3月も多くの漫画を読みました。その中からおすすめの、面白かった漫画を紹介します。購入の参考になったら嬉しいです。
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僕の心のヤバイやつ 8巻
無事に同じクラスになれたふたりとその他大勢、新キャラも登場。違うクラスになった足立とのやり取りが良かったのはもちろん、修学旅行と最後はとにかく最高だった。読み終わった後に表紙を見て、また最高だったと再確認。
この恋がこれ以上、人に見つかる前に自分から伝えたい。この言葉が本当に全て。ついに勇気をもって踏み出した市川と、それにしっかり答えた山田は最高でした。
SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん 20巻まで
完全にヒールの立場で挑む初ライブは最初の選曲がすでに素晴らし過ぎる。見開き連発で全開のライブシーン、エランの歌とジャニスの光、全てが最高でした。クソ親父が絡むのだけが残念。アメリカ編に突入した後のシオリの行動は本当に素晴らしい。
セールでまとめ買いしたのを一気に20巻まで読みました。最新の20巻はもちろん良かったですけど、13巻は本当に素晴らしかったです。まだ読んでない人、とにかく13巻まで読んでください!
煙たい話 2巻
飄々とした空気で穏やかに過ごす男2人の同居生活。似てないようでどこか似ている2人の日常生活は読んでて楽しい。有田の回転寿司の食べ方と、大人だから子どもの気持ちが分からないんじゃなくて別の人間だから分からなかっただけという考え方は好感が持てる。とてもいい作品なのでおすすめです。
正反対な君と僕 3巻
とにかく愛おしい学園生活ラブコメ。おうちデートで舞い上がる鈴木家もタイラズマも西さんと山田もみんなかわいくて最高。正反対な人たちがたくさん仲良くなっててとにかく良い。
ホンちゃんの「相手は所詮人間だよ」「知らない人のこと基本うっすら嫌い」は笑うしかない。ラストシーンの描き方は本当に素晴らしくて大好き。
ララのうた 1巻
死神たちと人間の物語。「記憶の一族」の死神ララの仕事は亡くなった人の死を記憶する事。人を死なせる「死の種族」や他の死神たちから様々な話を聞き、記憶していくララ。ララが聞き、記憶していく死の話の数々が胸に沁みる。
さらに「人と直接関わってはならない」という記憶の一族の掟の謎と、最後の衝撃の展開がこの先に期待をさせてくる。『果ての星通信』のメノタ推薦というのが絶妙に唆る。
鍋に弾丸を受けながら 3巻
危険地帯で食べる20点か5万点の料理を教えてくれるグルメ漫画。ついに20点のエピソードを紹介してくれたのは面白かったし、まさかのホラー回も良かったです。5万点のエピソードはいつも通り面白かったし、1話の後日談がここで出てくるのは嬉しかったですね。
油ギトギトの食事は年齢と共にきつくなってくるから少しでも若い頃にしておいたほうがいいですよ。
僕の妻は感情がない 6巻
ミーナちゃんを傷付けた絵里栖達との話はタクマの対応に感心した。ロボットの成長と進化の先が人間らしさという事への違和感は今まで考えた事が無かったけど、人間が一番上という基本的な考え方の怖さを物語っている。この作品のロボットを通じた様々な考え方は本当に素晴らしい。連載大変そうだけど応援してる。
米蔵夫婦のレシピ帳 1巻
妻が急逝した時代小説作家が妻の遺したレシピ帳で妻の料理を作り、妻の味で妻の事を想う料理漫画。素晴らしい1話目で始まり、少しずつ落ち着いてきた所でのサンドイッチはヤバい。毎食妻の遺影と一緒に食べる食卓とご飯の絵がグッとくる。
妻と約束した作品の完成を目指す復活の話なんだけど、そんなに単純で簡単な話ではないというのをあの号泣シーンが全て物語っていた。
あかね噺 5巻
開口一番で嫌がらせにやり返す武闘派の朱音。それをきっかけに良い事と悪い事が訪れてくる。話の流れも表現も上手いから、落語を知らなくても惹き込まれるのが本当にスゴい。女性落語家の第一人者から教わるチャンスをモノにできるのか。続きも気になります。
マンガ大賞、僅差での2位はさすがですね。未読の人はぜひ読んでほしい作品。
葬送のフリーレン 10巻
過去編から知る魔族らしくないけど完全に魔族なマハト。そして人間について研究してるけど全く共存しようとは思わない無名の大魔族ソリテール。魔族とは分かり合えない、理解しようとしても無駄というこの作品の設定が存分に生かされているのが素晴らしい。
とてつもない力を持つ2人とフリーレンの直接対決がついに始まる。カッコ良いフリーレンがまた見れる!
きみのご冥福なんて祈らない 5巻(完)
泣く結末しか予想できないゾンビラブコメ最終巻。表紙の時点でやっぱりそうだよねと確信。泣ける話の中でも笑わせるところもあり、素晴らしい結末で大満足。お疲れ様でした。
目次の最終話にタイトルがないのも隠れたファインプレーですね!
ホテル・インヒューマンズ 5巻
殺し屋専門のホテルで働くコンシェルジュとお客様たちのヒューマンドラマ。新しい仲間も加わり、初めてのホテルが出てこない話も良かったし、沙羅さんメインの最後の話は最高でしたね。
安定して面白い、大好きな作品です。
片喰と黄金 9巻
最悪な再会を果たしたアメリアとコナー。別れを予感させる流れからのコナーの思いは素晴らしかった。旅の再開とアメリアのリーダー就任、アメリアの成長が試される展開は重いけど期待してしまう。
こんなに盛り上がってきたのに次巻で完結!一度は打ち切りのピンチから出版社移籍というウルトラCで乗り切った作品だけに、思うとおりに描き切ってほしいです。
呪術廻戦 22巻
久し振りに真希の出番。そしてもう会えないと思って諦めていた直哉が再登場!待ってたよ直哉!バイバイ直哉!真希の初めての師匠がポッと出のカッパとおっさんでよかったのかな?って感じで面白さのピークは過ぎてしまって、正直何やってるんだろうと思うけど直哉が出てきて真希がカッコ良かったので良しとしておきます。
ここからは完結した作品の感想です。若干ネタバレしてます。
創世のタイガ 11巻(完)
第一部が完結して講談社から白泉社への移籍も決定。講談社版最終巻はネアンデルタール人との決戦。
撃たれたナクム、成長したレン、狼とマンモスを引き連れて戦うタイガの姿は泣ける。ナクムの思いを引き継ぎ、第二部でさらに成長するタイガと仲間たちの姿を楽しみにしてます!
吉原プラトニック 4巻(完)
吉原を舞台にした武士と花魁のグルメ&筆下ろし物語ついに完結。最終巻はグルメ少なめで物語の締めくくりに向かったけど、美味しそうで大事な食べ物の登場と使い方は良かったですね。
どんな終わり方にするんだろう?と思っていたけど、予想とは違う結末で最後まで面白かったです。
東京トイボクシーズ 5巻(完)
プロ、留年、色々な物をかけた蓮と真代の直接対決。最終巻に相応しい戦いと、ふたりが出会っていた話は素晴らしかった。最後は少し駆け足気味だったけど、きっちり全5巻でまとまった良い作品でした。次回作も絶対買います!
たけのこが3月に読んだおすすめのマンガを紹介しました。
『僕ヤバ』がついにピークを迎えました。まだ引っ張るかと思ってましたけど、ついに一歩踏み出した事で次巻からの新展開が非常に楽しみです。
『シオエク』はなかなか読めなかったんですけど、読みだしたら止まりませんでした。13巻まではどんどん盛り上がるので、最初で読むのをやめてしまった人、まだ読んでいない人は是非読んでみてください。
BLのようなBLじゃないような『煙たい話』の魅力は語彙力不足で伝えきれないんですけど素晴らしいです。この良さを共有したいので、皆さん読んでください。
今月もたくさんの良い作品に出合えて楽しかったです。
2023年2月に読んだおすすめ漫画の感想はこちら
2023年4月の感想はこちらです
最後に、今まで読んだマンガの感想を、月別にまとめた記事を貼っておくので、よろしかったらご覧ください。