マンガのおはなし

【2022年】6月に読んだ漫画の感想まとめ。

6月も面白いマンガをたくさん読みましたので感想をまとめました。6月発売の作品の中から表彰作品を発表し、それ以外の作品はおすすめ順に書いてありますが、後半は過去作品になっています。過去作品はかなり新旧入り交じってますがご了承ください。

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6月の表彰作品

まずは勝手に作った各部門の受賞作品を紹介していきます。

感動部門『破壊神マグちゃん』9巻(完)

連載派の人達が絶賛していた最終話がついにやってきた。最終話ももちろんだけど、そこまでの流れも、そこから外伝、エピローグまでも本当に素晴らしかった。もちろん寂しいんだけど、この終わり方を見せられたらありがとうしか言えない。最高。

NASA部門『スキップとローファー』7巻

2年生になってクラス替え。少しずつ離れ離れになった友達、新しくできた友達、それぞれの新学年。 ゆづとまことは泣かせてくれるし、新キャラ達は濃くて面白そうだし、先輩ヅラしたいみつみは予想通り。最後の展開は超胸熱!え?NASA?期待以上に最高。

みつみが新しいクラスですぐに馴染めない時も、ゆづが悩んで落ち込んでる時も、主観から入りつつ後から客観的に見てフォローしてくれるまことが素晴らしい。ゆづとまことの話は本当に好き。 友達がたくさん欲しい人もいれば、たくさんは必要ない人もいる。ゆづが良い友達を作れて本当に良かった。

もしかして最終回?部門『ここは今から倫理です。』7巻

なぜ、人を殺してはいけないのか。をテーマに話し合う最後の授業。高校生らしい、少し未熟だけど素直な話し合いは白熱した良い物だった。もしかして完結?とドキドキしながら読んだけど、まだ続いてくれるようで安心しました。新学期も楽しみです。

不穏部門『みなそこにて』1巻

母に捨てられた少女が引っ越してきた閉鎖的な町。人を食べる人魚の言い伝えと、実際にいる人魚の千年さん。千年さんを中心に、町の人々の生活をオムニバス形式で描いた不穏な空気と綺麗な絵が魅力的な作品。 千年さんを無視し「外」を拒む町の人々が不気味。

期待の新作部門『黄泉のツガイ』1巻

荒川弘最新作。山奥で暮らす一族と隠された謎の話が始まったと思ったらいきなり急展開。襲われる村、武装した集団、ツガイと呼ばれる妖怪か神様みたいな存在。夜と昼を別つ生き別れた兄姉と親子。謎が多くて、ツガイは個性的でかわいい。楽しみしかない。

ネコ漫画部門『異世界猫と不機嫌な魔女』2巻

愛する人との悲しい別れを経験した1人と1匹の切ない物語になるかと思ったら全然違った。猫のナァのかわいさに影響された殺し屋、奴隷、娼婦が魔女の元に集まる素晴らしい展開。ツンデレの魔女、勇者の意図、さらに面白くなったおすすめ作品です。

残酷な運命部門『よみがえる子猫たち』1巻

山うた最新作は「よみがえり」と呼ばれる蘇生した死者を駆除する幼い男女バディの物語。 始まってすぐに訪れる選択。不安と秘密を抱え、今までやってきた事を続ける事にも悩む姿が苦しい。 救いの物語なのか、悲しい結末なのか、楽しみな作品です。

次巻が最終巻部門『ひかるイン・ザ・ライト!』3巻

覚醒したひかるの歌唱力を武器に本番に挑むMOONチームと戦うWINDチームのリーダーは蘭。器用貧乏と呼ばれて苦しみながら奮闘した先で初心を思い出す。ドロ沼ではない真剣勝負だから勝っても負けても爽やかで良い。どこまで勝ち残れるのかな?

……巻末の予告に次巻最終巻って書いてあるんですけど?まだまだこれから盛り上がる作品だと思ってたから残念ですけど、最後まで楽しみにしてます!




6月発売の作品

惜しくも受賞を逃した、6月発売の作品です。

葬送のフリーレン 8巻

北部高原に入って強敵ばかり。所々の村でヒンメルとの思い出を語りながら人々を助ける通常回と、強い魔族と戦う戦闘回の両方が楽しめる。なんだかんだ悪い人が少なくて、みんなが幸せになる流れは本当に好きだし、頻繁に差し込む笑えるシーンは大好き。

この漫画のスゴイ所はずーっと面白い事だと思う。高レベルで安定していて素晴らしい。

1日2回 3巻

この漫画スゴい好き。れみの性格、季のふわふわした雰囲気、ふたりのやり取り、思い出の数々、何回でも読める。季のお母さんのセリフも抜群だったし、その後のお父さんのセリフも良い。死が常に近くにある話だけど笑わせて泣かせてくれる。素晴らしかったです。

かしましめし 5巻

この作品の多様性が大好きだと再認識するエピソード満載。千春の仕事に対する考え方、嫌な事を忘れない生き方もそうだし、ナカムラの好きに対する考え方もそう。そして最後の先生の言葉。来客が増えても問題が起きないのが、3人の信頼と相性の良さで素敵。

考え方も対処方法も人それぞれ、好きな性別も好きの種類も人それぞれで、家事や料理に対する考え方や意識も人それぞれ。説教臭くなく、お互いの考えを尊重しながらも相手の事を考える大人たちが良い。 価値観が近い、似ている人がそばに居て過ごすのは心地良いし楽だし、理想的だと思う。

ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 21巻

奥岡島事件後の対応に追われる前半はピリピリしたシリアスモード。川合の精神状態をみんなが気にしてる姿が涙腺を刺激する。 後半は通常回で安心の笑いと涙が戻ってきた。この使い分けで良いように弄ばれてる感じがたまらない。

そして本誌の動きが気になる。

フールナイト 4巻

アイヴィーの存在が知れ渡った事で転花制度を巡った対立が激しくなり、真っ暗な世界でさらに落ちていく人達。なんとかしようと調査、奮闘するトーシロー達。

これでもかと闇を見せつけられ、悲しい話が続く裏で怪しい話。この空気感がたまらなく面白い。

君は放課後インソムニア 9巻

ふたご座流星群の観測会に向けて慌ただしく働き、本番当日。友人や先輩は良い人たちばかりで、微笑ましい青春を楽しみながらも漂い続ける切なさがたまらない。ドア越しのシーンはウルっとくるし、お互いの優しさが泣ける。今回も最高でした。

推しの子 8巻

え、そっち?というプライベート編が終了。次巻から半年後まで進んだ中堅編が始まる。 宮崎に行ったら何かあるとは思ってたけど、あり過ぎて困る。緩い空気の通常回がこれからも見られるのか心配だけど見守ろうと思う。アニメ化おめでとうございます!

よふかしのうた 11巻

諸悪の根源がキクだと判明、マヒルを心配して話し合い。ケンカ、絶交、仲直り、怒り、色々な事がある珍しくバイオレンスな話が多かった。 最初は軽快な不穏さだったけど、緊張感も伴ってきている。マヒルと家族の闇も深そうで、次巻発売は来月?嬉しい!

BADDUCKS 4巻(完)

4巻まで一気に発売して完結したモーガン、リサ、ボズの逃避行。個性的で本当はなんの関係もない3人がお互いを思う姿は最後まで素晴らしい。

巻末で作者自らが全話を1話ずつコメントしてくれていて、これを読むのは最高でした。ありがとうございました。

少年のアビス 8巻

柴ちゃん先生が若い人のために色々考えながら動いてくれているのに、令児も玄もチャコも自分の事ばかり。みんな令児を取られたくなくて、令児は流されるだけ。柴ちゃん先生の言う事を聞いてれば幸せになれるのに。

そういう見方をして、心を整えています。

潮が舞い子が舞い 8巻

いつも通り面白い青春群像劇が最後の最後でいつもと違う話でキャーってなった。かわいい、クセの強い後輩が出てきたと思ったらそれだけじゃ終わらなかった。もうニヤニヤしながら照れちゃって、素晴らしい。そんな最後の1話でした。

チ。―地球の運動について― 8集(完)

地動説を唱え、真理を追求する人達の長い物語がついに完結。熱く、悲しく、どこか虚しさもある。 思いを繋ぎ続けた末の結末は好き嫌いあるかもしれないけど、矛盾する事が両立するのは間違いではないはず。歴史に残らない人たちの熱い物語だった。

最後までありがとうございました。お疲れ様でした。

ゴールデンカムイ 30巻

五稜郭での死闘、函館山から発射される砲弾、死んでいく仲間たち、まさに最終決戦。暴走列車に乗り込んだそれぞれが最後に繰り広げる戦いの行方は来月発売の最終巻で!

連載から大幅な加筆もあると聞いているので、本当に最後まで楽しみにしてます。

焼いてるふたり 7巻

色々あった実家参りの後にはついにこたつが登場。こたつの魔力に魅了される千尋さんのダメっぷりがかわいい。意外と酒の失敗が多いふたりだけど、美味しいものを食べて仲直りは平和で好き。

みんなが幸せになるのが一番好きな所だし、読んでて楽しい。

アルスラーン戦記 17巻

決戦前の準備。着々と人も金も集まってくるアルスラーン。兵達の疑問と恐怖が積み重なるオヤジ軍。苦労する弟軍と決別するヒメネス。みんな自分が正しいと思ってるから戦争が始まる。アルスラーンの出番が少なかったけど、しっかり話は進んでる。

虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT- 5巻

佐渡に到着。新たな種族がたくさん登場してみんなカッコ良い。つぐみの過去と出生の秘密や一族の話、旅の目的地など、一気に話が進んでつぐみのツインテールがかわいいとか言ってる場合じゃ無い。とらとさたけは気になるし、次巻予告はネタばれ気味だけど面白い。

矢野くんの普通の日々 3巻

なぜかマウントを取り始めるのも含めて羽柴が面白い。付き合うってなんだろう?から始まって夏休み、交換日記、高校生らしくて楽しそうな矢野くんに癒される。今回は羽柴の妹とメイがかわいかったなー。次巻はついにあの秘密が明らかになるのかな?

Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~ 2巻

自己評価が低過ぎる呪具師が無双する一方で、元いたパーティーはゴブリンにすら勝てないのはさすがにやり過ぎとは思いつつも面白いから良いと思う。

呪具とは言えないレベルの性能と、万能感、異常に高い能力。ゲイルがスゴ過ぎ。

薬屋のひとりごと 10巻

異国から来た美しい女性特使対策のあとは香油事件の真相に迫る。恐ろしい女性の嫉妬と権力欲は迫力があった。大きな謎解きに挑戦の結果は次巻。

壬氏はずーっと謎めいた存在だけど、そもそも宦官じゃないのでは?と思ってる。さらに秘密もありそう。

あかね噺 1巻

女子高生落語漫画。父の落語が大好きな朱音が真打を目指して落語家になる。 師匠と兄弟子に教わりながら、自分の欠点を克服して成長していく、少年漫画らしい王道だけど珍しいテーマ。テンポ良く進んで、説明も簡潔で、面白い。これは先が楽しみな作品です。

あかり

ステンドグラス作家のおじいさんを訪ねて来たあかり。一緒にご飯を食べ、ステンドグラス作りを教わりながら生活していく。 優しくて暖かそうなステンドグラス作品を実際に見てみたくなる1巻完結の物語。絵の雰囲気も大好きで、余韻も非常に良かったです。

ゴリラーマン40 2巻

懐かしのメンバーを絡めながら、40歳のゴリラーマンを堪能できる素晴らしい作品。超下品なベカちゃんは相変わらずだし、今回はファミリー集結が最大の見せ場。 そして一番盛り上がったのは次巻予告!みんなが気になってるあの人が!今、どうなってるの?

リエゾン ーこどものこころ診療所ー 9巻

死にたい気持ちに囚われた妹を救いたい姉の話が終わり、産後うつ編。恵まれてると言われる側の気持ち、恵まれてるのにと思う気持ちが重圧になるのが読んでて辛かった。子どもの性教育は難しい問題で、ここに発達障害も加わるとさらに難しくなりそうな気がする。

こういうのがいい 3巻

いろんな相性が良くて、付き合うわけでもなく自由な関係のふたり。好意を持たれたり、嫉妬されたりもありながら新キャラ登場で変化が出てきそうな予感。

このふたりは価値観も相性も抜群だから普通に付き合って、この感じでいればいいだけだとも思う。

ミムムとシララ~ドラゴンのちんちんを見に行こう~ 2巻

飽くなき探究心で様々な生物のちんちんを見に行くふたり。肝心なドラゴンのちんちんは見る度に悪魔に記憶を消されてしまうけど、すぐにまた辿り着いてしまうのも面白い。まさかゴーレムのちんちんまで出てくるとは思わなかった。真面目なふたりが良い。

菌と鉄 2巻

キノコに支配された人類がキノコに反旗を翻す。突然始まった異能力バトルと、バタバタ死んでいく仲間たち、そして急激に成長するダンテが熱い。まさか2巻で完結?と一瞬焦る展開から絶望の3巻へ。11月に発売予定らしいから今回ほど待たなくて大丈夫そう。

アンメット ーある脳外科医の日記ー 6巻

ミヤビの記憶障害についてかなり核心に迫ってきた。タイトル回収も含めてかなり盛り上がってきたけど、意味深なセリフや新しい謎も出てきてすぐに終わるわけではなさそう。記憶という曖昧であやふやなものについての難しい治療が本格的に始まる予感。

ウィッチウォッチ 6巻

吸血鬼のミハルが加わってさらに賑やかになった乙木家。特にマイクラ回はかわいいし笑えるし最高だった。意外な形でのタイトル回収も良かったけど、本筋は全く進んでないのは読み終わってから気付いた。面白いから全く問題はない。

ミステリと言う勿れ 11巻

友達に誘われた怪しいバイトでの謎解きと、ライカさんとの話、そしてガロくん達。日常回を挟んでホッと一息の後、ハラハラ展開で緩急をつけてきた。そろそろ本編が進むかな?そもそも本編とはなんだったかな?

アオのハコ 5巻

雛!よくやった!祭りから始まって、インターハイ。真剣にスポーツに打ち込みながらも色々な考えのそれぞれ。ふわふわした大喜と千夏の関係に真っ向勝負を挑むもう1人のヒロイン雛の強烈な思いはすでに泣ける。戦わずに終わらない、その気持ちに拍手。

コタローは1人暮らし 9巻

4歳児の1人暮らしコメディのはずが、ただ笑えるだけじゃなくしんみり泣けるこの作品。周りを思いやり、自分に厳しかったりと大人びたコタローがかわいいし頼もしい。入居前の話が出てきて、また少し過去の事が分かってきた。なにか進展があるのかな?

誰何Suika 1巻

つばな最新作はアイドル漫画。消えてしまった人達を救う為にアイドルになってライブをする!何を言ってるか分からないかもしれないけど、そんな物語。 独特の世界観に、いつも通りの個性的なキャラ、たくさんの謎、そして笑い。紅ちゃん推します!

ハイスコアガール DASH 3巻

アーケード基板を手に入れ、練習の成果を発揮する3本勝負。結末も良かったし、小ネタ満載で面白かった。 それより大事なのは最後に出てきたあいつ!日高先生がどうしても話したくないエピソードとなったらあいつ絡みの話のハズ。次巻が楽しみ。

領民0人スタートの辺境領主様~青のディアスと蒼角の乙女~ 7巻

セナイとアイハンが大活躍。ディアスだけじゃなく、エルダンの病気まで治してしまう伝説の薬草を振る舞う。ディアスには更なる恩賞も与えられて、領地を繁栄させる準備が着々と進む。厄介ごとの気配が少しあるけど、安心して読めるのが良い。

ゆうべはお楽しみでしたね 9巻

順調に子育てと結婚生活を送るパウとゴローさん。今回は結婚というエンドコンテンツに挑むふたりが結構メインで登場。新しい、面白い視点での話で、そろそろ終わりと思ってたこの作品もまだまだ楽しめそう。パウさん急にゴツくなった気がする。

ワンダンス 8巻

バトルがやりたいカボはショーがやりたそうなワンダと違う道を目指してると感じて距離を取る。ヤンキー気味な相手に苛つきながら踊るカボと、恩ちゃんの対応が印象的。

カボのコンプレックスはエネルギーになるのは良いけど、ワンダ相手に出るのは不安になる。また元に戻るのを期待してる。

fish 3巻

司を取り戻すために動く悟とヒロキ。どちらも自分の方がしっかりしてると思ってる、基本的にダメな2人。ドアを上手く使えない悟、鍵を緩くして変化するヒロキ、新しく出てきた見える少年。不安だらけの司奪還計画と、不安だらけの会社。全員が不安要素なのがスゴい。

逃げ上手の若君 6巻

得意の顔芸で笑わせてくれた後は更なる顔芸。顔芸を突き詰めていったら全部顔に書いてある人が出てきた。舞台が京都に移り、尊氏との対面もあるのかな?相変わらずゆっくりだけど、しっかり話も進んでいる。双六中にどんな事してたんだろう?

ノラガミ 25巻

いよいよクライマックスに向かい始めてからが長くなってます。夜トの出番は殆どなく、野良と雪音、そして父様の戦いがメイン。敵味方全員に被害を与える壊滅状態をどうまとめるかな?

巻末に『すだちの魔王城』が掲載されてるので、こちらもおすすめです。

BLUE GIANT EXPLORER 6巻

アルバカーキでの発表会はそれぞれに合った、思い出に残る素晴らしいもので良かった。次はヒューストンで新メンバー探し。表紙の知らない人は誰だ?と思ったらデカいドラマー。ポーカー勝負が始まる流れはちょっとよく分からないけど、必要なんだろう。

キングダム 65巻

桓騎への怨みから異常に士気が高い趙軍に苦戦、味方とはいえ桓騎軍への不満を溜め込む信たちの描写は今後への布石かな?強い李牧が帰ってくる予感がして楽しみ。それにしても胸糞ヤローだらけの話。

鬼ゴロシ 7巻

今回もたくさん人が死んだ。何が起きてるかはよく分からないけど死人だけはどんどん増えてる。坂田抜きで1冊殺し合うとは思わなかったし、タイトル回収をここでするとも思わなかった。もう少し絵が見やすくなって欲しいと1巻から思ってる。たぶんまだ話の半分。

ジーニアース 3巻

人間と変異者の差別と暴力の物語。変異者を差別する人たちも、普通の人を見下す変異者もたくさん出てくる胸糞展開はまだまだ続く。鈴木の謎は謎のままだけど、ネロとの対面で何か分かるのかな?

夢で見たあの子のために 10巻

若園の暴走で追い込まれた千里と一登が決着をつけようと動き出す。今回のメインは火の男の過去。完全にクライマックスに突入している感はあるけど、もう少しかかりそう。完全なハッピーエンドは難しそうだけど、どんな結末が待ってるのかな?




6月以前に発売の作品

現在追いかけている作品や、オススメされて読んだ、6月以前に発売された作品です。

ブスなんて言わないで 1巻

ルッキズムがテーマの作品。ブスと言われ続けた主人公が高校の同級生の美人な美容家に復讐をする。 ルッキズムに苦しめられてる者同士が傷付け、罵り合う姿が問題の根深さを表していて、思い通りに伝わらないもどかしさが上手く描かれていて面白い。

ローズ ローズィ ローズフル バッド 1巻

40歳漫画家が夢の少女漫画を描こうと決意するけど現実的な胸キュンが足りない。そんな時に出会った男性との恋物語になるのかな? ダメダメな生活を送る正子さんと、優しくて厳しい周りの人達と、急に増えた出会いの絡みが楽しみ。

雨と君と 2巻

雨の日に出会った1人と1匹のほのぼのストーリー。何も起きない、いつも通りの日常を「犬」と過ごす主人公。未だに名前もつけないで君と呼んでるけど仲は良さそうだし、楽しそう。さっぱりというか適当な主人公が良い味出してる。学生時代の話も面白かったです。

図書館の大魔術師 3巻

司書試験編クライマックス。面接と実技を終えて村に帰って合否の通知待ち。試験も試験後の騒動も面白かったけど、村に戻ってからの涙だらけの話は素晴らしかった。旅立ちと別れの話は泣ける。大増300ページの1冊は読み応え抜群で最高でした。

セシルの女王 1巻

『あさひなぐ』が素晴らしかった、こざき亜衣最新作。1533年イングランド王室を舞台にした、12歳の少年セシルが暴君ヘンリー8世と王妃アンに出会い、そのふたりの子供に仕える事を誓う。素晴らしい内容と終わり方の1巻。

巻末のスペシャルサンクスに驚いた。

夏目アラタの結婚 7巻

真珠の言葉で最大の秘密を知る。まさかの大逆転に向けて動き出した物語の勢いがスゴい。さらにそんな中でアラタが真珠に向けた本音の言葉がシビれた。この2人の駆け引きと関係は本当に面白い。今まで以上にこの先が気になるし楽しみ。

神達に拾われた男 2巻

異世界転生してスライムと一緒に過ごす少年物語。街に出てギルドに登録して初仕事までにもいろんな人の手伝いを率先してやる良い子っぷりが読んでて気持ちいい。やっと教会に行けて神様達とも再会したし、仲間や友達が増えていくのかな?スライム最高。

この音とまれ! 22巻

百谷の表情と周りとの関係の変化が1話目から涙腺を刺激してくる。さらに晶の兄への依頼も含めた変化で感動。色気のある音へのひとつの答えに突き進むチカ、最後に発した言葉、まだまだ盛り上がる。毎巻泣く。終わるまでには追い付きたい。

ババンババンバンバンパイア 1巻

銭湯で住み込みで働く450歳の吸血鬼が、跡取り息子を最高に美味しい18歳童貞に仕上げようと奮闘するBL(ブラッディラブコメ) 噛み合わない会話と裏目に出る行動、所々に出てくる歴史話が面白い。キレイな絵と内容のギャップもたまらない。

魔もりびと 2巻

巨大な竜の中で魔物の子守りをする物語。サラマンダー、ドッペルゲンガー、メデューサ、ミミックなどの有名どころが登場。面白い設定や解釈にシリアスさも出てきた。アリアリスの本心と、次に出てくる魔物、竜の体内の謎など、今後の展開が楽しみな良作。

おやすみカラスまた来てね。 6巻

善の緊急手術から始まって九重さんと良い雰囲気。退院後にお店に来た新しいお客さんが色々騒動を巻き起こす。 恋がしたい九重さんが少し動きを見せて、話が進み始めた。と思ったら次が最終巻か。どんな終わり方をするのか楽しみです。

泥濘の食卓 1巻~2巻

 

バイト先の店長と不倫をしている深愛。妻の鬱を理由に別れを切り出されたけど、やっぱり店長と幸せになりたい深愛が予想外の努力であさっての方向に突き進む。毒親育ちの優しいモンスターがひとつの家庭をぬかるみに引きずり込む。

店長の為に鬱の奥さんを回復させようと仲良くなり、息子の相談にも乗る歪んだ善意の塊の深愛。全部自分中心で、気に食わない相手にカッターを振り回すちふゆ。好きな人と幸せになりたいだけの2人の行動は泥濘というより泥沼。

うるわしの宵の月 2巻

とにかく顔が良いふたりの恋物語。お試しで付き合うための契約書は笑える。宵が初めての気持ちにドキドキするのも、琥珀が実は緊張してたりするのも読んでて楽しい。ふたりとも不器用なのが最高。見た目しか褒めないけど琥珀の褒め方が好き。

ACCA13区監察課 P.S. 1巻

本編に繋がる過去編。5長官がどのような経緯で5長官になったのかを描いたのが1巻だった。本編はジーンの魅力全開だったので、5長官を扱ったこの話は別の魅力で面白い。本編を読んだら確実に読んでおきたい作品だと思う。おじさん達が素晴らしい。

廃バスに住む 2巻

マイペースで美人でミステリアスなはづき先生が廃バスで暮らす日常物語。同僚の先生と友達になったり、生徒と少し仲良くなったりしながら秘密基地の廃バスの秘密を守り続けるひとり暮らしコメディ。ゲームのセーブ方法は分かったのかが非常に気になる。

Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……! 1巻

なろう系異世界ファンタジー、流行りの追放もの。パーティーのために裏方に徹していた呪具師が解雇されてしまい、元のパーティーがズタボロになるのはお約束。 聖遺物級の呪いのアイテムを作り出すスキルをどう活かすのか楽しみ。

ラジエーションハウス 10巻

サッカー選手の不調に隠された原因を探す話と、淡い恋心の話。難しくて珍しい病気が増えてきた反面、MRIでの注意事項なんかは身近で興味深い。伊織と杏ちゃんの関係が非常に良い中、邪魔者の存在は気になる。何回も繰り返し読める良い作品。

JKハルは異世界で娼婦になった 3巻~5巻

缶蹴りんぐで明るく楽しい話になってホッとした後、雨の日おじさんが気になったり、ゆったりした話が続くかと思ったら不穏な空気が漂い始めた。

男尊女卑の世界の偉い軍人でヤバそうとなると、かなりキツい展開になりそう。そんな予想通りにヤバい百隊長でとんでもない展開。千葉との決別は陰キャの妄想拗らせすぎな千葉は漫画じゃなきゃ無理だから仕方ない。

予想通りで恐れていた鬱展開の胸糞展開で転生前のハルの話も含めてこれでもかとどん底まで落としてくれた5巻では、今までは存在しないと思っていたチートスキルがハルにもあると匂わせる。終わり方から考えると6巻は逆襲だと思いたい。

辺境の老騎士 バルド・ローエン 5巻

どこに行っても悪い人が出てきて、その分良い人も出てくる。比較的落ち着いて美味しいものを食べながらの旅になってるけど、やっぱり最後に問題発生。所々に出てくる高い技術の人や、その技術の説明を見るのも楽しい作品。

裏バイト逃亡禁止 4巻

おまけ漫画も含めて楽しめました。橙が持ってきた話は一捻りあって良かったし、次巻への繋がりも楽しみ。表現が分かり難いシーンが増えてきた気がするけどそういう狙いなのかな?

となりの信國さんは俺のことが好きな気がする 1巻

東京から転校してきた隣の席の佐々木くんの事が好きな信國さんが、雑誌のコラムのテクニックを駆使してアプローチするラブコメ。もう付き合っちゃいなよと何回も思いながら読んでしまう。ハムハムポーズは笑い過ぎて泣いた。

リビルドワールド 6巻

アルファのチートで実力以上の能力を発揮するアキラを本能的に過小評価してしまう2人のハンターが混乱してる。新たな敵が出てきて、ややこしい人間関係は増えて、面倒を避けたいのに巻き込まれる。チートだけどアキラが強過ぎないのが良い。

傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン 6巻

ルイ15世が倒れ時代が大きく変わる。レオナールとの約束も良いシーンだったけど、今回はなんといってもついに叶ったマリー・アントワネットへの謁見。悲劇に向かう2人の物語がいよいよ始まると思うと胸熱。

怪異と乙女と神隠し 4巻

菫子さんの過去の話と、現代ならではのデジタル版付喪神の話。乙が全教科満点なのは恐ろしい。個人的には菫子さんのエロ要素はこの程度で良いと思ってるから非常に満足。スパチャ、投げ銭、した事ないけどハマったらしちゃうものなのかな……?

グレイプニル 11巻

海斗の奇襲に立ち向かう最終決戦!だと思って読んでたんだけど思ってたのと違う展開。巨悪の裏には更なる巨悪。クレアの無くした記憶にも重大な事実。まだ続くのが良い選択なのかは分からないけど、一体どうやって終わらせるんだろう……。

神客万来 3巻

お客様が神様のホテルから吸血鬼と駆け落ちした娘、伊吹がメインの話。意外な所から話が繋がって、予想外の結末だった。これで鬼とみちるの問題だけが残されたのかな?そうなると、終わりも見えてくるのかもしれない。まだもう少し読んでいたいと思ってる。

さめない街の喫茶店 2巻(完)

お客さんに美味しい料理をふる舞いつつ、ハクロとのやり取りで過去の事や妹との思い出を少しずつ思い出していく。終わりに向かっていくのが寂しいけどほのぼのした空気は変わらないまま。良い終わり方のステキな作品でした。

お兄ちゃんは今日も少し浮いてる 2巻(完)

終わりに向けて少しずつ進んでいく最終巻。お兄ちゃんの姿が変わったり、家族で出かけたり、お兄ちゃんが恋をしたりしながら予想されている結末に向かう。兄妹それぞれの成長と思いを描いた良い作品でした。面白かったです。

惰性67パーセント 5巻

ちょっとエロい女子大生お部屋コメディ。5巻はエロさは抑え気味ながら面白さはそのままといった感じ。突然カップル成立したりラブホ行ったり進展があるけど平常運転。そして気付いたら3年生に。安心して楽しく読める、ちょうど良い作品。

EVOL 3巻

喋らないサンダーガールと戦うノゾミと、自分の事をライトニングと呼ぶ勘違いヒーロー・ライトニングボルトと戦うアカリとサクラが覚醒。カリスマ化したノゾミの元に陰キャが集う。ノゾミとEVOLの暴走が始まりそう。また変な新ヒーローも登場かな?

なおりはしないがましになる 1巻

作者カレー沢薫が抱える発達障害について学びながら工夫する姿を自身が描いた作品。ADHDでASDな複雑な心境をシュールに面白く、そして分かりやすくて良い。知識としても、経験としても、役立つ事がありそうだからその点でも読んで良かった。

マグメル深海水族館 7巻~8巻

 

アルバイトの涼君の話は深海生物と絡めながら、スゴい良い形でまとまったと思う。親子だから全てが分かり合えるわけではないのは、その考え方も多様性として受け入れる一歩だとも思う。人と違うから貴重だという考え方は覚えておきたい良い言葉だった。

お母さんと館長、謎に包まれた父親の話が出てきた。どうやら生きてるみたいだからそのうち出てくるだろう。不思議な魚がまだまだたくさんいる。




まとめ

6月は最終巻の発売が多かったです。『破壊神マグちゃん』『BADDUCKS』『チ。』は、それぞれ違った形での最終回で面白かったです。

新作も豊作で『黄泉のツガイ』『みなそこにて』『よみがえる子猫たち』『あかね噺』など、ジャンルも様々で今後が非常に楽しみです。

そして『スキップとローファー』の意外な展開でのラストシーンは抜群でした。次の話が非常に楽しみです。『1日2回』と『かしましめし』も大好きです。

たけのこが6月に読んだおすすめのマンガを紹介しました。参考にして頂ければ嬉しいです。

最後に、今まで読んだマンガの感想を、月別にまとめた記事を貼っておくので、よろしかったらご覧ください。




ABOUT ME
たけのこ
マンガとゲームとサッカーと美味しいものが大好きです。 マンガの感想と紹介をまとめたページはこちらをご覧ください。