決着と、全ての始まりが分かりそうな気配が楽しくて一気に読んでしまった。この先も面白そうだし、これは期待しちゃいます。

ラジエーションハウス 4巻

肩の痛みの原因が分からない患者さんと、ある曲が原因で打ち解ける新人技師の裕乃。彼女の機転で解決に向かうけど、肩の痛みの原因がそんなに所にもあるとは思わなかった。最後の話は裏がありそうだし、サスペンス風味で解決編が楽しみ。

夏目アラタの結婚 4巻

真珠の無罪へのシナリオが判明した気がする。アラタは真珠の隠した胸の内を探る。そしてみんな真珠に騙されていく。裁判長とアラタは騙されてはいないが、真実がどれなのかは分からずにいる様子。うーん、怖いし面白い。卓斗の母親はどう絡むのかな?

あーとかうーしか言えない 全4巻

エロ漫画の編集者タナカの所に持ち込みで来た少女との二人三脚の物語。思ったよりエロ要素は少なめで読みやすい。知らない作品だったけど期待以上に面白かったからオススメしたい。

潜熱 全3巻

『ダブル』の野田彩子さん作品。女子大生がバイト先のコンビニに来るヤクザの事が好きになる話。大人しかった彼女の行動がどんどん変化していくのがスゴくて目が離せないまま結末に向かう。深い意味しか感じさせない最終話がとても素晴らしかった。

さよならガールフレンド

高野雀短編集。買って良かった、読んで良かった、そんな1冊だった。閉塞感から抜け出したい話が多くて、重めのテーマをあっさり描き、余韻のある終わり方をさせる、らしい雰囲気がやっぱり好き。高野雀さん好きにも高野雀さん初心者にもおすすめ。

モノクロイエスタデイ

今井大輔さん短編集。デビュー作も含む初期の作品たちで、ホラーを描いてたのはビックリした。表題作とロッキンオンが好き。インスタントランナーも好きかな。この頃から女の子の雰囲気が独特でいいな。

フラワー・オブ・ライフ 全3巻

白血病の治療で1年1ヶ月遅れで高校一年生になった春太郎が、個性的で楽しい人達と送る学園生活をよしながふみが描いた物語。家族もクラスメイトも教師も個性的で楽しく読めるし、たまにウルっとくる。友達ができたり、彼氏や彼女ができたり、ケンカしたりの日常の中にもみんなそれぞれ悩みや楽しみがあって、それぞれのキャラを深堀しながら3巻で完結は良かったなー。大人に読んで欲しい青春物語でした。

連続恋愛劇場

雁須磨子さんの短編集。10代の女の子を主人公にした若いカップルの少しエッチなお話たち。まともな人から年上の彼氏、ドMな変態奴隷まで幅広く登場して面白かったです。

君はゴースト 全2巻

『刷ったもんだ!』の染谷みのる作品。ゴーストライターをしている主人公に失踪した元アイドルから手記の代筆依頼、しかも指名。急に芸能界の闇の話を聞かされる流れで不穏な話になる。復讐を果たしたい、助けたい、色んな気持ちが渦巻く話だったけど、キレイに2巻で完結。期待以上に面白かった。タイトルの付け方が上手いなーと思う良い作品でした。

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8月は比較的新しいマンガが面白かったです。
『推しの子』はもう別格というほど面白いし、
『フールナイト』と『そのへんのアクタ』は、
良い意味で期待を裏切ってくれました。

そして『ほしとんで』と、
『ビューティフル・ライフ』の完結。
どちらも良い作品でした。

『アオのハコ』『ボーダレスネーム』
『スノウボールアース』『ダンダダン』は、
1巻が発売ですが、今後が楽しみです。

全体的に新連載作品が多く、
最近の最終回ブームのあとに、
楽しみな作品が始まって嬉しいです。

たけのこが8月に読んだ、
おすすめのマンガを紹介しました。
参考にして頂ければ嬉しいです。

最後に、今まで読んだマンガの感想を、
月別にまとめた記事を貼っておくので、
よろしかったらご覧ください。

ABOUT ME
たけのこ
マンガとゲームとサッカーと美味しいものが大好きです。 マンガの感想と紹介をまとめたページはこちらをご覧ください。