12月も面白いマンガをたくさん(114冊)読みましたので感想をまとめました。12月発売の作品の中からおすすめ順に書いてありますが、後半は過去作品になっています。過去作品はかなり新旧入り交じってますがご了承ください。
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ダンジョンの中のひと 2巻
ダンジョンの裏方として働く事になったシーフのクレイ。宝箱の中身を作ったり、モンスター雇用の面接に立ち合ったり、休日にダンジョンに挑んだり、今回も面白くて大満足。SLGやRPG、作ろう系のゲーム好きには刺さる内容でかなりおすすめです。
ひらやすみ 2巻
相変わらず良いです。ヒロトとなっちゃんの関係よくなってきたし、クズのヒデキとのエピソードもよかった。おばあちゃんの話が時々出てくると少し泣ける。あとはあかりちゃんの様子が気になる。このマンガに出てくるみんなが楽しく生きて欲しい。
雑貨店とある 4巻
スイーツがウリの雑貨店とある。越湖くんの過去の話で盛り上がり、いつの間にかYouTubeデビューしていたしおりで最高潮。ファンクラブメンバーのしおり愛がスゴすぎて笑える。悪い人がほとんどいないのに、キャラが濃くて、ほのぼのしてるとか本当に好き。
MIX 18巻
1冊丸ごと勢南戦。30年振りの明青学園VS西村。父が忘れた携帯、この夏一番の暑さ、この夏のベストゲーム。特別な試合になると思ってたし、読み終わってみるとあだち充らしい描き方が心に染みる。やっぱりこの物語に西村は欠かせない。
焼いてるふたり 5巻
楽しそうで幸せそうで仲良しなふたりがたまらないこの作品。美味しそうな料理を見るとお腹が空くし、少しずつさらに仲良くなるふたりは微笑ましい。言いたい事も少しずつ言い合って、いつまでも仲良く美味しく暮らして欲しいし、いつまででも読めそう。
少年のアビス 7巻
スゴい所で終わった前巻の続きから。全てがバレて、全ての闇が明るみに出た。そんな風に思ったのは一瞬でしたね。このマンガの闇を甘く見てはいけませんでした。甘く見てるつもりはなかったんですけどね。表紙が誰なのか、なぜ玄なのか、読んだら納得。
転生したらスライムだった件 19巻
クレイマンとの決着と魔王達の宴編クライマックス。さっさと退場して欲しいキャラなのでさようなら。ミリムも含めた違和感も色々分かったし、次は新章突入。そろそろシズさん絡みの事が片付くといいな。
呪術廻戦 18巻
仲間を増やしに行く虎杖と伏黒、もちろん戦闘アリ。今回は本格的な死滅回游参加の前の準備段階で大きく盛り上がりはしなかったけど、次巻のための準備だろうから楽しみ。劇場版も見たいし、おさらいもしたいし、最初から読み返す良いタイミングかも。
Thisコミュニケーション 5巻
むつの記憶が残っている。衝撃の事実から始まるこの5巻にはさらに衝撃の展開が待っていて、デルウハの異常さと強さにまたもや唸らされる。毎回絶体絶命だと思ってもサクッと解決するこの能力はワクワクする。近くには絶対にいないで欲しい。
怪獣8号 5巻
身柄を拘束されたカフカと、キコルの父・四ノ宮長官の戦いから始まり、新章に突入して新キャラも登場。個性も戦闘能力も強すぎる鳴海隊長が面白いし、キコルとの相性が抜群。比較的静かな内容だったのは次巻で起きる出来事の準備だろう。大満足の内容です。
ワールドトリガー 24巻
閉鎖環境試験が始まる。1冊丸ごと戦闘なしで会話と戦略や駆け引きがメイン。これだけのキャラを描き分けながら同時進行で話を進める作者の頭の中はどうなってるんだ?どう考えても天才。戦闘なしだけど面白いなんてスゴすぎる。体を大事にして欲しい。
チ。―地球の運動について― 6巻
6集 前巻で終わった第2部から25年後。C教の権威が揺らぎ出した時代、神を信じられなくなった少女が主人公の第3部が始まった。知性と信念を持つ少女が出会った人と本。相変わらず始まり方と終わり方が素晴らしい。今回は拷問少なめでお送りしています。
僕が死ぬだけの百物語 2巻
毎日怪談を語り続ける少年。100話まであと80話だけど、そこまで話すのか、その前に何かあるのか、その後に何かあるのか、今はまだ分からない。正統派ホラー漫画として素晴らしいと思う。面白い。事故にあうと両親に感謝するが……。
ミステリと言う勿れ 10巻
青砥刑事編が完結。青砥さんの娘は?してんちょうは誰?過去の事件との繋がりは?モジャモジャ頭が今回も冴えて、事件解決までキレイにまとまっていて面白かった。次はどんな事件なのか、今までの事件に繋がりがあるのか、いろいろと楽しみ。
こういうのがいい 2巻
相変わらず相性のいいふたりが気ままに過ごす中、お互いが別の異性からアプローチを受けるのは新しい展開で楽しみ。巻末の読み切りも面白かった。ここまで気楽で相性がいいのは恋愛無しの同性でもほとんどいないけど、そこはマンガの楽しい所。
ゴールデンカムイ 28巻
最終章に突入して一気に盛り上がると思ったらまさかの過去編。しかも花沢優作童貞防衛作戦というバカらしい事を大真面目にやるのがさすが。そしていよいよ暗号解読の時が!本当に終わりが見えてきた。アシリパさんと杉元の幸せを願います。
ふたりエスケープ 3巻
相変わらず仲良し。可愛い無職の先輩と、逃げ出したがりの漫画家の後輩。今日もいろんなことからいろんな手段で逃げ出します。クリスマスイブが楽しみ過ぎる先輩がかわいい。珍しくふたり以外のキャラが登場してきたけど、特に変わりなく面白い。
マロニエ王国の七人の騎士 6巻
暑がりやとヒンヤリの友情の話を挟んで食べ物の豊富な国、ハラペコ編がスタート。誰が敵で誰が味方か分からない中、コレットも気になるけどとにかく世界樹の件と父の事が今回のメインかな。それにしてもこの世界観。素晴らしすぎる。
ミワさんなりすます 2巻
今日も後ろめたさを上回る推しへの愛で家政婦になりすますミワさん。ピンチを迎えたり、元カレが出てきたりの中、最後の話は次巻が気になって仕方ない。緊張感と笑いのバランスが良くて面白い。1巻より映画ネタは少なめだったかな。
ボーダレスネーム 2巻(完)
ページ数の多さと駆け足な展開から考えると打ち切りだったんだと思うけど、上手くまとめてくれたと思う。最後のおまけの書き下ろしも良かった。続きをもう少し読みたかったのが本音だけど、次回作に期待します。ありがとうございました。
アルスラーン戦記 16巻
父から逃れ港町ギランにナルサスの旧友を訪ねるアルスラーン達。海賊から始まる一連の事件、そしてとんでもない拷問とアルスラーンの下す処罰まで楽しくスムーズに読めて大満足。どんどん優秀な人材が集まってくるのは人徳だとよく分かる話。
僕の妻は感情がない 4巻
表紙がすでにかわいいミーナちゃん。今回はタクマが実家の両親に妻子を紹介して、別のアパートに引っ越す。妙に理解のある両親と程よく打ち解けたみたいだけど、近所の娘が厄介。今までで一番イヤなキャラが出てきた。平和に過ごして欲しい。
きみのご冥福なんていのらない 2巻
めっちゃ死んでるしめっちゃゾンビな小野を動かすためにイチャイチャしなければいけないゾンビラブコメ。イチャイチャからドキドキさせる方向にシフトして、ふたりの関係が変わってきて、ふたりともかわいくて良い。さらに面白くなった。
もういっぽん 16巻
金鷲旗大会3回戦。謎に包まれた相手に神童とキャプテンが挑む。未知がいない中でも全力で戦う全員がカッコいいし、全ての試合が熱い。このマンガは試合結果が全く予想できないのも面白い部分だと思う。早苗の試合は毎回泣ける。
僕らが恋をしたのは 1巻
オノ・ナツメ最新作。山奥で田舎暮らしを楽しむ4人のおっさんの元に美女が現れ、それぞれが段々彼女に惹かれていく。タイトル通り恋の物語になりそうだけど、既に相当ミステリアス。美女にはなにか目的があるのかな?この空気感がやっぱり好き。
凪のお暇 9巻
突然のプロポーズに舞い上がり、母を逃し、今度こそ上手くやれると自信を持って凪が頑張るフラグ。少しずつズレた歯車に凪も慎二も大混乱で相変わらずぐちゃぐちゃに。大筋は変わらないけどそろそろ終わりに近付いてる気がしないでもない。母とゴンが気になる。
ブラックナイトパレード 7巻
一年後のクリスマスで戦う三春たちとドロッセルマイヤー。一年後の惨劇を止めるために現在に戻れるか。終わりが近いようで全然終わらないサンタクロースの物語だけど、たけのこ派の話は大好物でした。次巻はまた一年後のクリスマス時期かな?
アレンとドラン 6巻
エドガーとのお試しお付き合いを解消。就活に力を入れ、タイラーと久し振りに話す機会に喜ぶ。全く学習能力が無いけど、新たに繰り出したリンダの一手が面白い。個人的には三島くんの恋が気になる。巻末のおまけも盛り上がってきましたね。
アンデッドアンラック 9巻
スプリング討伐前に風子奪還に動くアンディ達。仲間を信じて勝利を目指す少年漫画らしい熱い展開。各キャラの掘り下げをすると辛い話が出てくるのに、あくまで前向きに繋げるように持っていくのが上手い。次巻も注目の展開になりそう。
オレが私になるまで 4巻
女の子としての生活と考え方に慣れてきたアキラ。いろんな考えに触れて、自分らしい考え方をできるようになってきている気がする。思春期の男女の心情 +元男というのが複雑に上手く描かれてると思う。少し大きな出来事があった。どうなるのか楽しみ。
ダンダダン 3巻
金玉を探してるうちにアクロバティックさらさらと出くわして、超能力とターボババアの力で戦うモモとオカルン。多くの人が何を言ってるか分からないだろうけど、このネーミングセンスと勢いの良さが好き。そして次の相手は宇宙人とシャコ。最高ですね。
応天の門 15巻
1ヶ月遅れでやっとKindleでも配信。前半はみんな大好き不老不死の話、後半は冤罪謀反からの胸糞悪いけど大事な話。この時代の悪霊、呪い、そして陰謀に対する考え方は道真が言うように本当にバカバカしい。比較的まともな人もまともじゃないのが怖い。
ざざつ旅-That’s Journey- 6巻
父親からスーパーカブを譲り受けた。しかも100cc。これで一気に行動範囲が広がってさらに楽しそう。相変わらず雑な旅で、かなりの強行軍だけど読んでるだけでも楽しい。次は北海道らしいからそれも楽しみ。四国、北海道、どっちも行きたいなー。
マッシュル 9巻
マッシュはシュークリームよりもトランプの方が好きになってしまったのではないかと不安になった意外はいつものマッシュ。勝ってレモンちゃんと結婚しよう!そんな温かい話だった気がする。
ヘテロゲニアリンギスティコ 4巻
言語学とはいえ、言葉とは限らなくて、物音だったり身振りだったりと多種多様で、そもそもの思考が違う、物語がない、などに気付く今回はかなり進展があった気がする。難しい部分も多いし、理解しきれないけど相変わらず面白いし興味深い。
金の糸 2巻(完)
押見修造絶賛の青春恋愛物語は、たぶんもう少し話を広げるつもりだったハズだけど、ここでおしまいです。とはいえしっかり終わっているので満足してます。作風が好きだったので、次回作に期待してます。お疲れ様でした!
夢で見たあの子のために 9巻
暴走する若園を誰も止められない中、千里と恵南は少しずつ真実を突き止めていく。それでも若園の強烈な一手が先に繰り出されてしまう。クライマックスが近いようでまだ少し時間がかかりそう。次巻はかなり激しい展開になりそう。
超人X 1巻
石田スイ最新作は超人がテーマ。特殊な能力を持った超人が現れた世界。同級生のアヅマに憧れる高校生のトキオがある日超人になり、何も分からないまま狙われる。トキオの能力とアヅマの様子が気になる。とりあえず同時発売の2巻を読んでみようと思う。
超人X 2巻
白蛇の超人と戦った後、善の超人育成組織に通うトキオ。同じ学校の超人・汐崎の過去と現実、そして暴走。能力バトルの中で少しずつ超人の性質と力が分かってきたけど、敵らしき相手の目的はまだ分からない。アヅマの出番はいつかな?面白くなってきた。
推しが武道館いってくれたら死ぬ 8巻
ついに全国に舞菜が知れ渡る?けど、知れ渡り方が笑える。舞菜の服を特定しようとする時にえりぴよさんの服を特定している舞菜もいい。相変わらずすれ違いっぱなしのふたりの愛が素晴らしい。他グループとの繋がりが増えてきたね。
JJM女子柔道部物語 12巻
全道チャンピオンになり忙しい日程をこなりつつ、ついに始まる全日本女子柔道体重別選手権大会。予想以上の大きな大会、想像以上に強い相手に大苦戦する部員たち。二瓶の相手は田村亮子だったのかな?
さんかく窓の外側は夜 その後
完結後のおまけ話というか番外編とイラスト、没ネームが収録。主要人物全員登場で楽しめました。この感じでたまに読み切り描いてくれると非常に嬉しい。もう少しページ数が欲しかったとは思う。
ドゥルアンキ
面白い設定とスゴい書き込みはさすが三浦健太郎プロデュース。これからというところで終わりなのは仕方ないし、初期のシナリオやイメージイラストが見られるのはファンは嬉しいと思う。
杖と剣のウィストリア 3巻
ユリウスをドワーフに謝らせるための戦いの後、総合実習が始まる。エルファリアの黒歴史は知れ渡り、ウィル争奪戦がいろんな意味で盛り上がる。次巻からはダンジョン探索がメインになるから楽しみ。
SANDA 1巻
少し未来のサンタクロースにまつわる話を『BEASTARS』の板垣巴留が描いた作品。超少子化、異常気象?による季節の変化、サンタクロースの能力など、謎が多いまま進んでいく。正直まだ評価が難しい感じかな?今後の展開に期待しながら読もうと思う。
私の息子が異世界転生したっぽいフルver 1巻
息子を事故で亡くした母が、息子の死を受け入れられずに異世界転生したと思い込む。かねもと作の同名漫画を別の作画で細かく描いた作品。長編化されていて、次巻からはもっと追加シーンが増えそう。良い作品なので楽しみですけど、元の作品以上に仕上げられるかが一番の問題だと思う。
あさドラ 6巻
東京オリンピックが開幕。日本中が沸く中、アレと戦うアサ。親友たちはそれぞれ夢を追いかけ、幼馴染は変な家族と一緒にメキシコを目指す。海自も気付きそうだし、昼間の出撃になるとしたらかなり大事になりそう。意外と早いクライマックスもあるのかな?
コーヒームーン 4巻
3巻の途中から急激な方向転換でタイムリープ物語から能力バトルに。敵組織と味方らしき組織も出てきて、ピエタたちとのバトル開始!なんだけど……この路線で大丈夫なのかな?なにか意図してる流れなのかな?と不安が付き纏う。もう少し様子を見てみる。
ハコヅメ 14巻
同期の桜編が終わって通常モードだと思ったら源のお父さんが絡んだ奥岡島事件の恩賞編スタート。笑いも挟みながら超シリアスモードがまた始まって、これもやっぱり面白い。どこまで考えながら連載してるんだ?と思うほど繋がりがスゴい。素晴らしい。
ハコヅメ 15巻
奥岡島事件の恩賞編が終了。今までの登場人物を上手く絡めながら、警察の過酷さと危険性が描かれていて面白い話だったし、警察官は本当に大変だとつくづく思う。この15巻は川合の成長を凄く感じるエピソードが多かった。この先にもますます期待してしまう。
1日2回 2巻
1巻が面白かったんだけど、2巻でさらに面白くなった気がする。いくえみ綾作品の中で一番好きかもと思うほど好き。あっさりしてるけど、どこかジメッとした繋がりも、会話やメールのテンポもスゴい好き。これはおすすめしたい作品です。
雑貨店とある 3巻
スイーツが評判の雑貨店とある。2巻から続くしおりの魅力が爆発しっぱなしで素晴らしいし、ミソラが本当に良い。全部の話が素敵で大好きで、いちごサンドの話は驚いたし、ホットケーキの話の登場人物全員好きだし、プリンの話は泣ける。ミトさん超好き。
作りたい女と食べたい女 1巻
料理好きで色々作りたいけど少食な主人公が同じアパートの女性に声をかけて一緒にご飯を食べる話。楽しそうに料理をして、楽しそうに食べるふたりが少しずつ仲良くなるのも良い雰囲気で好き。これは2巻も買いますね。
転生したら第七王子だったので気ままに魔術を極めます 1巻
魔術好きな一般市民が記憶を持ったまま生まれ変わって、魔力たっぷりの第七王子に転生する。魔術バカで魔力お化けな王子がとんでもない好奇心で魔術を磨き続ける。期待以上に面白かったから続きが楽しみです。
転生したら第七王子だったので気ままに魔術を極めます 2巻
付与魔術の効果を知りたくて出かけた魔獣狩りで大物と遭遇。相変わらず圧倒的な魔力と凄まじい魔術で一蹴した後は新キャラ登場祭り。付与魔術の次は魔剣、そして暗殺ギルドと目まぐるしい展開。これは面白い。
ふたりエスケープ 1巻
漫画家の後輩と、ルックスだけが取り柄の無職の先輩、2人の同居物語。締切に追われる後輩を色々な方法で優しい?先輩が現実逃避させてくれる。そんなダメな2人の楽しい話。他の登場人物が一切出てこないのはなにか理由があるのかな?2巻も読みます。
ふたりエスケープ 2巻
相変わらずダメなふたりがダラダラし続ける素晴らしい作品。「キャンプってつまりオシャレ野宿」は名言だし、私とお前の二択に見せかけたルーレットも好き。まさかこのまま最終回なのでは?と不安になりながら読んだけど、まだ続きそうで安心した。
ぽんこつポン子 9巻
散歩途中で倒れた吉岡の退院後、長女のさちよが同居しようと持ちかける。新しい住民が加わり新しい生活と新しい問題。そして問題が解決したら……自分の仕事は終わりなのでは?悩むポン子と爆発する家。次巻はついに最終巻。終わってしまう……。
ぽんこつポン子 10巻(完)
家が爆発して意気消沈してしまった吉岡を元気づけようとするポン子。長男に廃棄処分されそうなポン子。久し振りにゆうなと再会するポン子。そして最終回を迎える。素晴らしい作品をしっかりと終わらせてくれて大満足の最終巻でした。
東京ヒゴロ 1巻
早期退職した漫画編集者の塩澤が、過去に担当したり、親交のあった漫画家さんを訪ねて理想の漫画を作る物語かな?描く人、描かない人、依頼がこない人、それぞれの話と絵がどこか哀愁を漂わせていて良い。鳥ちゃんがかわいい。
雨夜の月 1巻
過労が心配なくずしろ最新作。耳が不自由で周囲と距離を置く奏音と仲良くなろうとする咲希。徐々に分り合いながら仲良くなるふたり。百合っぽさを匂わせつつ、どんな展開になるのか想像するだけで楽しい。期待大ですね。
今日もカレーですか? 2巻
老舗から芸能人のお店、スープカレーに無印良品など、今回も色々なカレーを美味しそうに紹介してくれるカレー好きにはたまらない作品。ボンディの通販情報が気になったから試してみようと思う。付け合わせのたくあんも気になる。
恋は光 6巻
次巻の最終巻に向けて怒涛の展開。光の事を東雲さんに話して、光が見える女子高生と会う。そりゃそうだって展開なんだけど、読んでると驚くもんですよ。東雲さんが気付いた光の答えと結末に期待して、最後まで楽しもうと思う。
恋は光 7巻(完)
東雲さんの光への考察を聞きつつ、思いを告げられる西条。北代さん、東雲さん、どちらを選ぶのか、どちらも選ばないのかの結末は個人的には納得できた。ヒロインたちも主人公もみんな好きで、非常に素敵な作品でした。おすすめしてくれた人、ありがとう!
惰性67パーセント 3巻
今回もダラダラしながら程よくエロい。間違いが起こりそうで起こらないような、そもそも色々間違えているような4人が楽しそう。このままダラダラくだらない話を延々と続けて欲しいと思う作品。
北欧貴族と猛禽妻の雪国狩りくらし 5巻
領地を離れてジークの里帰りに旅立つ。ジークの家族と賑やかに過ごしながら、初めてのクリスマスを体験。そして素晴らしい神様からの贈り物を授かるふたり。最初から最後までにこにこしながら読んじゃう。素敵で楽しい作品。
北欧貴族と猛禽妻の雪国狩りくらし 6巻
出産までジークの家で過ごす事になったふたり。牧場仕事や腸詰め作りを通して義父にも可愛がられ、甥や姪、家族とも仲良くなるリツに嫉妬するジークも可愛い。仮の結婚からついに出産まできたふたりの幸せそうな姿が最高。おめでとう!
一日三食絶対たべたい 1巻
突然の大洪水の後の氷河期で氷に覆われた世界。ダメ人間のユキが、同居しているリッカさんのために働きたくなくてたまらないけど、どうしても仕方なく働いて、一日三食美味しいものを食べようとする物語。設定とキャラが面白いから期待できそう。
一日三食絶対たべたい 2巻
リッカさんのために頑張るユキは仕事も頑張り始めるけど空回りしがちで、頭は悪いけど憎めないのが良い。スギタさんの話が今回は多めなのもよかったけど、巻末の読み切り『宇宙のライカ』が素晴らしかったなー。他の作品も読んでみたい。
一日三食絶対たべたい 3巻(完)
ダメ人間のユキとしっかり者のリッカさんの生活も最終巻。ユキが後輩の指導をするほど成長したり、リッカさんの進路について相談したりケンカしたりで月日が流れる。厳しい環境だけど暖かくて優しい家族ふたりが最後までよかったです。
ながたんと青と 6巻
料理コンテストの開催と結果発表。それにしてもあの戸川は腹立つ。ふたりの距離が確実に近付いていて、ついに周が決意したと思ったら思わぬ来客でゴタゴタしてしまう。だいぶ落ち着いてきたけど、まだまだ色々な事が起こりそうな予感。
領民0人スタートの辺境領主様 4巻
新しい領民がたくさん増えて順調に領地が安定するけど、おバカな侵略者と戦争に。ディアスの過去と王族との関係が分かったり、新たなロマンスが始まったりと今回も面白かった。かわいい領民だらけなのも良い。次の領民はどんな種族かな?
領民0人スタートの辺境領主様 5巻
平和になった領地に再び商人がやってきた。交渉バトルの末、勝利を収めたアルナー。そして今回のメインはクラウスの結婚。それ以外にも褒美の話とディアスの子供?婚約者?家族?など盛りだくさん。安定した面白さで安心して読める。
最果てのパラディン 4巻
知り合ったメネルが村を襲撃する所に出くわしてしまったウィル。救いを求める者を助けながら、新たな出会いと別れ、そして新たな仲間を加える。転生ものというよりは普通のファンタジーとして読んだ方が良さそう。バグリーさんは悪い人じゃなさそう。
最果てのパラディン 5巻
ワイバーンを仕留め王弟に謁見し、聖騎士に任命されたウィルは当初の目的通り魔物退治に向かう。そこで起きた出来事は想像よりキツい内容だけど、これを描く必要があったのはよく分かる。タイトル回収も含めて内容の濃い1冊だったと思う。
鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ 1巻
異世界転生したおっさんがチートスキルで優秀な鍛冶屋になり、猫耳の獣人と弟子のドワーフと一緒に暮らす。鍛冶屋というのが好みだし、チートで無双というよりキッチリ商売しながらスローライフを目指す。いい感じなので期待します。
鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ 2巻
家族が増えて賑やかになり、納入先も決まったところで初めての特注品の受注。さらに念願のスローライフの始まりと宿敵・大黒熊との対決で中身が濃い1冊。予想以上に真面目な内容で面白くて、まだ2巻だから追いつきやすいしおすすめ。
渚 河野別荘地短編集
短編3作品と長編1作品。『生水』好きだな。人魚が人間の足が欲しくてバイトする『渚』は面白い設定なのに意外と淡々と話が進んでサラッとしてる。読後感も良くて好き。0話とその後はあってもなくても好きかな。今後の作品にも期待したいと思う。
お前タヌキにならねーか 1巻
人生に疲れた人をタヌキにスカウトして、山に連れて行くハートフルたぬきストーリー。悪いやつをタヌキに変えて反省させたりもする。タヌキ達がかわいくて、話も優しくて面白い。1話が短くて1冊の読み応えが結構ある。バッタが美味しいらしい。
ヤンキー君と白杖ガール 5巻
ユキコのバイト先での話が続く。クリスの問題から店長の話はいい話だった。下に見られたくない、平等でありたいユキコに対して、黒川がユキコを守りたいと思ってるのはむしろ平等になりたいという思いなのはスゴいよかった。今回も面白かった。
ヴァンピアーズ 4巻
宝剣を手に入れようとする組織に囚われたカラを救出に向かう。シリアスな話に突然なるけど、大体気のせいでギャグパートになって、アリアと一花はチュッチュしてる。おばあちゃんとの過去と蟻さんがどう絡んでくるのか気になる。良い吸血鬼百合コメディ。
ラグナクリムゾン 4巻
天才軍師クリムゾンの戦略を脳筋ラグナがぶち壊しながらアルテマティアに特攻。逃げ出した先で登場したのが銀器姫。あとがきによるとヒロインらしいけどレオどうなるの?とはいえ物語はメチャクチャ盛り上がってきた。たぶんここからメインストーリー。
辺境の老騎士バルド・ローエン 3巻
アイドラ姫とその息子ジェールラン、そして憎きコエンドラ家との因縁が解決。いよいよ本格的な旅が始まるのかな?ここまでは非常に満足で面白い。美食家でハードボイルドな老騎士から目が離せない。次巻にも期待してる。
ウマ娘シンデレラグレイ 3巻
中央に移籍したオグリキャップ。史実通りに進むレース、そして史実では出走できなかった日本ダービー。大外枠でいいし賞金もいらないというマルゼンスキーの話もさり気なく入れるのは競馬ファンには嬉しい。そしてマンガならではの展開が胸熱。
笑顔のたえない職場です 3巻
急にモテ期が到来した双見と、連載が終わってやさぐれて家に帰らない梨田さんが両極端。はーさんもなんだか悩んでるけど、明るく楽しく働くこの職場は楽しそうでいいな。拾った犬まで女の子だし、ワーキングガールズコメディというだけある。
グレイプニル 7巻
海斗と向き合う修一とクレア。前巻で少し分かった物語の始まりだけど、ここにきてまた新しい謎を生み出す。修一だけじゃなく、クレアも関わっていたのか?着ぐるみがもう一体増えたのは今後に影響しそうな気もする。なんにしても面白いし楽しみ。
リエゾン 4巻
前巻から続く非行少年編、病院の選び方編、そしてステップファミリー編。非行と知的障害の関係は他の本でも取り上げられているし、読み書き障害についても非常に興味深い。必ずしもハッピーエンドではないし、綺麗事だけでもない、そんな物語もいいと思う。
ラジエーションハウス 8巻
2つの話が収録。初めての一人当直で不安な裕乃の話と、奈良先生を怒らせながらの唯織の診断。軒下さんの良さが光り、唯織とアンちゃんの信頼が深まってきてる良さそうな流れ。これはそろそろ大きな問題が起きる前触れだろう。奈良先生絡みとかかな?
ねこと私とドイッチュラント 5巻
観光旅行に遊びにきているお姉ちゃんと楽しい毎日。生の豚肉を食べたり、アイスバインを食べたり、フリマも満喫して訪れるお別れの日。また日常が戻るけど、少しだけ違う感じがする。アイスバイン食べてみたいからお店を探してみようと思う。
創世のタイガ 3巻
ずっと2巻で止まっていたけどついに3巻を購入。ネアンデルタール人に襲われてたホモ・サピエンスの少女を助けて仲間のところに戻る。腕力はないけど知識と勇気で切り抜けるタイガ。言葉も少しずつ分かってきて、これから盛り上がりそう。少しずつ買う。
アンメット 1巻
アメリカの病院をクビになって日本に帰国した脳外科医。救急患者の命を救うだけではなく、後遺症による悩みや問題とも向き合う。同僚の女性医師が記憶障害と戦っている事、過去に繋がりがありそうな事がほのめかされていて、物語としても楽しみ。
サターンリターン 6巻
東京に戻り夫と生活しているうちに新形態に変化する加治。連載中止を求めるメンヘラちゃんに対するアオイや秋葉、まきの辛辣な言葉たちが突き刺さる中、何故かあの人が直接対決を迎える次巻への展開は面白い。相変わらず結末の予想が全くつかない。
オオカミライズ 4巻
大きな誤解を解けないままケンと戦うアキラ。ケンを治したいイサク。ただ静かに暮らしたいケン。3人の別々の思いが噛み合わないまま戦いは遂に決着?巨大な狼の姿で子供のように純粋なケンの思いが切なく感じる。自転車、海、女の子、全部叶えてあげたい。
Shrink~精神科医ヨワイ~ 3巻
摂食障害編。昔は拒食症と呼ばれていた病気がこう呼ばれるようになった理由から丁寧に教えてくれる。ストレスの原因が周りが思うほど単純じゃない事、他人との触れ合いが大事なのがよく分かるいい話だった。続いて始まったPTSD編も興味深いし、楽しみにしてます。
鬼ゴロシ 3巻
娘は生きている。だけど鬼の娘として。なかなかの衝撃で終わった前巻の続きは第三勢力が登場して三つ巴。ちょっと登場人物の整理が必要かな。今回は珍しくあまり人が死なないけど、死んだ後が酷過ぎて酷過ぎて……。凄まじい、圧倒的な熱量はそのままです!
ラブラブエイリアン 4巻(完?)
3巻からは続いていない、ドラマ用の脚本のコミカライズという珍しい形での出版。作者本人が、大手テレビ局に魂を売ったと言っているのでそういう事。本音を言えば純粋に続いて欲しかったけど、これはこれで楽しめた。続きが読みたいです。
モブ子の恋 8巻
今回は初めて一緒に過ごすクリスマスがメイン。何をするのか、何をあげるのか、色々考えながら当日を迎える。初めての事も2回目の事も新鮮に楽しみながら喜び合うのは微笑ましい。だけど次巻への流れはドキドキして落ち着かない。どどどどうなるの?
男爵にふさわしい銀河旅行 1巻
貧乏貴族のミハルコが従者ロボットのランパチカと一緒に理想の乙女を探す旅。懐かしのSFコメディという感じの作品で、仲間に加わる吟遊詩人のノンシャランも含めておバカなキャラたちがかわいくて明るくて魅力的。続きも読んでみます。
男爵にふさわしい銀河旅行 2巻
基本的に1話完結の物語だけど初めての長編、天球トラベルガイド編が収録。理想の乙女はなかなか見つからないけど、貧乏貴族と年代物ロボットと吟遊詩人の楽しい銀河旅行はまだまだ続く。とはいえ次は最終巻、どんな結末なのか全然予想できない。
男爵にふさわしい銀河旅行 3巻(完)
長い長い旅の末、ついに理想の乙女に出会う男爵ミハルコ。どんな結末か予想できなかったけど、想像以上の素晴らしい終わり方で大満足。いつかどこかで話の続きが読みたいと思う。作者さんお疲れ様でした。ありがとうございました。
この音とまれ 20巻
ラスボス、一英高校の演奏を聴いて衝撃を受け、キャラも強烈な相手部員に圧倒される。密度の濃い練習を目指して試行錯誤してる中、みっつのお母さんが怪我をしたり、百谷のテンションが相変わらず分かりにくかったり不穏な空気が気になって仕方ない。
珈琲をしづかに 2巻
背伸びして珈琲を飲みに通いながら大人を目指す貴樹が進路希望や部活の引退を通じて少しずつ経験を積んで成長していく。マスターの過去が絡んできそうな次巻が気になるけど、この雰囲気を壊さないように描いて欲しい。バターたっぷりのトースト食べたい。
怪獣自衛隊 3巻
ここまでが第一章という感じ。多くの犠牲者を出した怪獣との戦いの結果と、新展開が始まるこの3巻。現場の戦い以外の政治的な面も描いてあって、嫌なシーンも多いけどリアリティがあるんだと思う。この先も楽しみ。
永世乙女の戦い方 3巻
香が目指す絶対女王・香織と香の師匠が対決。凄まじい執念で戦う姿を目の当たりにして、自分に無いもの、足りないものを自覚して初音との次戦に挑む。香の成長と初音の変化が今後に繋がりそう。深みを増した気がする。
ワールドイズダンシング 2巻
父のスゴさに気付き、舞う事の楽しさを知り、大きな出会いを経て競い合う。世間知らずな坊ちゃんが突然放り込まれた厳しい世界を、マイペースで飄々と舞う。能をテーマにした作品は初めて読む気がするから色々と楽しみ。今の所、面白いです。
ケンシロウによろしく 2巻
母を奪ったヤクザを自らの手で葬るためにケンシロウに憧れ、マッサージ師になったおバカな男。このマンガは本当にくだらない(褒め言葉) 北斗の拳を知らなくても楽しめるけど、知っていれば3倍楽しめる(当社比)
イトイ圭作品集 ナインストーリーズ
9本の読み切りが収録されいて、ショートショートが中心。絵の雰囲気と会話の間が好きだから楽しめた。「指が10本」「なんにもない部屋」「恋するクラゲ」が好きかな。「白鷺の木」も良かった。そう考えると結構好きだな。
はめつのおうこく 3巻
最愛の魔女を殺された少年が、復讐のため人類を滅亡させるダークファンタジー。とにかく登場人物がたくさん死ぬ。人間も魔女もほとんど死ぬ。強そうでも弱そうでも大体死ぬ。思わせぶりに登場しても次のシーンで死ぬ。どうなるんだろう、このマンガ。
えれほん
リア充を取り締まる独裁政権の話、著作権が過剰に認められて徹底管理されている世界の話、臍の緒で母親と繋がっていないと死んでしまう病気の話のディストピア短編3作品が収録。どれも頭を使う内容だけどメチャクチャ面白かった。これはスゴい。
ピンキーは二度ベルを鳴らす
小人症のヤクザ・ピンキーが試験官入りの硫酸を武器に、相棒のチーフと裏社会の問題解決。チビと言われても怒らないけど、かわいいは禁句。筋が通っててカッコ良くて賢いピンキー。読みやすいし面白いし、続編が読みたい。
パンティストッキングのような空の下 全2巻
うめざわしゅん短編集。表題作と未来日記シブーヤ、朝まだき、唯一者たち、そのあたりが好きだった。不思議な余韻の残る独特の作品はなかなかクセになる。
ユートピアズ
うめざわしゅん単行本デビュー作。少年と女王様の感動物語や、男女の恋愛とお笑いのボケとツッコミを上手く噛み合わせた話は非常に面白かった。初期の作品らしく、物足りないものもあるけど、十分に満足できる内容でした。
一匹と九十九匹と 全2巻
1巻は短編集で2巻は1巻完結の物語。ピンキーの話も1話入ってる。正直言って他の短編集の方が好きだけど、うめざわしゅん作品として楽しく読んだ。
まとめ
12月は比較的新しい作品が良かったです。
『ダンジョンの中のひと』『ひらやすみ』『雑貨店とある』『ミワさんなりすます』がどこかゆるい空気だけどしっかり面白く、ついに大一番を迎えた『MIX』は非常に良かったです。
『呪術廻戦』『Thisコミュニケーション』『怪獣8号』『ワールドトリガー』と期待の人気連載作品はどれも良い出来で満足の内容でしたし、『僕が死ぬだけの百物語』は正統派ホラーとして安定してます。
先月良い所まで読んだ『ハコヅメ』は今月読んだ14巻と15巻も素晴らしかったです。セールでまとめて読んだ『ふたりエスケープ』も好みの内容で、うめざわしゅん作品をまとめて読みましたが『えれほん』は特におすすめです。
たけのこが12月に読んだおすすめのマンガを紹介しました。参考にして頂ければ嬉しいです。
最後に、今まで読んだマンガの感想を、月別にまとめた記事を貼っておくので、よろしかったらご覧ください。